復活! 自民党の謎 なぜ「一強」政治が生まれたのか (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022735478

作品紹介・あらすじ

【社会科学/政治】自民党は2009年に野党に転落したが、わずか3年余で政権を奪還し「一強」体制を作り上げた。安倍首相が自力復活できた理由は何か、自民党はどこへ向かうのか。永田町を知り尽くした政治ジャーナリストが独自情報をもとに復活の真相に迫る!

感想・レビュー・書評

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  • さて、我々は何をなすべきでしょうか。

  • <内容>
    自民党が民主党の惨敗を受けて、一強多弱に陥った今国会。なぜこのような現状に陥ったのか、そして安倍晋三はなぜ二回も首相を務める事ができたのか分析。

    <感想>
    筆者は自民党が勝利を収めたのは、民意の支持ではなく「民主党を惨敗させる」という民意によって地滑りが起きたからだという。確かにその通りだと思う。
    安倍が強硬姿勢で「戦後レジーム」の脱却と謳うが、彼の仮想的である教場主義的左派は既に消滅し多くが現実的な議員である。彼は一体何と闘っているのだろう。

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著者プロフィール

塩田 潮(シオタ ウシオ)
作家、政治評論家
ノンフィクション作家・評論家。1946年生まれ。高知県吾川郡いの町出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経て、1983年、著書『霞が関が震えた日』刊行でデビュー。同年、同作で第5回講談社ノンフィクション賞受賞。著書に『霞が関が震えた日』(講談社文庫)、『東京は燃えたか』(朝日文庫)、『大いなる影法師』(文藝春秋)、『一〇〇〇日の譲歩』(新潮社)、『昭和の教祖 安岡正篤』(文藝春秋)、『日本国憲法をつくった男 宰相幣原喜重郎』(朝日文庫)、『金融崩壊』(日本経済新聞社)、『郵政最終戦争』(東洋経済新報社)、『田中角栄失脚』(朝日文庫)、『新版 民主党の研究』(平凡社新書)、『憲法政戦』(日本経済新聞出版社)、『熱い夜明け でもくらしい事始め』(講談社)、『内閣総理大臣の日本経済』(日本経済新聞出版社)、『密談の戦後史』(角川選書)、『内閣総理大臣の沖縄問題』『解剖 日本維新の会』(ともに平凡社新書)など多数。

「2022年 『大阪政治攻防50年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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