男はなぜこんなに苦しいのか (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.20
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本棚登録 : 135
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736499

作品紹介・あらすじ

【社会科学/社会】著者のもとには多くの心の不調を訴える男性がやってくる。会社でゴミ扱いされアルコール依存症になってしまった人、勤務評価の会議が苦痛でうつになった人……。男性特有の思考の問題点をあぶり出し、楽になるためのヒントを提案。

感想・レビュー・書評

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  • 可もなく不可もなく…といったところでしょうかね。メンズはやはり社会的な動物ということでしょうか…僕はあんまりその、会社内での評価とか気にしないからその感覚がよく分かりませんでしたなぁ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    著者のストレス軽減策みたいのがつらつらと述べてあるところは読むのしんどかったですねぇ…そこまでつらつら述べなくていいよ、という…。

    まあ、男女ともフルタイムで働く人が増えて、正規雇用が減って…社会構造が目まぐるしく変わる中で人々がそれにまだ対応できてない! って類の本でしたねぇ…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 制度が変わり人員削減の嵐が吹きまくり社会の仕組みが様変わり、存在価値やアイデンティティーを見失った男性たちの「限界感」をひしひしと感じる。気晴らしでは乗り切れない、より根本的な対策が必要がある。

    現役第一線で働く男性の事例多数。何も考えずに働いていれば幸せだった時代は終わっちゃったんですね。

  • 仕事に家庭に苦しむ「男」のため、心療内科医である筆者がこれまでに出会った、いろいろな「男」の実例を紹介しており、共感する部分も多く参考になる。

    メンタルヘルスを維持するのに不可欠なのは、深呼吸、適度に体を動かすこと、睡眠、気持ちを話せる仲間や家族、自然とのふれあい。との基本的な考え方。

    また紹介されている「首尾一貫感覚」は参考になる。①把握可能感(将来や先行きの見通しがつくという感覚)②処理可能感(何があってもなんとかなるという思い)③有意味感(出合うことや起こることには何か意味があると思えること)の3つの感覚である。

  • 中間管理職の悲哀と、答えの無いストレス対応…

  • 社会的地位や責任、職の不安定、人間関係などからくるプレッシャーで心の病を持つ男性の実際を紹介。

    このようになる男性はいつの世も居ただろうが、最近はとくに「限界感」を感じるそうだ。

    対処方法は割と一般論。
    深呼吸をする、適度な運動を心がける、睡眠を十分に取る、気持ちを話せる家族や仲間をたいせつにする、積極的に自然とのふれあう。

    視点は面白かったが、得るものは少なかった。

  • 臨床、心理目線。男性学的な見地はあまり。

  • タイトルから男性学の視点で書かれた本かと思いきや違った。
    精神科・心療内科医である著者がエリート男性、正規社員の男性を診察したことから導かれたメンタルヘルスに関しての現在地のレポートといった感じ。
    なので男性学寄りの本が読みたかったわたしのような方は「まぁ参考になるかな」といった程度で読んだ方がよい。

  • 自分が壊れていたと思う時期がある。リストラ扱いの自分を受け入れることができず仕事は無味乾燥なものになり、家庭に居場所はなかった。友達とアルコールのおかげで気を紛らせて何とか自分を取り戻したというか、別の自分になってみることで霧が晴れた。
    だから「嫌な中で自分の居場所を見つけていく。自分の居心地をよくする」って言葉はスゴく賛成だ。環境のせいにするのではなくて、オイラが変わることの方が近道だった。しかも自分が憧れてきた人に変わろうとしたことで今まで見えなかったものが見えてきた。実は体を大切にしてちょっとだけ鍛え直しただだけだ。気持ちを鍛えるのは難しいけど、体力が付いてくるとしぜんに自信がついてきたから不思議だ。苦しいかどうかは自分が決めていたんだと思う。外で負け込んだ既婚男性が家庭に安心感を求めているっていうのは耳が痛かったな、オイラもそうだった。家庭を大事にしてこなかったオイラにはそんな甘えは許されなかったけど(笑)「男はなぜこんなに弱いのか」っていうタイトルでもいいかも‥

  • 海原純子さんの講演会にも言ったことがあるが、事例とその分析はやや簡単すぎるきらいはあるが、非常にわかりやすい。

    今回の本は、男性という悩みを言わない方がよいという男性らしさに縛られた男性が現代において苦しんでいるということに焦点を当ててまとめられた本である。

    男らしさに縛られて、隠れアル中になっている男性、評価が厳しい時代にあやふやな人事評価の中で苦しんでいる男性、上司や部下の関係の中で苦しんでいる男性、自分の未来に対して絶望して苦しんでいる男性、結婚する/しない選択の中で苦しんでいる男性、突然訪れた悲劇に対して、周りのサポートの中で復活してきた男性。

    支援というのは4つあり、直接支援、情報支援、共感支援、援助への期待への支援があるそうだ。直接支援のみを支援と考えがちな男性は、他の支援も考えられるような柔軟な考えをしたいと思う。

  • 中学生の終わりころから高校生の頃にかけて
    なんだか女同士のメンドクサイ繋がりに疲れてしまい
    男の友達の方がさっぱりしてて楽しいなぁ。。。と思った時期がありました。
    それからしばらくしたらまた
    『やっぱ、女同士サイコー!!』に戻ったんですけどね。

    今、中年以降の男たちが危ないらしい。
    仕事に邁進し社会的な地位を昇りつめていくことだけに凌ぎを削ればよかった時代は終わり、
    努力しても報われず、仕事ではITの波から落ちこぼれ
    家庭では孤立し、心を病んで著者のクリニックを受診する男たち。。。
    男は弱みを見せず、泣きごとを言わず、仕事こそが生きがい
    ・・・そんな理想の男性像を信じて生きて来た男たちは自分のアイデンティティを確立することができず苦しんでいるのだ。

    あの頃一緒にバカ話をして笑い転げた気のいい男子たちも、
    今頃中年のおじさんになってもがいているのだろうか。。。
    女たちよ、この前代未聞の男たちの危機を前に
    もう少しだけ男を甘やかしてあげてみてはどうだろう。
    女の懐の深さに、余計頭が上がらなくなっちゃうかしら?!

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