- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022735720
作品紹介・あらすじ
【社会科学/社会科学総記】古代信仰から美術、フェミニズム、実践魔女宗、ゴスロリ、ココ・シャネルからレディー・ガガ、きゃりーぱみゅぱみゅ、魔法少女アニメまでを一気通貫する、新たな「魔女」の発見。過去・未来に可視化された「蠱惑し、闘い、変容する女性史」を一冊に。
感想・レビュー・書評
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宗教
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フェミニズムの変遷の本。
魅力的な女性をすべて魔女扱い。 -
「なんだかこの頃〈魔女〉のイメージが氾濫しているようだ」
氾濫させてるのはこの人だ第2章までならまだしも、3章4章は魔女っていった者勝ちになってる
4章はただの感想 -
帯文:”蠱惑し、闘い、変容する女性史” ”「魔女狩り」から「魔法少女」「きゃりーぱみゅぱみゅ」まで” ”伝説から歴史へ、明かされる「魔女」の真実”
目次:プロローグ 新しき魔女の時代、第一章 世紀末―魔女の図像学の集成、第二章 新しき魔女運動、第三章 ゴス―現代の魔女カルチャー、第四章 新魔女一〇〇シーン、エピローグ 魔女カルチャー・シンドローム -
魔女の世界史 女神信仰からアニメまで 海野弘
中世の魔女狩りや異端審問の話かと読んでみれば全然違って、近現代における魔女的な女性イメージの文化史といったところ。「ファム・ファタル」や「ベル・ダーム・サン・メルシ」といった図像群からゴスロリなどのサブカルチャーにいたるまで、様々な作品や文化的事象を縦横に引用しつつ、それらを「魔女」というキーワードでまとめあげる。
試み自体はおもしろいけど、魔女的な女性イメージが広がりすぎて相互の関連性が希薄で、「魔女」というワードの示すところが魅惑的な女性・対抗文化としての女性という程度の極めてざっくりしたイメージの比喩でしかなくなってしまっている。あれもこれもと取り込んだ結果、魔女的なものというイメージがうすぼんやりになってる。
こうやっていろいろ繋ぎ合わせて拡散させるのは楽しいだろうけど、ちゃんとした議論するならそれだけじゃダメで、集めてきたものを集約し理論化し彫琢するプロセスが必要だと思う。
あ、でも最後の新魔女関連の文献リストはなにかに使えそう。
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スチュワーデス→キャビンアテンダント
保母→保育士
助産婦→助産士
魔女→魔法使い?