こちら、郵政省特別配達課! (ソノラマノベルス)

著者 : 小川一水
  • 朝日新聞出版 (2008年1月発売)
3.26
  • (0)
  • (7)
  • (10)
  • (2)
  • (0)
  • 56人登録
  • 4レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022738059

こちら、郵政省特別配達課! (ソノラマノベルス)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 20150410

  • 無茶苦茶さは良いけど、意味付けが弱くて納得がどうも出来ない。一つの出来事から派生する、周囲への波紋がなぁ……あんまり無いんだよ。プラス面でも、マイナス面でもね。無茶苦茶で面白い。ただ、それだけ。

  • 「素早くお届けします。どんな物でもどこへでも。ただし切手が貼れる物」。かつて、今は亡き郵政省が宅配便相手に本気を出したことがある。好評既刊文庫2冊を合本。あのトッパイ伝説のすべてが明らかにされる

  • なんとなく面白そうかな、と思って手に取った1冊。
    もともと2冊だったのを、1冊にまとめたということ。
    1冊目の方だけだったら、★1個だったかも。
    郵便局が、宅配便などに対抗するために出来た特別配達課。採算度外視でなんでも運ぶ。
    課員は出世コースから外れちゃったけど、配達への情熱は人一倍熱いヒトビト。
    配達のためなら、金に糸目はつけずに、スーパーカーや新幹線を使いまくる。

    なんて聞こえは格好いいけど、どうも「それ、税金使ってやってんでしょう??」というのが、常に頭を離れず素直に楽しめない。
    お話しの世界とは言っても、「税金の無駄遣い」というイメージがどうしてもつきまとう。
    同じように公務員が暴れ回る作品として、田中芳樹の「薬師寺涼子シリーズ」があるが、あっちは暴れ回るのに使う費用はお涼さまの自腹だからいい。
    せめて、もうすこし「どうしても民間では(採算度外視で)運べずに、どうしても運ぶ必要性があるもの」という審査をすべきじゃないか?とか、つまらないことを考えてしまう。
    緊急を要する薬っていうのは、これは良いと思う。
    しかし、「家で死にたい」という老人の願いを叶える為に家を運んでしまう、というのはどうか?
    確かにその願いは人間として当たり前のものかもしれない。
    しかし、それを採算度外視で全部受けていたら、たちまち財政は破綻する。
    こんなこと言って、痛快なはずの話が楽しめなくなっちゃうなんて、オトナってつまんないなぁ、とは思うけれども。

    というわけで、なかなか「痛快!!」とまで言い切れずに、もやもやしたものを抱えつつ読み進む。
    でも、作者もそのジレンマは承知の上だったようで、2冊目の方で、そのことを問いかける流れとなったので、★1つはやめておきました。
    「公務員の甘え」という言葉には、拍手喝采を送りたい。

    ただ、ちょっと文章にこなれてない部分が目立ったこと、誤字があったこと、前半で税金を無駄遣いしすぎたこと(笑)などで、ちょっと辛めに。

全4件中 1 - 4件を表示

小川一水の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジェイムズ・P・...
有効な右矢印 無効な右矢印

こちら、郵政省特別配達課! (ソノラマノベルス)はこんな本です

ツイートする