東京どこに住む? 住所格差と人生格差 (朝日新書)

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著者 : 速水健朗
  • 朝日新聞出版 (2016年5月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736666

作品紹介

【社会科学/社会科学総記】かつての自由が丘は、今の蔵前、北千住、人形町、清澄白河? 家賃が高くても都心に住む人々はどんなメリットを見出しているのか? かつての人気の街はなぜ衰退したのか? どこに住むかの重要性がかつてなく高まっている時代の都市暮らしの最新ルールを探る。

東京どこに住む? 住所格差と人生格差 (朝日新書)の感想・レビュー・書評

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  • 「田舎者が書いた都市生活の礼賛本」(あとがき)である本書を、地方出身者としては(一方的視点ではあるが)楽しく読めた。


    一例として、現在の豊洲~辰巳周辺の格差問題なんか、ちょっと歩くだけで一目瞭然だが、本書を下敷きに見るとまた理解が深まり、このタイミングで読めてよかったと思う。

  • "かつては西高東低、今は逆"という東京における住む場所の人気の変化。3.11以降、職と住、食と住の考え方は変わってきたことは確か。これまでにはない"東京"を考察している。

    (P.147に校正ミス)があった。

  • 都会での職住近接が食住近接も可能にする

  • 居住地によってLIFEstyleは大きく変わると、いつも考えていたので興味深い内容だった。
    その理由として、人は集まりたくなる(群れる)動物なんだと目からウロコ。確かに人が文化を造るだろうから、その人種の居心地が良い場所が人気になるんだろうな。
    また選択に迷ったら読みたい一冊。

  • ちょっと期待外れでした。
    いろいろな所から都合のよい論を持ってきてツギハギしたって感じに見える。
    あまり目新しいことは書いてませんでしたね。

  • 地方と都市を再考するいい機会になった。
    (文章 - 特に接続詞 - が整合しないところが多々見られ、論旨が分かりにくくなる部分も・・・そこが残念)

    職と住の近接が起こっている。トフラーの予測で唯一外れた点。つまり通信技術の発達が都市の消滅につながらなかった。むしろ逆で、都市に住むことによる外部経済の大きさが明らかになった。

    政府の国土計画は都市集中から地方分散を図ってきたが、都市資源の有効活用からその政策を転換していた。しかし安倍政権になり再び分散へ。すべての自治体が生き残ろうとするベクトル。これは経済的にはデメリット。「地方創生」は非効率なばらまきにしかならない(誰も救えない?)。インフラ供給や住宅供給を地方の中核都市に集中させるべきという「30万人都市」の考え方がある(『「30万人都市」が日本を救う』)。

  • 112件とか予約が入ってるから、永遠にこなそう。でも蔵書数も多そうだから・・そんなに読みたい人いるんか・・・

  • 著者と同世代で地方出身、ただし親は東京出身だし就職後の上京で、「トーキョー」に過剰なあこがれはなかった私。主張はわからんでもないが、いささか逆ベクトルに振れすぎだし、20世紀後期に吉祥寺に代表される「東京の西側」にあこがれたり楽しく過ごしたりした人たちからは強烈な怒りを買うやろなあ、と思った。
    最近SNSでよく見る「湾岸サイコー! 郊外の一戸建てなんか住む奴は馬鹿w」とか言ってる人たちと似てますな。
    あとがきで本人も弁解してるけど、理屈そのものは通ってるのに、煽り口調で多少損してるよね、と都心進出を計画しつつ思いました。

    2017/3/9読了

  • そうか、この人は東京の中で育ってしまった何代目かの人間の感覚はたぶん理解してくれてないんだろうなあ。

  • 都市に住むのは「頭がよくなるから」。じゃあ千代田・中央・港の3区以外は悪くなるのかよ?とツッコみたくなるが。そもそも頭の良し悪しは環境ではなく遺伝という説も根強いし。「他人が近くにいると頭がよくなる」というのも根拠が薄い。人口密度で言えば、豊島・中野・荒川が上位。この3区に転入した方が頭がよくなるハズだ。
    また、「頭がいい」の定量的指標が大人にはないので、これを本気で証明するなら、3区の小中高生の転入時からの偏差値上昇率を調べるぐらいしかない。
    尚、全国学力テスト正答率ランキングでは、石川・福井・秋田・富山の順となっており、寒い地域が高い事がわかる。これは外で遊べないので家に居ることが多い。3世代同居で祖父母が面倒見てくれる。等々の要因が考えられる。ちなみに北陸は幸福度も高い。
    千代田・中央・港の3区の収入が高いのは、元々頭がよくて収入の高い人が引っ越してきただけで、引っ越してきて頭がよくなったとも思えない。
    結局、人口移動の傾向について述べて、都合のよい理論を引用しているだけで、その理由や根拠に乏しい内容になっている。

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