- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022736611
作品紹介・あらすじ
家事や育児で、妻の"してほしい"と夫の"しているつもり"の差は、あなたが想像しているよりもはるかに大きい。毎朝子どもを保育園に送る。週に一度は料理をつくる。それだけで自信満々な夫を、妻はどう感じているか?やがて、怒りを爆発させることにも疲れた妻は、一人つぶやく。「死ねばいいのに…」世の中たちを戦慄させる、衝撃のルポルタージュ!
感想・レビュー・書評
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夫への小さな不満が積もり積もって、ある時点から男として、人間として見ることをやめ、見放す。しかし離婚するとリスクが大きいから、早くコロッと死んで遺産を残してくれ、と願いながら仮面夫婦を続ける。その他力本願な生は虚しくないのかな。
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面白かったすね。
エピソード集として。
まあ見方が一方的で、最終的に社会を変えていこうよという主張なのは構わないが。
男だって辛いんだ。
こんな意見が出てきて、「女性が」社会で働けるような環境を作って来たのは、荒れ野に出て、女性と子供たちを守ってきた「男性」なんだけど、
ちょっと前まで、それこそ家庭を顧みないレベルで働かないと生活できなかったわけで。
本書に出てくる夫さんには、かなり問題がある人もいるが、それって、妻さんの我儘でしょうと思うところもある。
そんなわがままが通せる時代になったってことで、なんで、男だけ気を遣えって言われるのかなあ、とこの手の本を読んでいつも思う。
本当に、家庭を守るためには「収入」が絶対必要だと思って、家族の為に命かけて働いて来た男性もたくさんいるはずなんだが、少なくともそれを評価して感謝するような内容は読んだことないな。
時代は変わります。それでいいです。
だからって、それまでを否定されては、腐りましすわ。
亭主関白協会はよかったね。
家の中では、奥様が天皇なんですよ。亭主はそれを支える関白。
元々、日本の大家族ってそういう知恵を持ってたんじゃないの。
男だけのせいではないよ。 -
第0回
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夫に死んでほしい妻たちの事例集が次々と出てきて、、最初の方は「わかる」と思う箇所もあったが、一人一人の恨み辛みが募りすぎて、「そこまで拒否感があるなんて…」と今後の結婚生活を思い鬱々とした気持ちに。
しかし、後半の社会問題と絡めて書かれた考察を読むと時代が変わってきていることを実感できた。
男性が家庭科を中高で学ぶようになったのが1993.4年から。これによる家事の性別役割意識が薄れていったのだろうとの考察に納得。まだ27年前のことなんだ。
この頃リプロダクティブ・ヘルスについても議論されるようになり、緊急避妊薬や性教育についてもどんどん変わってきているように思える。
男性育休もどんどん取りたい人が選択できる世の中になってほしい。
さらに選択制夫婦別姓が可決されるともっと社会の風波が変わるだろう。これからどんな時代になっていくのか。変わっていくことが楽しみな領域だ。 -
なるほどね〜
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だいたいのケースは育児時代の夫の無理解。
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タイトルには驚いたけど
本書に書かれた様々な夫婦のエピソード
こんな夫たちだったら
私も“そう”思うかもしれない。
いや、一緒にいるなんて我慢できなーい‼️
既婚者女性は共感するところたくさんありそうだけど
既婚者男性これ読んで奥さんの気持ちを理解できるのかな -
タイトルは過激だが、比較的まじめな本
参考にしたいが、さてどこから改善しますかね? -
恐ろしい本。私は、未だ恵まれた方である。
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2018.04.19 AERA dotより。