トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲 (朝日新書)

  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 138
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736994

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】トランプ大統領誕生で世界は、日本はどう変わるか? 米・中・露の覇権は? 世界経済は好転するか、保護主義で恐慌に突入か? 日本は自主防衛できるか? 戦争のリスクは増大するか?──反グローバリズムの奔流と新しい世界秩序を最強論客が読み解く!

感想・レビュー・書評

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  • トランプ氏をカリカチュア化せずに、冷静に語ってみようとした著だが、少し古く、当確したタイミングでの書である。今やトランプ氏が口だけではなく、修正はありながらも大枠は有言実行に動いている事が明らかだ。政治家の人となりをコミカルに捉え、政策の本質とは異なる視点でしか報道できない日本のマスコミからは伝わらない考察がここにはある。

  • トランプのアメリカ大統領就任について、エマニュエル・トッドと佐藤優の2人が分析したもの。

    当然ながらアメリカ国内にいるのと日本から見るのとででは微妙に見方は違うものの、どちらも非常に冷静な分析で勉強になった。

  • 最初に、アメリカ大統領開票直後に
    トランプ当選を予言していたエマニュエル・トッドさんへの、
    朝日新聞編集者のインタビューを掲載。

    続いてトランプさんの共和党候補指名受諾演説を資料として。

    最後、というか残り半分以上のページをつかって
    佐藤優さんによる
    「トランプ現象」の世界的影響、そして日本は

    一昨年出版された『大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)』の中で佐藤さんは
    「(トランプのことを)しかし、民主党候補に勝ち、大統領になれるかと言えば、その可能性はほぼゼロでしょう」
    と言われているのですが、
    この本では
    「私は雑誌や新聞への寄稿などで、クリントンが勝利するという決め打ちはしませんでした」
    「私は外務省ほど大きく的を外しはしませんでしたが、副島さんほどには踏み込んでモノを言うことができませんでした。
    実証主義的に物事を見る習慣から抜け出すことができない私の限界だとも言えますが、
    日本の論壇全体で見れば、トランプは大統領候補者から排除されないだろうし、情勢によっては当選も十分ありうるおいう見方をしていたと思います」
    とあり、「1~2年の間に彼自身の中にもいろいろ変化があったのだなあ」と思いました。

    なので、佐藤優さんの本はとても面白くて、これからもどんどん読んでいきたいけど、「彼も予言者ではないので情勢によって変わっていくことも大いにある」というつもりで読んでいかなくちゃなと。
    ほら、私ってすぐカリスマのように思ってしまうところがあるから。

    そんな私はこの本で初めてトランプさんの演説を読んで
    「私なら彼に投票しちゃうだろうなー」
    と思ってしまいました。

  • このお二人の対談!?と思って購入したら違いました。

  • 両著者の論旨をコピペしただけの簡単なお仕事本

  • この本を読み終えてまず最初にやったことは、蔵書管理ソフトの著者の項目をエマニュエル・トッド氏から佐藤優氏に変更したこと。この本の一番ケシカラン所は、トッド氏と佐藤氏が対談、もしくは佐藤氏がインタビューしたと思わせる表紙やタイトルにある。実際は朝日新聞社の記者が予め用意していたと思われる想定問答をしただけで、トッド氏の話の魅力やインテリジェンスが全く発揮されておらず、読むのが苦痛なレベルであるとまで言える。しかしながら、佐藤氏のパートはニーバーの件が長すぎる以外は総じてしっかり表していると思う。
    なので、これほトッド氏の著書ではなく、佐藤優氏の著書であると。フラットな意見のトランプ論が読みたかった私としては、佐藤氏の論には非常に共感を覚えた。

  • 対談集かと思ったがさにあらず。トッド氏インタビュー、トランプ氏共和党候補氏名受諾演説、佐藤氏論考という作り。トランプ氏大統領就任前の昨年12月の発行。トッド氏曰く、トランプ氏当選は当然のこと。社会の現実を見ようとしないエリートに対する、民主主義の逆襲である。佐藤氏曰く、トランプ以後のアメリカを見極めるの三つのポイントは、①孤立主義への回帰(ニーバー思想からの脱却)、②FBIの政治化(自由の抑圧)、③国内の敵探し(マッカーシズムの再来)。さて、どうなることか。

  • 2017/3/18:読了
    対談かと思ったら、単に別々のもの。
    トッドさんのが、量的に足りないので、佐藤さんので埋めた。
    内容はともかく、本としてどうなのか?と思った。

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著者プロフィール

1951年生。歴史人口学者・家族人類学者。フランス国立人口統計学研究所(INED)に所属。76年、『最後の転落』で、弱冠25歳にして旧ソ連の崩壊を予見し、フランス・アカデミズム界に衝撃を与える。その後、歴史人口学の手法で「家族構造」と「社会構造」の連関を示し、全く新しい歴史観と世界像を提唱してきた。主要な著作として『世界の多様性――家族構造と近代性』(99年)『新ヨーロッパ大全』(90年)『移民の運命』(94年)『経済幻想』(98年)『帝国以後――アメリカ・システムの崩壊』(02年)『文明の接近――「イスラームvs西洋」の虚構』(07年)『デモクラシー以後』(08年)(以上、邦訳藤原書店)などがあり、近年は大著『家族システムの起源』を出版。

「2014年 『不均衡という病』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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