偏差値・知名度ではわからない 就職に強い大学・学部 (朝日新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022734402

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  • ≪目次≫
    はじめに
    第1章  就職氷河期と就職差別の構造
      なぜ、「就職できない大学生」が増えたのか?
      「誰でも大学生化」と「女子大生の増加」で採用が混乱
      採用市場の構造を見れば、学歴差別は必然
    第2章  実際、「大学」でどう差別されているのか?
      採用プロセスと学歴スクリーニング
      データで徹底比較!赤裸々すぎる就職率
    第3章  やっぱりある「学部別」の差別の真相
      数字に歴然と表れた「学部」の差別
      「新設学部は就職に不利」は本当か?
    第4章  見えにくい「女子」の就職差別を暴く
      人気企業は「総合職女性」の採用が少ない
      大学選びと同時に知っておきたい就職の現実
      女子の大学選びは、どうあるべきか
    第5章  大学の「就職率」は信じられるか?
      行政と大学で進む就職率操作の実態
      「就職率」を信じて志望を決めてはいけない
      大学から就職を取ったら何が残るのか
    第6章  東大秋入学ーそして「日本人差別」が始まる
      東大秋入学は、大学入試と新卒採用をどう変えるのか?
      「終わった産業」にしがみつく間に、脅かされる「明日の産業」
    おわりに

    ≪内容≫
    知っていたことではあるが、データを基にきちんと分析をしている。書いてあることは、事実として踏まえなければならない。
    しかし、ならば、と発想を変えていこう。書いてある通り、二流大学でも狙うべき企業群を示してくれているし、高校生なら、どのような視点で大学選びをすればいいか、明示されているのだから。

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著者プロフィール

雇用ジャーナリスト、経済産業研究所コア研究員、人材・経営誌『HRmics』編集長、ニッチモ代表取締役、リクルートキャリア社フェロー(特別研究員)。
1964年、東京生まれ、大手メーカーを経て、リクルート人材センター(リクルートエージェント→リクルートキャリアに社名変更)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて「Works」編集長に。2008年、人事コンサルティング会社「ニッチモ」を立ち上げる。『エンゼルバンク─ドラゴン桜外伝』(「モーニング」連載)の主人公、海老沢康生のモデル。
主な著書に、『「AIで仕事がなくなる」論のウソ』(イースト・プレス)、『雇用の常識「本当に見えるウソ」』(ちくま文庫)、『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと』(小学館文庫)、『仕事をしたつもり』(星海社新書)、『女子のキャリア』(ちくまプリマー新書)、『無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論』『経済ってこうなってるんだ教室』(ともにプレジデント社)など。

「2018年 『名著17冊の著者との往復書簡で読み解く 人事の成り立ち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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