シニア左翼とは何か 反安保法制・反原発運動で出現 (新書558)

  • 朝日新聞出版 (2016年3月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022736581

作品紹介・あらすじ

【社会科学/社会】反安保法制、反原発……。国会前のデモなどで、若者以上に目立っているのが60、70代のシニア世代だ。若い頃、世の中に反旗を翻したものの、その後は体制に順応したはずの彼らは、なぜ再び闘っているのか。同窓会? 再びの世直し? 新集団をめぐる「人間ドラマ」を追った。

みんなの感想まとめ

社会的不正に立ち向かうシニア世代の情熱を描いた本書は、60代から90代の人々が再び反体制運動に身を投じる姿を追っています。彼らは、若い頃に経験した運動の記憶を胸に、現代の政治に対する疑念や不満から再び...

感想・レビュー・書評

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  •  「シニア左翼」というのは自己の青春期に反体制運動に投じていた情熱を、現在の社会的不正に今一度再生している世代(年齢的には60才代から90才代)のことだ。少なくとも行動に参加、寄与しなくとも心情的にその方向性が有ればそれでいい。
     今の政治には嘘や欺瞞に満ちている。国民はちょろいから嘘や見え透いた言い訳でたぶらかそうとしている。「積極的平和主義」なんて言葉を使ってた首相がいたけど、言葉が軽すぎる。国民を舐め腐っている。本物を見抜く力が求められる。さまざまな考え方の違いはあるが、皆んなのキーワードは反安倍政権だ。

    安保関連法案反対運動にはSEALDsがマスコミではもてはやされていたが、実のところ圧倒的に60才、70才代が多かった。全共闘世代だろう。あれをみていたら血が騒いで、いてもたってもいられなかったのだ。

    「原発」や特定秘密保護法」に関してはまだチョット我慢していたが、さすがに「安保関連法案」になったら堪忍袋の尾が切れたのだ。みんな国会前に集合していた。見慣れた懐かしい顔もあった。まるで同窓会がか。

     僕なんかは70年代に経験してるが、主に「ベトナム戦争」反対や「日米安全保障条約」反対運動。そのなかにいて血が燃えたぎってきたのを憶えている。世界的には実存主義に飲み込まれて青春の情動のアウトプット、生きていることの確証が得られたのだ。忘れられない痛切な体験だ。

     幅はあるけど左翼、右翼というのはわかりやすくいうと、歴史の歯車を前に進まそうとするのは「左」、巻き戻そうとするのが「右」ということだ。

    日本はこのまま何もしないで、無関心のまま放っといたら戦前に戻り国家主義日本になるかも知れない。と警鐘を鳴らしている。

  • ふむ

  • 安保や学生運動などの歴史や左翼などについて大まかに整理することができた。

  • 社会
    政治

  • こんなところにまで高齢化社会の余波が笑。これからはどんな運動もシニア世代が中心になるかもしれないね

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著者プロフィール

小林 哲夫(こばやし・てつお):1960年神奈川県生まれ。教育ジャーナリスト。教育、社会問題を総合誌、ウェブ媒体などに執筆。著書に『学校制服とは何か』(朝日新書)、『大学とオリンピック1912‐2020』(中公新書ラクレ)、『高校紛争 1969‐1970』(中公新書)、『神童は大人になってどうなったのか』(朝日文庫)、『女子学生はどう闘ってきたのか』(サイゾー)など多数。

「2026年 『関関同立 関西の四大私大事情』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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