日本人と宇宙 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.33
  • (0)
  • (3)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 58
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022735041

作品紹介・あらすじ

【自然科学/天文】三日月・十六夜・寝待月……満ち欠けする月の形に、これほど呼び名を付けた民族は他にない。近年では「はやぶさ」の成功も記憶に新しい。そんな日本人と宇宙の関係、そして現代の天文学者たちが切り拓く、新しい宇宙像を楽しく解説する一冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最先端の宇宙科学について、日本人と絡めながら説明した一冊。

    当然ながら知ってる話が多いものの、日本人の古代史などの視点からという切り口が新鮮だった。

  • ACIDMAN大木さんの扱いが、フェスでいうところの大トリだった!

  • 今や世界をリードする存在にまでなっている日本がいかに宇宙科学を発展させてきたかがよく分かる1冊。大和時代ぐらいから占星術や和歌に詠ってきた日本人の宇宙に対する思いを感じて、現代を生きる我々はどこかそんな宇宙に馳せる思いが薄れてきているなと逆に思わされました。

  • 古今東西“宇宙”と名の付くものに精通した内容と語り口に引き込まれる.拝読していても,好きなんだな~,としみじみと感じさせる.サイエンスジャーナリズムとはかくあるべし.

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1953年,北海道札幌市生まれ、1976年,京都大学理学部卒業。英・ウェールズ大学カーディフ校博士課程修了,PhD),マックス・ブランク天体物理学研究所、米・ワシントン大学研究員などを経て、弘前大学助教授、同教授。東北大学大学院理学研究所教授、2016年から京都産業大学教授、東北大学名誉教授。
専攻:一般相対性理論・宇宙論。 
主な著書『宇宙物理学』(朝倉書店)、『シリーズ現代の天文学3宇宙論Ⅱ』(共著、日本評論社)、『ブラックホールに近づいたらどうなるか?』(さくら舎)など多数。翻訳『シュッツ相対論入門』(共訳、丸善出版)など

「2017年 『宇宙を見た人たち 現代天文学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

二間瀬敏史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×