女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル (新書537)
- 朝日新聞出版 (2015年10月13日発売)
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感想 : 43件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022736376
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学評論随筆その他】女子大生が風俗業界に大量流入している。そこから見えるいまの大学生の意識、広がる貧困──経済事情がままならないなか、「充実した学生生活を送りたい学生」ほど、体を売って学費を稼いでいる衝撃的な現状をリポート。著者の新境地。
みんなの感想まとめ
大学生が風俗業界に流入する現状を鋭く描写した作品で、経済的な理由や奨学金の返済に苦しむ若者たちの実態が浮かび上がります。著者は、風俗で働く女性たちへの丹念な取材を通じて、彼女たちが選択した背景やその思...
感想・レビュー・書評
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大学の奨学金の制度に対する鋭い非難をベースに、著者がヒアリングしたという風俗で働く人や専門家の話を踏まえて、周囲の経済的問題や人間関係に巻き込まれて風俗で働く人の実情を記載している本。もっとも、イメージするような風俗堕ちのような人だけではなく、自ら費用対効果を踏まえて積極的に風俗嬢やAV女優になることを選択する人もいることを強調していた。
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最初に言いたいのは、全くエロくないです。かなり切実な現代社会の問題を取り上げています。
最初は少しエロさも期待しましたが、読み進めていくうちに、風俗嬢になった経緯や、考え方が露わになっていき、切実な問題だと感じました。途中から大学生の縛りに対してネタが尽きたのか、人妻や、フリーターの子にインタビューしているので、その辺のブレてる感があったのが残念でした。 -
ふむ
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wowwowドラマの東京貧困女子を見て作者が気になり読んだ本。沖縄の風俗事情にも触れられていて、以前読んだ『裸足で逃げる』や『沖縄アンダーグラウンド』にも繋がる話だった。2015年出版の本だから、コロナ前だと考えると日本は今もっと状況は悪くなっているはずなので中京大学教授の日本はもう壊れてますよ、という言葉が辛い。
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女子大生が風俗業界に大量流入している。そこから見えるいまの若者の底知れない貧困とは。資格を取りたい、留学したいといった「向上心ある学生」ほど、身体を売って学費を稼いでいる衝撃的な現状をリポートする。【「TRC MARC」の商品解説】
関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40238841 -
Amazon Audibleにて拝聴。
風俗嬢として働く若者へのインタビューを通じ、彼女らがなぜ風俗嬢として働き、そのような生活から抜け出すことができないかが紹介されている。
そしてその根源にあるのは、現代日本における若者の貧困で、それらが解決しない限り彼女らのような若者は増え続けてしまう、と主張している。
読了後の感想として、多くのインタビューを通じて紹介された若者の悲痛な声や苦しい生活状況は、その実情を知らない日本人にとっては十分価値のある情報である。
特に沖縄の貧困状況は申告で、母子家庭が他の地域と比べても特に多く風俗嬢になったからといって生活資金を十分得られるわけではない。
一方で、作中で筆者が奨学金のことを、「有利子のビジネス」などと酷評したり、若者の貧困状況を過度に強調している節があり、あくまで筆者の意見には強いバイアスがある点には注意したい。 -
同著者の「パパ活女子」が面白かったので、こちらも拝読した。内容は現代女子大生(一部男子も)の経済面での問題について描かれている。デフレ化で成人になった女子大生はデフレ前に活躍した40代以上の男性からの要求にお金という対価をもらうことで奉仕している現実が描かれている。経済の一部ミクロな部分を描いたドキュメンタリー。
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『女子大生風俗嬢 性とコロナ貧困の告白』を読みたかったが図書館になかったので昔のこちらを読んだ。おそらく内容はさほど変わらないと思う。風俗だけでなく学生の多くが務めるサービス業がコロナで休業または人材削減でバイトすることも体を売ることもできなくなった事が書かれているのだろう。
さて、うちの息子二人も当然の奨学金で大学に通っている。収入が学費を捻出することができないからに尽きる。倒産や事業縮小する昨今、まともに高収入を出せる企業など一握りである。可哀そうだが借金背負いながらも無事卒業、就職してほしいと願う。
日本は終わっている。誰もがそう思っているし、実際そうだ。結婚して子供を作ることはそれは不幸を背負わせるに他ならない。先に読んでいた『三体』でも将来に悲観して子供を作らない話が合ったけど、日本の将来には未来がない。確実に、だ。さっさと語学教育して国外脱出するのが一番の正解だと思う。これまた先に読んだ『公転しながら~』でも書かれているが2025年以降40年にかけて、日本は高齢者であふれかえる。くその役にも立たない高齢者に先行ワクチン接種や高齢者介護支援とか日本は意味不明な政策ばかりで学生への支援はなし、日本学生支援機構というサラ金地獄が口を開けて待っているだけ。腐った老体を生かして若い肉体を崩壊させる日本の政策は何度も言うが終わってる。
女性は体を広げるだけで高額を手に入れることができる。男は汗水はたいてまともな収入が得られない。そりゃ犯罪と自殺が増えるはずだ。
日本政府よ、コロナはもっとまん延すべきだった、ワクチン接種は若者を優先に打つべきだったとのちのち後悔するだろう。 -
貧困・大学生・風俗、どれも自分の身近なところにあるということを思い知らされた。今までの風俗に対する偏見や何の苦労もなく学校に通えている自分の状況など、改めて振り返り考え直すことができた。
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丹念に取材した一冊。風俗嬢にならざるを得ない状況に追い込まれてしまった女子大生がいる一方で、「風俗嬢しかない」「風俗嬢が好き」と思われる人も登場する。
一流大卒でも、仕事で全く役に立たないオジサンを数多く見るせいか、体を壊すほどバイトしたり、体を売って稼いだりと、無理して大学卒の学歴を作らなくてもなあ、というのが正直な感想。
高卒や中卒の学歴で豊かな人生を送っている人は珍しくない。学校で多様な職業観や生き方を教えてくれる教師がいれば、少しは違ったのかも。
就活でベンチャー企業の経営者の話を聞いた女子大生風俗嬢が、「自己顕示欲丸出しで”夢”とか”やりがい”とか、適当なことばかり言っている。どうせブラック企業ですよ」と喝破していたのが笑えた(出身高校の偏差値は70だとか)。
本書の発行後に人手不足が深刻化して、時給アップなど、バイトの状況は大きく変わったが、コロナ騒動で状況は一変した。お笑い芸人が予測したように、新たな女子大生風俗嬢が業界に流れ込んでくるのだろうか。 -
話題になった「子どもの貧困(岩波新書)」の大学生版ルポといったところだろうか。
タイトルは女子大生に限定されているが男子大学生にも焦点を当てている。
某芸人の「コロナの影響で風俗嬢に美人がー」発言をきっかけに購読した。
正直この実態を知るとそのような軽い発言は到底できないなと感じた。
こうも悲惨なものかと。一方で当事者はそこまで悲壮感に満ちてはないようにもとれるのは驚きでしかなかった。
ただただ憤りを感じる一冊。。
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風俗産業で働く若い女性への取材から浮かび上がる実態。
風俗を選んだ理由。
やはり多いのは、お金を稼ぐ必要に迫られてのことだが、その理由が、昔と今では違う。
昔は「遊ぶためのお金」だったが、現代では、「日本学生支援機構の奨学金返済のため」、「生活のため」。
奨学金の返済に苦しむ大学生がいかに多いかということに驚かされた。
大学生でなくとも、毎日の生活費のために風俗産業を選んだという人、単に興味関心があったから入った(この人はこの人で、複雑な事情を抱えていた)、そして、やはり生活費・学費のために、風俗産業に進む男性もいることに驚く。
学費の高騰と返済能力を無視した学生支援機構の融資枠の拡大。若者たちを圧し潰す。
そうした若者たちの現実を描き出している本書だと思う。 -
同じ著者の『日本の風俗嬢』や『職業としてのAV女優』の姉妹編ともいうべき本である。
「女子大生の風俗嬢が増え始めた」ことが新奇な現象として報じられたのは1980年代だが(それ以前にも例外的な女子大生風俗嬢はいただろうが)、当時の女子大生風俗嬢はおおむね「遊ぶ金欲しさ」でなるケースが多かったと思う。
しかし本書によれば、昨今は生活費と学費捻出のために風俗をするケースが多いのだという。つまりこれは、「若者の貧困」の問題を女子大生風俗嬢というフィルターを通して考えた本なのだ。
著者は、風俗・AVライターとして長年活動してきた人。『日本の風俗嬢』『職業としてのAV女優』は、その経験と知識が凝縮されていた点がよかった。
いっぽう、本書は行き当たりばったりの浅い取材で書かれている印象で、前2著に比べて読み応えがない。
たとえば、第3章「貧困の沖縄を行く」は「2泊3日の取材」(本文にそう明記されている)で書かれている。2泊3日で何人かの風俗嬢を取材しただけで“沖縄のいま”を語られてもなあ。
また、第5章「風俗はセーフティネットか」に登場するのは、45歳と30代の熟女風俗嬢と、20歳だが大学生ではないデリヘル嬢だけだ。おいおい、これは『女子大生風俗嬢』という本ではなかったのか。
《大学進学率が50%を超える状況だが、旬な適正年齢で、最高学府に進学するような女性は、なかなかそこまで転落しない。山根氏から、“うちで一人だけ20歳の女の子がいます。学生ではないですけど、取材しますか?”と言われた。》
……って、本のテーマとタイトルを著者自身が否定しちゃってるし(笑)。女子大生風俗嬢の事例が、思ったほど簡単には見つからなかったのだろう。
まあ、“大学の学費高騰とそれに伴う奨学金(という名の借金)問題の深刻化によって、女子大生風俗嬢にならざるを得ない人が増えている”という本書の問題提起自体は、社会的意義のあるものだと思う。
「今は学生の半分以上が一般的なサラリーマンの年収以上の借金を背負っている。90年代後半あたりまで、奨学金の受給者は大学生全体の2割程度だったけど、今は52・5%となって少数派ではなくなってしまいました」(大内裕和・中京大教授のコメントより)
過去の著作でも感じたことだが、この著者には、ごく一部の極端な事例を根拠に“社会全体が極端になっている!”と針小棒大に書き立てる悪癖がある。
たとえば、『崩壊する介護現場』では、“介護業界で働く女性の多くが副業で性風俗をやっている”かのような書き方をしていた。
本書にも、「この数年、世代格差が叫ばれている。高齢者は様々な社会保障で悠々自適に暮らし、その孫はカラダを売って大学進学する、そんな現実がある」(「おわりに」)という一節がある。
いやいや、そんな書き方ができるほど一般化した現象ではあるまい。“風俗の仕事で学費を捻出する学生も、世の中にはいる”というだけの話だろう。 -
うーん、奨学金を利用している大学生の数は半数にも及ぶとか、大学費用が高騰してるとか、これらの客観的な事実と、風俗嬢に女子大生が増えてるってサンプル数も少ない曖昧な事がごっちゃになってると思った。まあ新書なり内容かな。好奇心は刺激された。一番面白かったのは大学院の学費稼ぐのに二丁目で売り専やってるノンケの男の子の話で、本のタイトルの女子ですらない。
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奨学金なんとかせんと
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2回目もAudibleで視聴した。
読んでいて眩暈がするレベルのあやうい女性が度々登場する。騙されて彼氏に毎月100万渡し続ける女性が特に衝撃だった。会うのもお金を渡す時に外で数分だけと自分で言っていてそんな状態を1年以上も継続、同じ風俗で働く周りの女性やインタビューをする著者に何を言われても聞く耳を持たない。妄信しているのか、もしくは騙されたことが確定した時にそれまでの自らの努力が泡沫に帰して何かが壊れるのを恐れているのか分からないが、とにかく外野から見ていて「それはダメだろっ!」と思わずツッコまずにいられない女性が何人か登場する。
「日本学生支援機構」と「奨学金」問題は今回も考えさせられた。奨学金は投資と考えろ、という著者の言い分は最もだと思う。自分も2人の子を持つ親なので、子供たちが進学する時に親として何をすべきかを学ぶことができた。
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Audibleでオーディオブックとして聞いた。風俗産業ではたらく若い女性への丹念な取材から浮かび上がった実態、風俗を選んだ理由のルポ。やはり多いのはお金を稼ぐ必要に迫られてのことだが、日本学生支援機構の奨学金返済に苦しむ大学生がいかに多いかということに驚かされた。時給1,000円前後のアルバイトだと多大な時間を吸い取られ肝心の勉学に励む時間が残らない、苦慮した末に出した結論が風俗だった、という仕方なく一時的にはたらく女性が多かった。その他、成人の女性や男子学生、単純に風俗産業に興味があったという女子大生や、家族に満たされなかった自己承認欲求を癒やすために風俗ではたらく人なんかも登場する。
現在、風俗は応募者が非常に多く、身だしなみが悪いと面接にパスできないというのがこの本でいちばんの驚きだった。 -
東2法経図・6F指定 367.9A/N37j/Ishii
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風俗に勤める事でで漸く学費が賄える異常国家。身ぐるみ剥ぐような奨学金制度もどうかと思う。
学歴による賃金差を無くすとか採用条件に差を無くすとかしないとパパ活やら交際クラブやら形を変えて永遠に続くような気がする。
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