トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲 (朝日新書)

  • 朝日新聞出版
3.16
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本棚登録 : 162
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736994

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】トランプ大統領誕生で世界は、日本はどう変わるか? 米・中・露の覇権は? 世界経済は好転するか、保護主義で恐慌に突入か? 日本は自主防衛できるか? 戦争のリスクは増大するか?──反グローバリズムの奔流と新しい世界秩序を最強論客が読み解く!

感想・レビュー・書評

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  • 対談かと思ったらそうではなく、トッド氏が30ページほど、あとはトランプ氏の演説、残りが佐藤氏という構成。副島隆彦氏は完璧にトランプを予想していたらしい。佐藤氏はそれほど悲観はしていない。日本の国として、今の時点で具体的にマイナス要因を明確にあげられないこともあるようだ。

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】
    ・実は賞味はペラペラ。そうでなくても薄めの本書の1/7はトランプの演説(ちなみに1/7がトッドのインタビュー)。

    ・しかも実は最近、少し食傷気味の佐藤優。それでも高めの評価なのは、

     知らなかったラインホールド・ニーバーについて少し知ることができた
     田中宇の主張が的外れではないことを確認できた

     から。

    【目次】

  • トランプ氏をカリカチュア化せずに、冷静に語ってみようとした著だが、少し古く、当確したタイミングでの書である。今やトランプ氏が口だけではなく、修正はありながらも大枠は有言実行に動いている事が明らかだ。政治家の人となりをコミカルに捉え、政策の本質とは異なる視点でしか報道できない日本のマスコミからは伝わらない考察がここにはある。

  • トランプのアメリカ大統領就任について、エマニュエル・トッドと佐藤優の2人が分析したもの。

    当然ながらアメリカ国内にいるのと日本から見るのとででは微妙に見方は違うものの、どちらも非常に冷静な分析で勉強になった。

  • 最初に、アメリカ大統領開票直後に
    トランプ当選を予言していたエマニュエル・トッドさんへの、
    朝日新聞編集者のインタビューを掲載。

    続いてトランプさんの共和党候補指名受諾演説を資料として。

    最後、というか残り半分以上のページをつかって
    佐藤優さんによる
    「トランプ現象」の世界的影響、そして日本は

    一昨年出版された『大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)』の中で佐藤さんは
    「(トランプのことを)しかし、民主党候補に勝ち、大統領になれるかと言えば、その可能性はほぼゼロでしょう」
    と言われているのですが、
    この本では
    「私は雑誌や新聞への寄稿などで、クリントンが勝利するという決め打ちはしませんでした」
    「私は外務省ほど大きく的を外しはしませんでしたが、副島さんほどには踏み込んでモノを言うことができませんでした。
    実証主義的に物事を見る習慣から抜け出すことができない私の限界だとも言えますが、
    日本の論壇全体で見れば、トランプは大統領候補者から排除されないだろうし、情勢によっては当選も十分ありうるおいう見方をしていたと思います」
    とあり、「1~2年の間に彼自身の中にもいろいろ変化があったのだなあ」と思いました。

    なので、佐藤優さんの本はとても面白くて、これからもどんどん読んでいきたいけど、「彼も予言者ではないので情勢によって変わっていくことも大いにある」というつもりで読んでいかなくちゃなと。
    ほら、私ってすぐカリスマのように思ってしまうところがあるから。

    そんな私はこの本で初めてトランプさんの演説を読んで
    「私なら彼に投票しちゃうだろうなー」
    と思ってしまいました。

  • このお二人の対談!?と思って購入したら違いました。

  • 両著者の論旨をコピペしただけの簡単なお仕事本

  • この本を読み終えてまず最初にやったことは、蔵書管理ソフトの著者の項目をエマニュエル・トッド氏から佐藤優氏に変更したこと。この本の一番ケシカラン所は、トッド氏と佐藤氏が対談、もしくは佐藤氏がインタビューしたと思わせる表紙やタイトルにある。実際は朝日新聞社の記者が予め用意していたと思われる想定問答をしただけで、トッド氏の話の魅力やインテリジェンスが全く発揮されておらず、読むのが苦痛なレベルであるとまで言える。しかしながら、佐藤氏のパートはニーバーの件が長すぎる以外は総じてしっかり表していると思う。
    なので、これほトッド氏の著書ではなく、佐藤優氏の著書であると。フラットな意見のトランプ論が読みたかった私としては、佐藤氏の論には非常に共感を覚えた。

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著者プロフィール

1951年生。歴史人口学者・家族人類学者。フランス国立人口統計学研究所(INED)に所属。家族制度研究の第一人者ラスレットの指導で、76年に博士論文『工業化以前のヨーロッパの7つの農民共同体』を提出。同年、『最後の転落』で、弱冠25歳にして乳児死亡率の上昇を論拠に旧ソ連の崩壊を断言。その後の『第三惑星』と『世界の幼少期』(99年に『世界の多様性』として合本化)において、各地域における「家族構造」と「社会の上部構造(政治・経済・文化)」の連関を示す全く新しい歴史観と世界像を提示。『新ヨーロッパ大全』I、II(1990)では多様性に満ちた新しいヨーロッパ像を提示。対イラク戦争開始前の2002年に発表された『帝国以後〔アメリカ・システムの崩壊〕』ではアメリカの衰退、とりわけ経済力の衰退を指摘。

「2019年 『ユーロ病と日本病』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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