- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022735973
作品紹介・あらすじ
【歴史地理/日本歴史】意外に知られていないのが、天皇の名前の由来。名前には漢風諡号、和風諡号、追号があり、なぜその名前が選ばれたのかは時代によっても大きく異なる。神武から江戸最後の孝明まで、名前の由来を一気に探ることで、新たな日本史が見えてくる。
感想・レビュー・書評
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遠山美都男先生にしては切り口が変化球
令和の時代、今上天皇も替わったときぐらいは天皇に目を向けてみる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「世界史の10人」で書名を知ったが、予想に反して歴代(神武~孝明)天皇の父母、皇后、御名と簡単な事績、そして「なぜその名(諡号・追号)に決まったのか?」が並べられた列伝風のものだった。よって、普通の意味での「本文」は存在しない。
だが必要十分な内容なコンパクトにまとまっており、それと知って求める人には有意な本である。天皇家の栄枯盛衰が興味深かった。
2018/9/2~9/5読了 -
神武から孝明天野までの歴代の天皇の鎰号、追号の由来を追いながらその時の情勢を解説する異色の新書。
基本的には天皇には名前がなく、場所などで呼ばれる通称はある場合もあるが、多くは御門、禁裏などと呼ばれ、死後xx天皇となる。 -
欠史八代まで読んで挫折。早っ。
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歴代天皇の短評集。類書は多いと思うが、名前に着目したのがよい。諡号と追号の違いは知っていたものの、諡号だと思っていたものが実は追号だったりと、勉強になった。