- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022736949
感想・レビュー・書評
-
・ひとの尊厳を大事にする
・複雑なまま理解する
これって共感詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
公開謝罪、自主規制、空気と暗黙のルール。。。民主主義(デモクラシー、民衆による支配)には、本質的に愚かしさがある。民衆の気持ちは移ろいやすく、事柄の成否を本当には判断できない。本来、政治とは公の議論である。紀元前、ギリシアのプニュクスの丘の上では数千のアテナイ市民が論じ合った。
-
政治に「専門家」なんて必要あるのか?
ホントは政治家は「丘の上のバカ」でなくてはいけないのではないか?
なぜ政治の専門家の親分が右向け右と言ったら、全員が右を向くような政治になってしまったのか? 私たちにも責任があるんだろうな、こんな政治を行なっているのに内閣支持率は高止まり。
我々も政治的無関心の「専門家」になってしまっている。 -
『ぼくらの民主主義なんだぜ』の続編。
前作は新聞の論壇で書かれたものを集めたものなので正直字数制限から踏み込んだ議論ができていないように感じたが、今回はその連載の残りのぶんに加えて様々な媒体に書いた長めの論考も収められており、読み応えがある。
相変わらずの引用の手つきといい、最近ちょっとついていけないなあと感じていたけれど、この人はやっぱり「自分の言葉」をしっかり持ってる人なのだなあと痛感。