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- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022735010
作品紹介・あらすじ
C0233【社会科学/経済】米国が絡まない第三国間の通貨取引も、必ず「ドル」を介して行われる。2005年に故金正日総書記が企図したマネーロンダリングは、この「ドル決済」で表沙汰になった。世界経済を水面下で操る「基軸通貨としてのドル」の全貌を明かす。
感想・レビュー・書評
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内容がめちゃくちゃ薄い。ドルが強い理由もまぁ普通のことしか書かれてない。買って損した。
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本書でいう「ドルは強い」とは、あくまで基軸通貨として。ドル高や、引いては米国経済が強いというわけではない。むしろ、そちらが衰退しても、その地位は確固たるものだと指摘。
本書にあるように、基軸通貨の強さの源泉は「決済機能」にあり、全世界の「情報」や「機能」がドル決済を通して米国に集中する仕組みが形成されていて、この仕組みこそがアメリカの金融権力の源泉であり、外交力や国力を支えているのだそう。
口座凍結が北朝鮮への有効な手段となり得たように、米国には軍事力では解決できない問題への対処方法も持ち合わせている。この「基軸通貨国の外交力」と著者が呼ぶ米国特有のパワーがあるからこそ、世界の中心として君臨するんだろうと改めて認識させられた。 -
決済という金融にとって水や空気と同じようなインフラの根幹を抑えているからこそ米ドルは強い。その優位性は簡単には崩れない。
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