福島原発、裁かれないでいいのか (朝日新書)

  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 25
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736000

作品紹介・あらすじ

【社会科学/社会】3.11の原発事故は、事故調査委員会で「明らかに人災」とされた。だが東京地検は「不確かな危険まで想定すべき義務はない」と不起訴処分にする。このまま終わらせていいのか。京都地検の元検事正と、刑法学会の重鎮が、原発事故の矛盾と法治国家の将来を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 543.49||Fu

  • フクシマの原発事故が裁判でなぜ裁かれないのかが良く分かった。

  • 明らかな人災であるのに、なぜいまだに福島原発の事故は誰も罪に問われないのか。なぜ事故は起こったのか。法的にはどう裁かれるのか。なぜその法律で裁けないのか。……そんな素朴な疑問を社会に対して問いかけた書。確かに疑問である。2001年の明石の花火大会の歩道橋事故もまたしかり。2005年、106名も死亡したJR西日本・福知山線の脱線事故もまたしかり。誰一人として罪に問われることなくすべての人が無罪となっている。「一般的な注意義務を怠ったとは言えない」という裁判所の解釈は、はたして何を基準にして導き出されているのか。こうした判例は、人権尊重を基調とする国民主権の法治国家として、はたしてふさわしいと言えるのか、と疑問を投げかける怒りの書である。

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