- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022737403
作品紹介・あらすじ
休んでも取れない疲労感は、自律神経が疲れている証拠。気が張ると一瞬忘れるが、放置していては健康があぶない。食事、睡眠、仕事の段取り、オフの過ごし方-ちょっとしたことがグッタリとスッキリの大差を生む。疲労医学の専門家が正しい回復法を伝授。
感想・レビュー・書評
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疲労について、著者のいう原因、対処法がストンと心に落ちた。
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簡潔に隠れ疲労とその対策について書かれている。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/689563 -
最近、疲れが抜けなくてどうにかならないものかと思っていた時にこの本のタイトルが目に入り読みました。疲労というのはカラダの疲れだけではなく、精神的な疲れも大きく影響を及ぼしており、食事や睡眠でいくらか解消出来るものだと分かったので、今後の生活に取り入れていきたいと思います。
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「隠れ疲労」というフレーズは初めて聞いたが内容はほぼ知ってることだったので、確認の意味でも読めてよかった。世の中、不要な情報が拡散し過ぎていて疲れるのも仕方がないのかも知れない。無理し過ぎないよう適度に休みながら過ごしたいものだ。
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自律神経がつかれているから疲れが取れない?
疲労医学の専門家が、正しい回復法を伝授する1冊。
2022年5月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00540064 -
疲れがたまっているのにそれを認識できない、疲労感なき疲労=隠れ疲労。疲労医学第一人者による一冊。疲れの原因はたったひとつ「自律神経の中枢」の疲弊ということ。最強の抗疲労効果を持つ「イミダペプチド」があること。そして、回復の手段は「良質な睡眠をとること」ただひとつということ。現代人は、今、遺伝子では想定されていなかった世界に遭遇し、過酷で無理な日々を過ごしているらしい。ちゃんとセルフケアしていかないといけないと感じた。
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やはり疲れを取るのは睡眠しか無いんだよね・・・
日本人の睡眠時間が世界的に見ても低いことを考えると
働き方や生活のあり方も見直さないと。
ただでさえ人口減少・高齢化で現役世代の負担はますます増えていくのだから。 -
疲労の医学的な研究がどんな風に進んでいるのかわかる。そこから、日常生活へのアドバイスがなされる。ごく一般的な啓蒙書だ。
この本のコアは、
《我々が直接感じる“疲労感”と身体の真の“疲労”は違うもので、真の“疲労”は疲労因子FF(fatigue factor)として血液検査で計測できる》
という部分だろう
そうならばFFの測定に基づいて対策は立てていけばよいことになるはずだ。実際そのような形で説明がなされて健康の為のアドバイスがなされていく。
この部分ではデータを用いた説明はなされない。〇〇するとFFが減って突然死が××%減ったーとかは書かれていない。啓蒙書であることを考えればそれでも良い気がするが、FFが真の“疲労”を表す指標に成り得るにか少し不安になる。
もう一つ気になるのが“疲労”という体験を狭く取り過ぎているかもしれないーという部分だ。この本では“疲労”を自律神経のダメージという風に限局してしまっている。仕事や作業の低下のみを相手にしていて、細胞一つ一つに蓄積されてるダメージみたいな視点が抜け落ちている可能性がある。ヒートショックプロテインの働きや作用はこの視点からは疲労回復の仕組みとしては拾いにくいのではないだろうか? -
疲れています