ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代 (朝日新書)

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  • 朝日新聞出版
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022737588

作品紹介・あらすじ

普通の人がSNSで一躍有名人になり、自分の世界を広げる一方、どんなに頑張ってもつながりを広げられない人がいる-「つながり格差」はますます広まっていく時代に、お互いに高められる仲間と"共感"で「ゆるく」つながるには。世界を切り開くための新時代の人間関係のあり方を、ベストセラー『レバレッジ人脈術』の著者が読みとく。

感想・レビュー・書評

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  • ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代
    2018/3/13 著:本田 直之

    何かを得るために人脈をつくろう、人脈をつくればなにか得をするだろうというような発想で人とのつながりを築こうとすることは、スタートから間違っている。

    著者が考える深いつながりとは、「一緒に成長していけるマインドの高い仲間たちの結びつき」である。その意味においては、人間関係をより深めていくことは、著者の仕事といってもよい。どうしたら人のつながりを深められるのかという点が本書の重要なテーマとなっている。構成は以下の6章から成る。
    ①強制的つながりに疲れてきた日本人
    ②ゆるいつながりの登場
    ③つながりに必要なのは、協調性より、共感性
    ④SNSで疲れる人、世界を広げる人
    ⑤ゆるさこそ多様性の源
    ⑥AI時代・人生100年時代を生き抜くつながりの法則

    SNSの浸透により、確実に人と人とのつながりは大きく変化・進化している。直接的な人のつながりとSNS等によるネット上でのつながり、そしてそのミックス型がある。そしてその垣根もなくなりつつあり、従来に比してその重要性というのも役割や目的によりどちらが正しいというのも変わっている。

    大切なことは柔軟な姿勢。確実にこれからもますますその垣根はなくなると共にSNSと一言では言い表すことが出来ないような関わり方も進化と共に出現する。そのたびにどちらが重要であるとか〇か×などではなく、柔軟で良い点を受け入れ組み入れていくことが求められ、そこに成長やビジネス上での成功も入り込んでくることも想像できる。

    共に高めあい、成長し続け、共に成功を手にする。
    そんな仲間とこれからも出会い続けたい。

  • P.2020/3/14

  • ゆるいつながり=共感ベースのコミュニティのことです。

    職場のタテ社会や、学校のクラスのヨコ社会など、自分
    では選択できないつながり。

    または異業種交流会などで名刺交換をする相手との
    「自分に何か利益をもたらしてくれるかもしれない」と
    金ヅル目当てのつながり。

    これらは全て古い人脈と言って切り捨て、「共感」で
    つながり合う人脈こそがこれから求められ、そして
    そんな人脈作りが現代では可能であることを示してくれる
    一冊です。

  • たびに一緒に行ったり、場所を決めて待ち合わせできるような自由な個人の人たちとのコミュニティを作る。たびを重要視して、
    それは多様性と創造性を高めると考えて、優先的にスラック、余裕の時間を作るような人、オフライン、会員制、友達経由で探していく、
    ▶️簡単に始めてみる


    周囲の人間は、自分を映す鏡 「個人のブランディング」に関して言えば、自分がどういう人とつき合っているのか、一度見直してみることも大切でしょう。 経営コンサルタントの大前研一さんは、自分を変えるには、次の3つの方法しかないと言っていました。 「時間配分を変える、住む場所を変える、つき合う人を変える
    ▶︎付き合う人を変えるタイミング

    わたしが長年実践している「つながり方」は、完全にこのハブ型です。  文字どおりハブになる人がコミュニティの中心にいて、どんどん仲間同士をつなげていくタイプのネットワーク。人を紹介する機会も多いし、人に紹介される機会も多いのがハブ型の特徴

    ▶︎ハブ型のハブになる

    これからのコミュニティやネットワークは、多様性が不可欠です。 自分の周りに自分と同じような人ばかりが集まっている状態はかなり不健全だし、個人としても社会としても「進展」が望めないと思います。  わたしがなぜ頻繁に旅をしているのかというと、いろんなことを知りたいからです。食べたことのない料理を食べたり見たことのない文化に触れたり、なにか新しい生き方をしている人に出会ったり──。  そこには、よいものも悪いものもあるけれど、とにかく世界にはさまざまな生き方や考え方がその意味では、旅をすることもいろんな人に会うことも読書も、そしてSNSも同じだと思っています。 

    ▶︎旅・海外が価値観と多様性を作る。多様性とクリエイティビティ、インプットのために、魅力を作るために、海外、旅は不可欠

    わたしが主宰している交流会はリアルな集まりばかりです。先に述べたトライアスロンチームもその一つと言えますが、ほかにも「旅ラウンジ」という旅をライフスタイルに取り入れる仲間が 30 人ほど集まる会や、「シェフズギャザリング」という和・洋、国内・海外のトップシェフが垣根を超えて 50 人ほど集まる会も主宰してい「旅ラウンジ」のほうは、旅をライフスタイルにしている人たちの集まり。上は 68 歳から下は 20 歳までいますが、フラットな仲間たちです。受けつけていません。いわば完全招待制。「仲間のためになる」と思う人にだけ声をかけて参加してもらっています。  自分が主宰する交流会の入り口は狭くしたほうがいいというのがわたしの考え方

    ▶︎狭い、特定のコミュニティを作る

    誰でもOKにすると、どうしても集まりの目的や内容が薄まってしまう。好きな人が多い旅とか食とかは特にそうで、自分はなにも価値を提供しないで情報を聞きに来ただけといった人が多くなりがちです。  完全に限定したほうが参加者も安心して出席できるし、情報を聞くだけというような一方的なやり取りも起こりません。つい「誰でも連れてきていいよ」などと安易に声をかけがちですが、もし合わない人が参加したら会の価値が下がるだけなので、そういう誘い方はやめたほうがいいと思います。  たとえば、SNSで「荒れる」というのも、誰でも参加できるからこそ変な人が入ってきてしまうのです。  せっかく交流会を主宰するなら、その会の価値を高めるような仲間たちが集うよう会をつくるのがベストです。  実際に交流会を主宰してみると、あまり価値を提供していない「参加しているだけの人」が思ったよりもたくさんいることに気づくでしょう。そして、そういう人たちの多くが主宰者の大変さをわかっていないことを実感して、少なからずがっかりするはずです。を主宰する、取りまとめるということはものすごく大変です。けれども、そのことにリスペクトできない人が少なくない。もちろん主宰者は、別に感謝してほしいと思ってやっているわけではないのですが。  ただ主宰者は、その会に対して価値を提供しないような人には「もう声をかけないでおこう」と思うものです。  

    ▶︎主催者になる

    食べるのが好きなわたしにとっては願ってもない時代ですが、今日のような盛況ぶりは 10 年ほど前には考えられませんでした。日本人が海外に行って憧れのレストランで食事をするというのが普通だったのが、いまでは日本のほうが憧れの場所になっていて、わたしも海外の人を日本のお店に案内する機会が格段に増えています。  なにも日本食に限りません。人とのつながりを世界中に広げられる日本人ならではのテーマがほかにもたくさんあると思います。 オリジナリティがあれば、

    ▶︎食べるに関して、コミュニティを作るのはアリかも

    「ひとり」と「孤独」は違う 「ゆるいつながり」は希薄なつながりではなく、「ゆるい、けれども深いつながり」だと繰り返し述べてきました。リアルな世界でのコミュニケーションやコミュニティ、ネットワークのあり方を考えていく際、大事なキーワードになるのが「多様性」と「クリエイティビティ」(創造性)

    ▶︎キーワードとしてはいいかも。コミュニティのテーマとしてもいい

    ただ、そこにある人間関係は、タテではなく「ヨコの関係」です。わたしをハブにした、強制ベースではない「ゆるいつながり」の中で、プロジェクトごとにチームをつくってビジネスを進めるわけですが、そこには依存関係はなく、 プロフェッショナルとして独り立ちをしている人たちが「自由」に集まると、かえって強い仲間意識が生まれるものなのです。 仕事は、「人と会うこと」  わたしの仕事は、突き詰めると「いろんな人と会うこと」だと思います。さまざまな人たちと会って話すだけで、刺激がもらえるしインプットにもなる。そして、なにかクリエイティブになったり、アイデアが浮かんできたり、チャレンジ精神も湧いてくる。決して大げさではなく、 絶え間ない人との中で、いまの自分のすべてが成り立っていると実感しています。  世界中どこに行っても人と会うことができるわけですから、わたしの場合、どこにいても仕事ができるという言い方もできます。  裏返せば、わたしが人と会わなくなったらクリエイティビティもなくなるし、仕事も成り立たなくなるということです。  だからこそ、わたしは人に会えるところにいないといけないし、誰にも会わずに一日を過ごすということはありえないのです。 

    ▶︎これは生き方としてやるべき

    つながりの中でこそ、「個の力」が発揮される  ビジネスにしろライフスタイルにしろ、わたしは「個の力」がとても重要だと思っていますが、それは「なんでも一人でやれる」という意味ではありません。人とのつながりがあってこそ個人のパワーは発揮されます。  仲間も誰もいなくてネットワークもない、完全に一人で成り立つビジネスやライフスタイルというものは、ごく限られています。  まず、強制ベースから離れた「自由」な個人がいて、その個人がほかの人とつながることで、初めて「個の力」が最大限に活かされるのだと思います。つまり、なにかに依存しない個人であり続けるために「個の力」を磨く必要があるわけです。  そうした「個の力」のつながりでなければ、クリエイティブなコミュニティにはならない ということです。  

    ▶︎考え方として重要

    みんなが同じように考えて同じように行動していたら新しいなにかは生まれません。 新しい発想は、多様なものの組み合わせの中から生まれます。 「同じ会社の人としかつき合っていません」という人は、その会社の中では出世できるかもしれません。しかしビジネスをクリエイトする、あるいはライフスタイルをクリエイトするということで言えばいずれアイデアが枯渇して、それ以上発想が広がらなくなってしまうはず

    ▶︎場所を作る

    要するに、 人は環境にとても影響されやすく、それはネガティブな気持ちであれポジティブな気持ちであれ、どうしても伝染してしまうものなのです。  たとえば、会社の悪口ばかり言っている人と飲んで

    ▶︎個人の人しか作れない、行動する

    多様であることは、自由であること  大事なのは、いろんな考え方を持っている人たち、いろんな生き方をしている人たちとつながっていないと、自分の可能性を狭めてしまうということです。同じような人ばかり自分の周りに集めても、なにも進展しません。だからこそ「多様性」が重要なわけです。  人とつながるということは、さまざまな自分との違いを認めていく、発見していく行為でもあります。  わたしが多様性のあるつながりが好きな理由は、まさにそこにあります。  なぜ、わたしは旅をするのか。それは先にも述べましたが、いろんなことを知りたいからです。新しい文化に触れたり食べたことのないものを食べたり、さまざまな働き方や考え方、生き方をしている人たちに出会ったりする。そうしたことが刺激になって、自分を成長させてくれるから多様性のある人とのつながりは、生き方の選択肢を増やし、いざというときのセーフティーネットになることもあります。  身の回りの人たちとしかつき合っていない、同じような働き方をして同じような生活をしている人たちとしかつながりを持っていない人は、そうした学習の機会がありません。だからわからなくなってしまうし、それ以外の人たちとつき合うのが怖くなって、そこからどんどん抜け出せなくなるでしょう。  わたしにとっては旅をすることも、

    ▶︎多様性

    なぜかと言えば、いま若者たちが夢中になっている新しいテクノロジーのことを知らないと、自分自身の価値が下がってしまうと思っているから。「わからない、自分には必要世の中の変化に取り残されていては、わたしの仕事は成り立ちません。だから初めはなにかよくわからなくても、とにかくやってみる。すると、自分で使っているうちにその「面白さ」が理解できるようになってきます。  本当は、それは単なる流行であって将来的にはなんの意味もないことになるのかもしれません。けれども、若者たちが「いま、なにを考えているのか」ということが理解できなくなると、ビジネスの発想がどんどん古くなって、クリエイティビティもなくなって、やがて枯渇してしまいます。  わたしは、必死に若者たちについて行こうとしています。大学の講師も務めていますが、それは学生の生き方に触れたいからであって、いま若者たちがなにを考えているのか、むしろ自分が教わりたいからなのです。  だから学生たちによくこう言います。「教えているように見えて、本当は教えられに来ているんだよ」と。彼らはあまり理解できないらしくキョトンとしていますが。  今後はAIが進歩して、多くの仕事がコンピュータに取られるとも言わ

    ▶︎学生から学ぶ、佐脇さんに連絡してあって見るのもアリかもしれない。高校生、大学生と話す機会を作る

  • いつも少し未来の当たり前を提供する本田直之さん。

    日本的なつながりを重視した社会から、ゆるいつながりを軸にした社会に変化しつつある。
    働き方もその方向に変わっていく可能性がある。

    特にFacebookの捉え方が個人的にしっくりきた。
    この考えが頭に入っていないと、時代に取り残されるかもしれない。

  • 『ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代』(本田直之著/朝日新聞出版)vol.446
    http://shirayu.com/blog/topstory/branding/6748.html

  • 本田直之の2018年の新書。
    ・人間関係を築き、それを継続させるためには、「相手がどう思うか」という”想像力”が不可欠
    ・人々の働き方が急速に変わってきており、時代から取り残された人があぶり出される時代が始まっている。
    ・明快な一つのテーマ=共通言語のもとに多様な人たちが集まるという形が理想的
    ・自分ならではの価値が提供できるように、自分自身を磨いておく必要がある
    ・プロフェッショナルとして独り立ちしている人たちが自由にあつまると、かえって強い仲間意識が生まれるもの
    ・つながりの中でこそ、個の力が発揮される
    ・つながりに必要なのは協調性より共感性
    ・人は環境にとても影響されやすく、それはネガティブな気持ちであれポジティブな気持ちであれ、どうしても伝染してしまう
    ・多様性のある人とのつながりは、生き方の選択肢を増やし、いざという時のセーフティネットになる
    ・長く現役を続けるために必要なのは「仕事と遊びの垣根をなくす」ような働き方が重要
    ・前例のない時代の中で、大事になってくるのは、常に実験し続けること。常に自分の頭で考え続けること、よい仲間を持っていることが重要。
    ・仲間というのは集めるものではなく、集まるもの。
    ・時代についていくために労力を惜しまない

  • インスタ始めてみます。

  • Sansanのクラウド名刺管理アプリEight

    大前研一 自分を変えるには
     時間配分を変える、住む場所を変える、付き合う人を変える

    仲間というのは、集めるもののではなく、集まるものだ

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著者プロフィール

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役。ハワイ、東京に拠点を構え、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々を食およびサウナを巡る旅をし、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。食やサウナのイベントのプロデュースも行う。

「2019年 『人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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