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- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022735232
作品紹介・あらすじ
【芸術/スポーツ】勝利至上主義が生む体罰、いじめ、そしてマシン化する子供達・・・。「健全な魂」も「フェアプレー」も幻想なのか? スポーツ界にはびこる病理を主に少年スポーツの現場から読み解く。そのスポーツ、子供のためになってますか?
感想・レビュー・書評
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スポーツの場における「理不尽」をこれでもかと書き連ねているものの、解決策はクラブ化のみでは、スポ少でも勝利至上主義になっていたり、スパルタ指導しかできないコーチが牛耳っていたりする現実を変えるヒントがまるでありません。
自分はちゃんとやっている、だけで本を書いていいものではないと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
保護者が求めるから良い訳ではなく、真に子供の為という目線で指導していくのが肝要。
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学校の運動部で体罰がなぜ生じるのか、なぜなくならないのかを探る。
指導者、生徒、保護者、学校、マスコミと心理的側面を中心に、科学的でない指導が行われるメカニズムを解説。勝利至上主義がすべてを覆い隠しているのだろう。また勝利を利用している学校や、マスコミの姿勢などは現在の状況をよく捉えている。残念ながら「ではどうすればいいのか」までは語られていない。
教育の理念を損なわず、競技力の向上を図ることは不可能であること、つまり教育には限界があるってことを、社会はまだ認めていないってことかな。
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