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- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022738448
感想・レビュー・書評
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そもそも、本シリーズは私が中学生のころに読み始めたのだから、スタートしたのは、かれこれ30年近く前。当時、新刊はぼちぼち出ていたのですが、そのうち、新作発表は1年おき、3年おきと長くなってきており、最新作は10年ぶりの作品になるのでは・・・
装丁も、最初はソノラマ文庫でしたが、ハードカバーで出しなおされたり、合本になったり・・・迷走しながらも、作者の最高傑作なので、続いているというところでしょうか。夢枕獏も、すっかり人気作家になっちゃったからねぇ・・・
ずっと、最新作は追いかけていたのですが、この度、最新刊(本シリーズでの9巻)を発見し、どうしても読みたいため、その前々巻から読み直しました(といっても、文庫4冊相当)。このあたりを読んだのも、もう20年近く前になるのでは・・・。
話としては、いよいよ物語の核心に迫るところで、主役級の人物の回想シーンの、その中に出てくる手記の、更にその中の回想シーンといった、わけの分からない時間の遡り方をしています。それも文庫で4冊分も・・・
どうも、今回発見した最新刊(9巻相当)では、やっと現代に戻りそうなので、復習も兼ねて、読んでみました・・・
繰り返しになりますが、多作な作者の最高作品だと思うんだけど、いかんせん、話が進まなすぎ・・・
まぁ、良くわからない方は、ガラスの仮面と同じ状況だと思っていただければ結構。詳細をみるコメント0件をすべて表示