日本史のなぞ なぜこの国で一度だけ革命が成功したのか (朝日新書)

著者 : 大澤真幸
  • 朝日新聞出版 (2016年10月13日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736833

日本史のなぞ なぜこの国で一度だけ革命が成功したのか (朝日新書)の感想・レビュー・書評

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  • 革命とは。から始まる。

  • タイトルが内容を正しく表わしていないように思う.「革命の条件」とでも言った方がいい.「御成敗式目とは何だったか」とか.
    わが国の権力の中心は空虚だ,と看破したのは猪瀬直樹だったが,その分析をもう一歩進めた感がある.

  • 戦後日本の元老はアメリカ。という説明がイチバン印象的。日本史上唯一の革命家は北条泰時。著者にとっての革命とは「基本的な社会構造の変化を伴うような内発的で意図的な社会変動」との事らしい。
    天皇制の継続を軸に中国(易姓革命)や欧州(キリスト革命)との比較考察を通じて、なぜ日本では革命が起こらないのか?を論証し、統治体制や政治システムにまで言及し社会学的視点を述べている。で、天皇は執政を外注化し続けてきただけだと。
    承久の乱は反天皇で成功した唯一の例ではあるが、天皇制は存続しているし、大きな体制変化とも思えない。色々と興味深い問題提起もあるのだが、どうも説得力が弱い。
    著者が重視ししているのは歴史的事実ではなく、そこを貫く論理のようだが、結局そこは著者の歴史認識・解釈に関係してくる。つまり、事実→認識・解釈→論理化のプロセスが少々雑で散漫でわかり難くなってしまった印象。
    明らかにしようとする試みや観点は評価したいが、歴史社会学の限界のようなものを感じた。が、類書を読んでもうちょっと勉強してみたいと思わせる内容ではある。

  • <目次>
    第1章  革命家はただ一人
    第2章  東の革命/西の革命
    第3章  天皇なき天皇制

    <内容>
    日本唯一の革命家は、北条泰時だという。説の根本は、山本七平の『日本的革命の哲学』。大筋はわかった気がするが、キリスト教との比較や中国の比較などは手に負えなかった。

  • だれかと思ってたら、北条泰時だった。

    院宣など朝廷の下賜なくというか、真っ向から朝廷に楯突いた承久の乱や、御成敗式目の発布とその影響力が理由。

    革命の対比として中国や西欧諸国を引き合いをだしているが、これを蛇足と捉えるかどうかは読者次第。

  • 北条泰時が革命家。

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