迷ったら、二つとも買え! シマジ流 無駄遣いのススメ (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.45
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本棚登録 : 155
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022735096

作品紹介・あらすじ

【文学/随筆】シングルモルト、葉巻、万年筆……。趣味・道楽に使ったお金は「ン千万円!?  柴田錬三郎や今東光の薫陶を受けた元「週刊プレイボーイ」名物編集長が語る、体験的「浪費」論。無駄遣いこそがセンスを磨き、教養を高め、友情を育むのだ!

感想・レビュー・書評

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  • 身の丈にあった無駄遣いをしてセンスを磨け!株式投資等は知識の蓄積にはなるが教養を身に着ける事にはならない。人生は冥途までの暇つぶしなのだから、素敵な暇つぶしをすべきである。201412

  • 島地本は即買い。

    断捨離、節約、貯蓄、とは正反対を勧める素晴らしい内容。

    タイトル以上に内容は大胆。
    とにかく、気に行ったものを買え。欲しいなら借金してでも
    (もちろん分相応の上限で)買うべし、と気持ちよくアドバイス。

    島地さんの行動は、不動産投資とギャンブルはしない、
    頑張って働く、そして働いた分は欲しいもの、美味しいものに
    使う、ということ。
    本や人への投資(会って食事など)には、絶対に金を使うべき、
    欲しいものや金が必要なら、アルバイトだってすればいいなど
    男心の分かるアドバイスに気持ちも落ち着くので、高評価。
    個人的には、服には投資できないけど、人と酒と本には
    頑張って投資していると思っています。

  • 【由来】
    ・図書館の新書アラート

    【期待したもの】


    【要約】


    【ノート】

  • 上京した折に是非とも行ってみたいお店が著者がプロデュースする伊勢丹の「サロン・ド・シマジ」。バーも併設し、シングルモルトを飲りながら服や雑貨を選べるという、メンズの超高級セレクトブティック。ずらりと並ぶ超一流品。おいそれと買える品ではない。ゆえに眼福求めて行くのが精々。翻って、年を重ねても装う気持ちを持ち続けられるのは、色気がある証拠。著者は元週刊プレイボーイの名物編集長。「お金と鼻くそは貯め込むなかれ。人生そのものがギャンブルだ。まず本を読め。貯金は免疫力を低下させる。人生は運と縁とセンスだ」と喝破。センス。厄介な言葉。定義がしずらく、得体が知れず、掴みどころのない言葉。センスを磨くには、お金の使い方を体得するしかない。そのことをこの本は伝授してくれる。ただ先立つ物の入手については、黙して語らず。当然か。とにもかくにも「浪費はステキ」を饒舌に語る、モノ語り本。

  • 欲しい物は我慢せずに買ってしまおう。無駄遣いは美的感覚や文化的素養、人脈、仕事の質などが高まりいいことづくめだ、という主張。細かいこと言うと、目次では無駄遣いと書かれているが、自分を高める効果を期待しているので、気になることをお金を理由に諦めるのはやめようというところか。

    自分はお金を使うことが苦手なので、大胆にお金を使う筆者の話を面白く読めたし、憧れる部分もあった。確かに値段にとらわれず欲しいと思うものだけを選んでいけば、豊かな生活をおくれそうだし選球眼も上がりそうだ。夢のある内容で楽しく読めた。貯めてばかりじゃなくて使わないと意味ないよな。

    エピソードで気になった部分は、筆者が丁寧に肌ケアをしていること。美容にもこだわりがあるんだな、アンチエイジング気をつけよう。あとは好奇心を呼び起こす方法としておいしい食事を推奨していること。最近は意識的に外食するようにしているが、確かに色々発見がある。「1人でいることを愉しめない人は、2人でいても愉しめない。」って文もよかった。

    強いてつっこむとすれば、価格を気にせずに何でも購入することは現実的ではないところか。豊かな生活であっても、財務基盤が脆弱であればそもそも成立しない。文中に上がっている文豪もパトロンに金を無心したと伺えるところがある。自分の身の丈を踏まえた積極的な消費と目的をもった貯蓄を心がけたい。

  • 浪費は大罪ではない。大罪は無知と退屈。
    お金を使うといい顔になる。欲望を思い切り満足させているから。
    ワリカンは嫌い。おごるべし。

  • 会社のお金を使えないということは
    会社に利益をもたらすお金の使い方を知らない。

  • いい物、美しい物を身につけなければいけない。そのためには眼を肥やすこと!
    とても共感できました。

    万年筆には元来興味ありませんでしたが、この本を読んで無性に欲しくなり、今眼を肥やしているところ(笑)

    14-01-11/4

  • まずは、迷ったら2つ買える余裕のある懐が必要だ。。。

    著者の本に対する考え方は面白い。
    図書館で本を借りて読むのと、身銭を切って読むのとでは、全く身の入り方が違う。確かに言えてる。
    私は物が増えるのを嫌い、本を買う時は厳選しているのだが、
    本は、自分で所有していたほうが確かに良い。
    いつでも読める本があるのは良い事だし、自分の趣味嗜好がよくわかる。
    身銭を切って買った本は、一字一句大切に読むものだ。
    私の飛ばし読みの癖は図書館に行きだしてから、ますます酷い物になった。

    私は気前のよい男が大変好きである。
    ケチな男は大嫌い。
    著者の『借したお金はあげたと思え』さっぱりしていて、とても好きだ。

  • タイトルと「人生の肥やしとなる無駄遣いは、自ら進んでするべきだ」の心意気には同意するものの、中身にはどうしても首を傾げてしまう。金額とは、所詮人間が当てはめた定規から算出されたものであり、その枠内にかぎれば、確かに相応の価値や深みがあるとは思う。一方では、それが所詮限度だとも思う。極端な話、雑草や石ころを見て感動を覚えるくらいの、算定できないモノの価値をいかに感じ取れるかが、人間の懐の深さや器の大きさと言える気がするのだが、どうなんだろうか。

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著者プロフィール

1941年東京生まれ。エッセイスト。「週刊プレイボーイ」「PLAYBOY日本版」の編集長として、数々のヒット企画、連載を手掛けた。主な著書に『お洒落極道』(小学館)、『えこひいきされる技術』『甘い生活』『神々にえこひいきされた男たち』(講談社)、『バーカウンターは人生の勉強机である』(CCCメディアハウス)など。現在、「MEN’S Precious」「Pen」などで雑誌連載を持ち、「現代ビジネス」(講談社)ほかのWebマガジンでも執筆中。伊勢丹新宿店メンズ館でシガーバーを併設したセレクトショップ「サロン・ド・シマジ」のプロデューサー・バーマンでもある。

「2018年 『知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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