もの言えぬ時代 戦争・アメリカ・共謀罪 (朝日新書)

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  • 朝日新聞出版 (2017年10月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022737366

作品紹介

【社会科学/政治】いま「この国のかたち」が大きく変わろうとしている。共謀罪によって「監視社会」「密告社会」は本当に到来するのか? 「右傾化」を押しとどめることはできるのか? 朝日新聞大型連載『問う「共謀罪」』から一流論客たちの提言を、再取材のうえ収録!

もの言えぬ時代 戦争・アメリカ・共謀罪 (朝日新書)の感想・レビュー・書評

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  • 第1部は、錚々たる論客が語る、現在の日本への危惧と提言。
    内田樹は、日本はアメリカの属国で、対米従属を通じての対米自立、それが今の日本だ、と論破する。
    高村薫は、日本は異論を排除する国になっていると懸念し、「社会の暴走を許さない力のある日本語を」、物書きとして伝える、と語る。
    半藤一利は、戦争ができる国の条件として、戦争に反対する奴を押さえつけるための法律をその一つとして、「共謀罪」法がそれに該当すると訴える。
    第2部は、「共謀罪」法についての、賛否両論の各界著名人へのインタビュー。
    表現者たちは、この法律が内心の自由を奪いかねないと、訴える。誰だって、テロは怖いし、安心安全に暮らしたい。けれども、それを追い求め、監視を徹底すれば、自由やプライバシーは死滅する。
    そんな現状に、田原総一郎は「ジャーナリズムの存在意義は波風を立てることだ」と主張し、「今こそ言論の自由を体を張って守る時」と。

  • 怖くなってきた。執筆者中に知っている人が多かったからよんでみたが、戦慄する。共謀罪賛成派の人も含まれている。やっぱり本当に監視社会、検閲社会が来そうで本当にみんなで構えないといけないんじゃないかと思う。いろいろ言葉を変えて太平洋戦争中とは違うふりをして、だんだん洗脳されていく。テロ対策オリンピック成功が都合のいい口実。半藤氏の文章は説得力がすごくある。このいくつかでもいいから読んでください。とくに若者。

  • 東2法経図・開架 326.8A/U14m//K

  • 20171217 そういえばテレビで可哀想なおじさんが一人で何か言っては笑われ、又、何か言っては呆れられていた事を思い出した。その後の転換を見るとあれも戦術だったのかも知れないと思える。
    ポイントオブノーリターンについて真剣に考えてみたい。まだ間に合うという気持ちがあるのも事実。もう遅いとわかる前に危機感を持って状況を見ていこうと思う。

  • 国会においてしっかりとした議論、答弁がなされていないことが問題。与党も野党も、共通する大きな目標があるはずなのでそれに向かって、しっかりと言葉を「交わして」ほしい。

  • 共謀罪のお話

  • 成立過程に疑義の残る共謀法や安全保障関連法について各方面の論客が物申す。
    朝日新聞出版ではあるが、思っていたよりは中立な人選。
    権力者に武器を与えたとき、その権力者には大きな責任が課せられるが、恐怖に囚われたとき、濫用が始まることを歴史から学ぶことが大切だ。

  • 共謀罪を中心に現政権や現在の風潮に対して警鐘をならす
    人たちの記事。
    ただし、すべてが反対論者(いわゆるリベラルだけではなく)三浦さんのように安部政権養護で、反リベラルな
    考え方の論説もあります。
    内田樹氏・加藤陽子氏・高村薫氏・半藤一利氏・三浦瑠璃氏
    の5人の論説と、多数の人のインタビュー。
    多数の人のインタビューはもう少し、人を絞っても論説的に
    もう少し内容を濃く載せたほうがいいような気がします。
    また、反対賛成の双方の意見を載せているのは好感が
    持てますが、数だけでいうと少し片寄っているかなとも
    思います。
    反リベラルの三浦氏の論説は、非常に納得がいく部分もあります。

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