隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計 (朝日新書)

著者 : 荻原博子
  • 朝日新聞出版 (2016年3月11日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736567

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】実質収入は減り、物価や税負担は上がる一方。誰にもひとごとではない老後の貧困。収入がそこそこある人ほど出費も強いられ、リッチにみえて火の車ということも。老後どころか病気や子どもの教育への備えもあぶない「隠れ貧困」の実態と、実践的アドバイス。

隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計 (朝日新書)の感想・レビュー・書評

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  • 実践例が多く、分かりやすい。

  • レビュー省略

  • バブル時代に独身を謳歌したアラフィフ世代、ワンランク上信仰を持ち、あれば遣ってしまい貯金できない。3つのハードル、住宅ローン・教育費・老後費用を対策し、50歳で借金がない状態にせよ。

    労働環境や待遇が悪くて収入が少なく厳しい人たちと、バブリーな遣い方が身に付いてしまっている人たち、同列には扱えないように思います。

  • 色々な事例で細かく説明があり、しっかり貯蓄していてもこれではまずいかなとふあんになるばかり。
    ギリギリの生活だと人としてどうなのと否定されているようで、メンタル的に病んでいるときには直視できないかも。

  • 物価が2%上がったら貨幣価値は30年で半分になるので不確定要素が大きい将来に備えて個人年金などに加入するよりローンの返済や貯金を重視した方が良い
    50歳までに借金をゼロにするとかなり余裕のある老後になる
    給与の振込み口座の銀行で積立預金を活用しよう
    いざという時のセーフティーネットとして同じ仕事をしている人に高く評価されるというのは大きな強み
    誰に対しても誠意を持って接することで人脈作りをする
    年金は国が破綻しない限り破綻はしない
    日本の借金は1000兆円以上あるが9割は日本国民からの借金である
    お金が足りなくなれば政府は円を発行できる
    個人年金に加入するなら、コツコツ貯金をして直前に一括でまとめ払いするのが一番お得
    とはいえ現時点での予定利率の非常に低い個人年金に加入してもインフレリスクを抱えているのでお勧めできない

  • いつの時代でも庶民の日々の暮らしは大変だったし、現代においても、それは変わらないことだと思っていますが、この本では、中流以上でも破綻する危ない家計「隠れ貧困」状況があるという。
    外見上は幸せそうな家庭内で起こっている「隠れ貧困」の現状を紹介しながら、なぜ、そうなってしまうのか、筆者の分析と、解決の糸口を示唆した内容でありました。
    第1章 高収入でも貧困が忍び寄る40代
    第2章 「隠れ貧困」解消の基本心得
    第3章 一見リッチな50代を蝕む「隠れ貧困」
    第4章 お金の怖さを知る人、知らない人
    第5章 「隠れ貧困」対策編 どうしてもお金が貯まらない
    第6章 「隠れ貧困」対策編 ローン、借金を減らすには
    第7章 「隠れ貧困」対策編 老後資金の不安に答える
    第8章 「隠れ貧困」対策編 病気や介護に備える
    予期せぬアクシデントで貧困に陥るケースはしかるべき制度を整えなけらばならないと思います。
    しかしながら、見栄、依存体質、自己管理不足などに起因する貧困は、自己責任だと私は思います。
    子育てを終え、定年後の人生を豊かに過ごすための不断の努力、なかなか難しいですが・・・

  • 年収800万円でも隠れ貧困に陥っている人がいるという。
    教育費と住宅ローンと老後資金が貧困層を増やしている。

    そういう人は計画性がなかったり金の管理能力がないのが原因であって貧困と呼ぶべきではないと思う。

  • お金が貯まらないよくありそうな実例をたくさん紹介。
    住宅ローンがあるなら、早く返せ!話はそれからだ!って感じで、住宅ローンがない場合についてはあまり参考にならないかも…?

  • 「隠れ貧困」とは、一見すると普通の生活ができているのですが、このままだと将来、貧困に陥る可能性のある「貧困予備軍」のこと。
    お金を使っている自覚もないのにお金が減っているのは、隠れ「貧困」への第一歩。記録を無駄なものを自覚し、反省するようにする。
    同じ保障なら、保険料の違いは手数料の違い。
    よりよい介護を受けるためには、ケアマネージャーがキーマン。ケアマネ探しの7つのポイント。①インターネットで情報収集。②口コミ情報を集める。③担当利用者数が多すぎないケアマネージャーを選ぶ。④専門知識の豊富なケアマネージャーを選ぶ。⑤様々な事業所を紹介してくれるケアマネージャーを選ぶ。⑥気持に寄り添ってくれるケアマネージャーを選ぶ。⑦利用開始後も変更可能。
    在宅介護をする場合には、デイサービスだけでなく、必要に応じてヘルパーサービスも使える。
    介護保険で負担は軽減される。自己負担も確認する。
    サービス付き高齢者住宅は、ハード面ではバリアフリーや手すりの設置。車椅子でも移動できる幅広い廊下など高齢者暮らしやすいゆったりした空間のやさしい設計。ソフト面では、社会福祉法人、医療法人、指定居宅サービス事業所等の職員などのケア専門家が、安否確認サービスや生活相談サービス等を行う。施設によっては医師や看護師、介護福祉士などのバックアップも受けることが可能。登録されたサービス付き高齢者住宅については、都道府県などの窓口で登録名簿が閲覧できる。
    特別養護老人ホームは、日常生活の世話や機能訓練などの介護サービスが受けられ、生活の場として活用されている。
    介護老人保健施設や介護療養型医療施設での費用は、リハビリや医療行為を行うぶん、特別養護老人ホームより少し高くなる。
    グループホームは、認知症の高齢者が5~9人で共同生活する施設。ケアハウスは介護は不要だけれど身体機能の低下などでひとりで暮らすのに不安な人で家族の援助が受けられないという人が対象の施設で、軽度の介護サービスがついている。
    2040年に団塊の世代が90になる。ここが高齢者のピーク。病院も施設も余裕がでてくる。医学も進歩し、認知症も直る病気になっているかもしれない。75歳で介護が必要になる可能性も少ない。現在、国策として医師や看護師を養成しているが、高齢者が減り患者が減るので医師不足・看護師不足が解消する。

  • 家計の見直しをするため読んだ。最近読んだ実用書の中では一番読みやすく、参考になった。様々な具体例が適切で、他人事とは思えない説得力で迫ってくる。教育資金や親の介護のこと、ローンへの対策など納得の内容だ。文章も読みやすく、一気に読み終えた。おすすめの書物。

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