天職 (朝日新書)

  • 朝日新聞出版
3.24
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本棚登録 : 437
レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022735102

感想・レビュー・書評

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  • これ、どんなこと書いてあったか詳しくは忘れちゃったんだけど…仕事に対して二人の考え方、やり取りが面白くてとてもいい本だった。
    また読みたい。

  • おもしろかった。タイトルに引きずられて、図書館で予約してたんだけど、あんまり期待していなかった分、色々考える種を与えてくれた気がする。

  • キャリア開発のセオリーにPlanned Happenstance Theoryと呼ばれるものがある。
    個人のキャリア形成は、明確な目標に対して一直線だったり、計画通りであったりすることは少なくて、8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その「偶然」を計画的に設計し(=つまりいつチャンスが来るかわからないけど、来た時の準備を常にしておく)、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方である。そうした「計画された偶然」を自らのものにするには、好奇心[Curiosity]、持続性[Persistence]、柔軟性[Flexibility]、楽観性[Optimism]、冒険心[Risk Taking]の5つの行動特性が重要とされる。

    当代きっての放送作家、というより時代の空気そのものを創り出しているクリエイターの二人の対談に出てくる言葉の数々にこの「計画された偶然」が出現する。
    冒頭で「運の種」は「好奇心」と言い切っているし、「成功は、98%は運で、あとは1%の汗と1%の才能」であり、また曰く、「目の前に高いハードルをどんどん与えられて、超えていかなきゃいけない、そうやって仕事を続けてきた」のである。

    おそらくこうした行動特性のもとに「天職」は誰の前にも現れるのだ。
    この二人は良きお手本である。

    僕もあやかりに、鈴木氏がやってる中目黒のちゃんこ屋に鍋を食べにいってみよう(^.^)

  • ・好奇心
    ・逆境すら、おもしろがる。
    ・1億円の借金があった鈴木おさむ。
    ・他人を楽しむ。

    車上狙いにあったとき、ショックだったけど、
    あぁ本当に車上狙いっているんだとどこか感心する。
    妻の大島美幸さんが流産したときに、ショックだけど、
    この体験を記事にする!と言ってくれたとき嬉しかった。
    人生ネタ作りの精神を、鈴木おさむからも感じた。

    ・「やろうと思った」と「やる」の間にある深い川

  • 学生のインターンのおさむとfumikiの企画道場を少し思い出した一冊。一気に読み終わり、参考になりました。

    著書:天職
    著者:秋元康、鈴木おさむ

    •一歩先をいく発想は、いかにして生まれるのか?
    →「やる」か「やらない」か。その間には深い川がある。仕事にならないことをやり、汗をかく。
    「好奇心」で動き続ければ、運は自然についてくる。

    ⚫98%は「運」で決まる

    •成功は、98%は運で、あとは1%の汗と1%の才能

    •チャンスのかたちはわからない。
    →辺見まりの写真集の例

    •目の前の小さな運をたどっていくと、夢のほうにいく場合がある
    →でもみんな、そのときの運の流れ、空気の流れよりも、先に決めたスケジュール通りに生きようとしちゃう

    ⚫「好奇心」を育てる

    •運を手にするためのたった一つの方法
    →「運の種」は「好奇心」

    •予定調和を壊していけ
    →そこでどんなハプニングが起きるかを想定して、そこに起きたらおもしろいなと思うことをどれだく考えられるか。

    ⚫スピードこそが時代を制する

    •決定権を持つ人が理解して許容するかどうかっていうのは、成功の秘訣
    →アメーバCMの例

    ⚫「太陽」になれば企画は通る

    •テレ朝のお願い!ランキング
    →予算なく、逆に自由に。
    美食アカデミーの例。ほこ✖たての例。

    •プレゼンでは、こちら側が太陽のようになって、向こうが脱ぎたくなるのを待つ
    →自分の意見が通りやすくなるのは、責任感が大きくなること

    ⚫おもしろがれるかがすべてだ

    •「もしも仕事で関わっていなかったとしても、自分でお金を出してまで観るか」っていうのが、最も重要なポイント

    ⚫苦しみや悲しみを「ステキ」に変える

    •人に話したくなるようなことを毎日探してるだけ

    •クリエイティブであるっていうのは、そういう客観性を持つこと
    →不幸話をネタに。

    ⚫会議ではしゃべり惜しみをしない

    •どんなものでも「僕だったらこうやりな」って考えちゃう
    →最初から完璧におもしろく出来上がったものなんて望んでない


    ⚫「汗」をかくしかない

    •目の前に高いハードルをどんどん与えられて、超えていかなきゃいけない、そうやって仕事を続けてきた

    •よくない仕事はボディブローのようにきいてくる

    ⚫「才能」は誰にでもある

    •やりたい、なりたいと言ってるうちはダメ
    →昨日の意見は今日変えてもいい
    →どうしたらなれるって人に聞いてるやつはダメでそこで思いつくやつが放送作家

    ⚫仕事は自分の「七人の侍」と出会う旅

    •設計図を勝手に書き換えるやつを求めている

    →自分の引いた設計図にこだわると、100%以下でしかない

    →「自分と違う才能」と出会う冒険の旅。仲間探しをしている感覚。

    ⚫夢はかなう?は本当か。

    •夢は絶対に叶う。まさに、夢のレベルによる。

    →自分の夢のレベルを見極められることも、才能であり、天職につながる道

    ⚫自分を信じる「イタさ」を持つ

    •情報収集は当たり前で、夢を叶える最初の一歩は、「イタさ」
    →TGCを最初に作った大浜史太郎の話

  • 放送作家の秋元康さんと鈴木おさむさんの対談本。

    お二人とも言わずと知れた売れっ子作家ですが、二人の仕事に対するアプローチは、秋元さんは巡り合わせを重視するタイプだし。おさむさんは自分から発信するタイプ。しかし、二人とも出会いを大切にすると言うのは共通点です。

    AKB48はアンチも多いので秋元さんへの風当たりも強いかもしれませんが、彼の金儲けというよりも自分の趣味の様なものだからこそ、色々な意味でタブーに挑む事ができたのかなと思いました。

    「やる」か「やらない」か。その間には深い川がある。と言うのも、頷けますが、「人に会うって、自分の計算外のことが起きることなんですよね」の言葉がすっきり心に残りました。本を読むだけでなく無性に人に会いたくなりました。

  • 僕は基本的にじっくり読むタイプなので、購入した日に読み切るのはとても珍しいのですが、時間を置きたくないぐらい本に魅了されました。

    この本を読んで、自らの成長日記に書き込んだ言葉が8つあります。

    1、「今が楽しいと思えるか?」を大事にする
    2、やりたい(と思った)仕事は格好つけずに口に出す
    3、自分の人生に起きたことは「ステキなこと」に変えていく
    4、自分がやりたかったものと、がっつり正面から向き合う
    5、自ら汗をかくしかない
    6、自分が今誰に嫉妬しているのかをはっきりさせる
    7、一流の人は自分に飽きない
    8、運を呼ぶためにはどれだけ外に出るか、たくさんの人に会うか

    その他には、放送作家を仕事にされている分、メタファーの使い方が非常にうまいのが印象的です。その中でも秀逸に感じたのは「北風と太陽」です。

    がんばって、北風をびゅうびゅう吹かせても、旅人はコートを脱がない。だから、プレゼンでは、こちら側が太陽のようになって、向こうが脱ぎたくなるのを待つ。

著者プロフィール

5月2日、おうし座生まれのO型。作詞家、放送作家、プロデューサー、漫画原作者など多方面で活躍。

「2015年 『あずきちゃん なかよし60周年記念版(5)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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