男と女は、ぼちぼち (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 32
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022735294

感想・レビュー・書評

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  • ほんまもんの天才やなあ。ちょっとおらんなあ。

  • 対談と講座の内容が収録されている。
    五月雨メモ的感想として、大阪弁とそれを用いる人々への親愛の情、いにしえの日本人の恋愛感を取り戻したいという気概、そして著者とカモカのおっちゃんのなんと素晴らしいコンビ(と言ってはナンですが)だったことか。お聖さん言うところの"やさしみ"がとても印象に残る。

  • お聖さんの対談相手が、時実新子、永六輔、伊集院静、山田太一、川上弘美、小島ゆかり、沢木耕太郎、という超大好きな人ばかりの奇跡の対談集だわ。(私にとって)
    ”言い寄る” ”私的生活” ”苺をつぶしながら”の三部作はお聖子さんの核みたいな小説で、男の気持ちを一生懸命書いたとあった。(剛ちゃんの)また是非再読してみよう。
    人は、男も、女も、年寄りも可愛げが大事。
    笑わせたり、心をやわらげたり、相手に届く言葉を多く持っているか。
    人生に行き詰まった時”まぁそんなこともあるな”と笑えるかどうか。
    人生を受け入れる柔軟性とでもいおうか。
    かもかのおっっちゃんと出会えたことを大ヒット!
    巡り合って一緒になったということが、人生の成功だなってつくづく思うって。
    なんて幸せものなのだろう。おっちゃんも然り。
    まさのお聖さんが、相当可愛げのある人ゆえの今日の人生なのであろう。
    ご高齢になってきてると思うけど、いつまでもいつまでも同じ時代を生きていてほしい。

  • 肩肘はった「標準語」を話す関東もんからすると、大阪弁に代表される関西弁は、ふっと肩の力が抜ける心地よさがある。田辺氏は、300年商都で鍛えられたユーモアがあるからという。
    第1部は、大阪弁と標準語の応酬による対談集。
    第2部は、講座ということだが、どこかでの講演の収録だろうか。こちらも大阪弁で記されたら、より面白かったかも、かもかのおっちゃん。

  • 川上弘美さんとの対談に心を射られて、購入。
    田辺氏や川上氏の言葉を聞いていると、女って元来強いんだよなと再認。強い女こそが、夫を立てて持ち上げて、かつ幸せな恋愛とか結婚とか家庭生活をして、ロマンチックでもののあはれ的な人生を送るのだろうな。
    田辺氏ご自身もおっしゃってたけど、田辺氏の言葉を心に留めておけば、たしかに恋愛上手になれそう。夫とでさえ、楽しく幸せに過ごせそう。

    後半の、田辺聖子さんの講座が秀逸すぎる。1970年代の講座というのが驚き。内容が全然古くない。
    恋愛文学史も大阪弁考もよかったけど、「やさしみ」「もののあはれ」「教養」を同義としてるところは特に響いた。

    夜の公園、また読みたくなたなー

  • 男と女の理想的な在り方とは。

    男も女も恋愛に大切なのは、相手を思いやる気持ちも大切ですが、それ以上に愛嬌やユーモアの気持ちが必要だと言います。恋愛に限らず、商売でも大切な要素。

    インターネットなどの登場で、即席な人間関係ばかりですが、ゆっくりと相手に向き合い、深い人間関係を作りたいと思いました。

    富や名誉以上に、人との繋がりが一番の幸せ。

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著者プロフィール

1928年、大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校卒業。64年『感傷旅行』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる……』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞。『むかし・あけぼの』『ジョゼと虎と魚たち』『田辺聖子の小倉百人一首』など著作多数。

「2017年 『私の大阪八景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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