女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 200
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736376

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】女子大生が風俗業界に大量流入している。そこから見えるいまの大学生の意識、広がる貧困──経済事情がままならないなか、「充実した学生生活を送りたい学生」ほど、体を売って学費を稼いでいる衝撃的な現状をリポート。著者の新境地。

感想・レビュー・書評

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  • うーん、奨学金を利用している大学生の数は半数にも及ぶとか、大学費用が高騰してるとか、これらの客観的な事実と、風俗嬢に女子大生が増えてるってサンプル数も少ない曖昧な事がごっちゃになってると思った。まあ新書なり内容かな。好奇心は刺激された。一番面白かったのは大学院の学費稼ぐのに二丁目で売り専やってるノンケの男の子の話で、本のタイトルの女子ですらない。

  • 奨学金なんとかせんと

  • Audibleでオーディオブックとして聞いた。風俗産業ではたらく若い女性への丹念な取材から浮かび上がった実態、風俗を選んだ理由のルポ。やはり多いのはお金を稼ぐ必要に迫られてのことだが、日本学生支援機構の奨学金返済に苦しむ大学生がいかに多いかということに驚かされた。時給1,000円前後のアルバイトだと多大な時間を吸い取られ肝心の勉学に励む時間が残らない、苦慮した末に出した結論が風俗だった、という仕方なく一時的にはたらく女性が多かった。その他、成人の女性や男子学生、単純に風俗産業に興味があったという女子大生や、家族に満たされなかった自己承認欲求を癒やすために風俗ではたらく人なんかも登場する。
    現在、風俗は応募者が非常に多く、身だしなみが悪いと面接にパスできないというのがこの本でいちばんの驚きだった。

  • 東2法経図・6F指定 367.9A/N37j/Ishii

  • 風俗に勤める事でで漸く学費が賄える異常国家。身ぐるみ剥ぐような奨学金制度もどうかと思う。
    学歴による賃金差を無くすとか採用条件に差を無くすとかしないとパパ活やら交際クラブやら形を変えて永遠に続くような気がする。

  • 健康保険に更に介護保険、年金から源泉徴収の制度、高齢者に厳しい社会です。一方で、親世代の収入の低下と学費の高騰で、今の大学生にはお金がないと。バイト漬け、奨学金という絶望の借金、風俗の選択(女子だけでなく男子も)とか・・・。バイトで月5万、デリヘルで25万、高級ソープで90万円・・・、資格を取りたい、留学したい、公務員になりたい、将来を見据える学生ほど風俗を選択しているとか・・・。(本当に本当か!)日本、大丈夫かっ!更に風俗産業も深刻なデフレ、風俗までやって貧乏な時代、生活保護程度しか稼げないとか・・・。

  • 「風俗をやって本当によかった」彼女たちが異口同音に語る理由。大学がレジャーランドだったのは遠い昔。親は貧困に転落し、ブラックバイトも増加。人生に重い足かせをはめる奨学金の存在…。資格をとりたい、留学したいといった「向上心ある学生」ほど、身体を売らざるをえない現状をリポート。(男子学生もね・・・)

    もう、本当にこれが日本の現状なのか?と目を覆いたくなるような悲惨さ、切実さ・・・格差ありすぎ。

    そして今や、風俗もAV女優もスペックが高くなければ断られちゃうとか・・・。

    奨学金という名の借金のために、時給の安いバイトの掛け持ち、ブラックバイトによる搾取に甘んじなければならない学生の脱出の道が険し過ぎて、想像を絶する。

    なんつーか・・・ホントにメチャクチャ。壊れちゃってるよね、日本・・・って感じ。

    現実見ると生きていけなくなっちゃうから、心を無にして、もしくは現実逃避の夢を見つつ、日々をこなしている。

    スペックが高くって風俗で稼げて、生活にも余裕ができて、学業にも専念できるようになってよかったね、って思えちゃうところがコワイ。

    お金持ちの愛人希望とか、ありだよねってなるわなそりゃ・・・。

    日本の未来が真面目に心配になること請け合いです。
    真面目に、読んだ方がいい1冊だと思います。

  • 奨学金 という名の借金。
    僕が学生だった頃と様相は全く異なる。。
    認識を改めなくては。。

    この先どうなってしまうのだろう??
    第4章 なぜ彼女たちは騙されるのか は、僕の知らない世界。
    彼女たちはほんの氷山の一角だろう。衝撃的だった。

  • 日本の貧困問題

  • これは、題名からすると、なんかあざといなという風に思うかもしれません。でも、実はすごくちゃんと取材をして書かれた良作です。以前このメルマガでも紹介した、『ルポ中年童貞』の中村淳彦さんの本ですね。ぼくがこのメルマガで取り上げたことがきっかけで、週刊文春の記者から声がかかりまして、中年童貞をテーマに対談をしたんですよ。その時中村さんに「今取材しているのがすごいんで、本ができたら送ります」と言われたのがこれです。

    (石田衣良公式メルマガ「ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』」11号より一部抜粋)

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