- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022734785
作品紹介・あらすじ
最近の若者っていったい何を考えてるの?平成生まれの大卒が社会人になった。中高年の多くが「最近の若者」の気持ちがわからないという悩みを抱えている。若者に特有のプライドとは、コンプレックスとは、恋愛や人間関係とは…。40のキーワードを基に、中高年と若者の心理の違いを綴った若者論。
感想・レビュー・書評
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現代の若者を、
偏見ではなく実際の若者の声、データをもとに論じていて、勉強になるしおもしろい。
現代の若者を知ることは、
現代社会の問題を見つけることに繋がるなと思います。
心に響いたフレーズは写真に撮っておくのが私なのですが、これはいつもより多く撮ってしまいました。その数16枚ほど。
特に共感や関心を抱いたキーワード、話題は以下。
「遊び以外仕事」「嫉妬が生む成長」「環境配慮」「孤独嫌い」「友達付き合い」「カリスマの存在の消失」「貯金好き」「学術的な学び離れ」「貧困ビジネス」
20代の私は、本作でいう今の若者に共感するところもあれば、しないところもあり、自分の精神年齢を測る機会にもなったのが特によいところ。
東洋医学についてなど、
考えたことなかった!という話もあってタメになりました。
それにしてもこの本のレビューが結構批判的で驚きました。
私は結構満足度高いのに、これで満足なんて自分はまだまだだとと思いましたが、こういう本は結構決まって辛口コメントが多いので、評論漬けになった人々のあたりの強さは恐ろしい、自分はそうならないように柔軟に生きようと思います。
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一通り読んで、自分の中に残る内容が全く無かった。筆者が接している若者から、今の若者の考え方や傾向を記しているが、それ以外は特に何も無くただ記しているだけという感じ。
筆者の考えや感じたことが書かれているが、様々な若者のことを分析したという感じでもなく、主観での意見となり説得力もあまり無いように感じた。 -
(帯より)
貯金好き、SNS疲れ、マイブランド、ヘルシー志向、コスパ意識、クルマばなれ、情報ソース、ほどほどの自分
「最近の若者は・・・」がリアルに理解できる。
香山リカ、待望の若者論。 -
・「おじさん遅れてるな」と言われようと、「ネットの情報をそのまま鵜呑みにしないほうがいいよ」といった”かつての常識”を口にする役割をあえて引き受けて、若者を”SNS疲れ”から守ったほうが良いのでは
・「病気を治すこと」よりも「健康な状態をより長く続けること」に感心がシフトしている
・「仕事」以外は全部「遊び」→あそびでも「適度な緊張」を感じさせるべし
・知識や情報の共有化は進むが、年号や化学式を記憶しなくて良くなったのであれば、その時間をもっと創造的な発想や社会貢献活動に使うべきだ
・ある時期、強烈な個性や経歴の持ち主に自分を全面的に同化させてみるというのは、昔から若い人にとっては定番のアイデンティティ形成法のひとつ
・体系的な知と実践的な知のミックスが勉強や学問のあるべき姿
・仕事となると怖じ気づき、本気に取り組むことができないが、副業や課外活動となると全力投球できる→自分が評価されることをどこかで怖がっている
・相当くない未来に、延命治療の可否など命の問題についての意思(リヴィング・ウィル)を表明するカードを携帯する時代が確実にやってくる
→自分や家族がどういう最期を迎えたいか、などきちんと話し合っておきたいと考えているようだ
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つまらない本でしたねぇ…基本的に「決め付け」「憶測」が多いように感じましたねぇ…著者は大学教授でもあるため、リアルに"ゆとり世代"と接しているのでしょう…学生諸君らに対する愚痴というかね、そういうのを直接本人を前にして言えない分、この本によって言っているという…そんな印象を受けましたね!
思えば著者の本、他にも読んだことあったんですけれども、それも著者の憶測が目立っているような気がして…新書だのに著者の言い分に頷けなかったんですよねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
時たまテレビでもお見かけするくらい有名なのに肝心の本の内容が大分アレですね! もうこの程度の本しか出せないのなら著者は執筆業から身を引くべきだと思います! ←え?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー -
キーワードごとに見た中高年と若者の違い。
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読みやすい。
昭和の最後の方の生まれなので、「わかるわかる!」というところもあるし、「全然ピンと来ない。」というところもある。
・情報ソース
・本当に嫉妬しない人たち
・コピペ
・すぐ使える勉強
・絆ストレス
以上はいろいろ思うところがあった個所 -
文字通り、今時の若者について綴った一冊。
エッセイ形式なので、さらっと読めた。
大学教授という立場で、若者に接する機会が多いこともあり、内容は説得力があった。 -
大学でいつも若者と接しているからわかる
さいきんの事情をレポート
やっぱ若者がいきずらい世の中のようです