新書594 丘の上のバカ (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 205
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736949

感想・レビュー・書評

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  • ・ひとの尊厳を大事にする

    ・複雑なまま理解する

    これって共感

  • 公開謝罪、自主規制、空気と暗黙のルール。。。民主主義(デモクラシー、民衆による支配)には、本質的に愚かしさがある。民衆の気持ちは移ろいやすく、事柄の成否を本当には判断できない。本来、政治とは公の議論である。紀元前、ギリシアのプニュクスの丘の上では数千のアテナイ市民が論じ合った。

  • 政治に「専門家」なんて必要あるのか?
    ホントは政治家は「丘の上のバカ」でなくてはいけないのではないか?
    なぜ政治の専門家の親分が右向け右と言ったら、全員が右を向くような政治になってしまったのか? 私たちにも責任があるんだろうな、こんな政治を行なっているのに内閣支持率は高止まり。
    我々も政治的無関心の「専門家」になってしまっている。

  • 『ぼくらの民主主義なんだぜ』の続編。
    前作は新聞の論壇で書かれたものを集めたものなので正直字数制限から踏み込んだ議論ができていないように感じたが、今回はその連載の残りのぶんに加えて様々な媒体に書いた長めの論考も収められており、読み応えがある。
    相変わらずの引用の手つきといい、最近ちょっとついていけないなあと感じていたけれど、この人はやっぱり「自分の言葉」をしっかり持ってる人なのだなあと痛感。

著者プロフィール

作家・元明治学院大学教授

「2020年 『弱さの研究ー弱さで読み解くコロナの時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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