いつか、勇者だった少年 (朝日ノベルズ)

著者 : 秋口ぎぐる
制作 : 睦月 ムンク 
  • 朝日新聞出版 (2010年2月19日発売)
3.00
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022739322

作品紹介

隼人はかつて、異世界に召喚された勇者だった。同じ境遇の仲間たちと共に魔物たちと戦い、帰還してから2年。かつての仲間による復讐が始まった時、隼人が感じたものは恐怖ではなく歓喜だった。なぜなら、それこそが退屈な日常から素晴らしい非日常の世界へ再び飛び込むチャンスに他ならないからだ…。ライトノベルの常識をひっくり返す、ダークサイドヒーロー登場。

いつか、勇者だった少年 (朝日ノベルズ)の感想・レビュー・書評

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  • 友達が話題にあげていたので読んで見た。
    読みやすく、あっさり読了することができた。
    内容は、異世界もののナナメ系としてはある意味ありがちなところ。綺麗にまとまってはいるけど、展開に目新しさがなかった。
    また、ダークヒーローとはいうものの、なんだか小物で主人公に魅力を感じない。

  • 「冒険が終わった後」の話。舞台設定と、全体的に押さえ気味で思わせぶりな文章が、「摩陀羅 天使編」みたいだなぁと思いながら読みました。主人公は異世界に魅せられ性格が歪んでしまったのか、もともと歪んでたのか…。その辺の人物像の形成過程が描けてないので、(作者の)悪趣味が前に出ただけのように感じられてしまったところは残念です。秋口さんらしい、面白い着眼点だとは思います。

  • 2年前、異世界に召喚され、勇者になった後に日常に戻った少年が主人公の現代ファンタジー。ただし、この主人公が正義の心なんぞ微塵もない人格破綻者。こう書くと、厨2御用達小説に見えるのだけど、面白かった。
    まず、TRPGライターが書いただけあって、随所にTRPG(特にSW)のギミックや常識が仕込んである。むしろ、TRPGer以外の読者をあんまり想定してない感じ。構成や作りも小説というより、単発セッション(シナリオ)の骨組みだし。
    そしてダークサイドヒーローなのに、主人公が厨2御用達のハイスペックやダークヒーロー特有のカリスマ性を一切持ってないのが楽しい。解説でも言及されてたけどあくまで読者(ライトノベルやゲームのファン)のカリカチュアに過ぎない。
    主人公以外のキャラも、「テンプレートキャラに中の人が入ったテンプレート」なんで、TRPGやってる人ならにやにや出来ると思う。まあ、逆にTRPGぽさより小説としての構成を求める人にはフレームが物足りないかも。そんな感じ。

  • いつもながら、いい感じです。サクッと読めるので好きです。

  • 非現実を現実に巻き込んで好きにする流れは良いんだけど、やってることが小さすぎる・・・

  • 久々に名前を見たので買ってしまった。
    言うほど裏をかいている感じはしないけれど、終盤の対決は読んでてニヤニヤが止まらなくて良かった。

  • 中古待ち

    確かに、普通とは違う思考の持ち主だったけど、
    ダークで今までに無い主人公かっていうと微妙…
    正直、小ずるい小悪党タイプで、上手く人を騙したと思って
    悦に入るあたりの矮小さは確かに今までに無いかもだけど
    この後どうやっても転んで痛い目をみるビジョンしか浮かばない。
    もうすこし頭をよくしてあげて下さい。

    続くのかどうかは分からないけど、、これで終わったほうがまだいいと思う。

  • 「異世界から戻ってきてその後の話」がメインなので、異世界ファンタジー部分は殆どありません。
    題材は面白いと思うのですが、世界観設定やキャラが薄すぎて感情移入も出来ないし、物語に盛り上がりが感じられない…
    どこまで作者は意図してやっているのか?という事のほうが気になる。

    解説でダークヒーロだとかやたら持ち上げてるのも気になる。解説の絶賛がなければここまでの文句は出なかったかもしれない。
    アンチヒーローやダークヒーローを気取るならもうちょっと頭良くしてあげるか、徹底的な外道をやるくらいの突き抜けたキャラ付けしてあげて欲しい・・・
    いやだって、この主人公、全くカリスマ性も感じないし、人格破綻者ってほどの異常さを持ってるでもないし、はっきり言ってしまうと見てるこっちが恥ずかしいくらいなんですもん・・・ある意味リアルとも言えますが。

    最初は「あーちょっと痛い子なんだな」で済んでましたが、現実世界で民家に自ら放火(ここでドン引き)だの、女の子見殺しにした理由が振られたからだの、このままではどう頑張っても「自分が頭良くてうまく立ち回れてると勘違いしちゃった小悪党」的な末路しか思い浮かばないので。そう見せるのが狙いだというなら良いのですが。

    というか、こういうアンチ◯◯物を最初から掲げてるのは、「あえてやってます」といくらでも言えてしまうのがタチ悪い所ではあります(笑)
    こういうふうに、どこまで作者の意図なのか?とか色々考えられるという点では良い作品なのかもしれませんが、読後気分良くなる人は非っ常ーーに稀だと思うので、単純に娯楽ファンタジーの物語としては絶対おすすめしません。はい。

  • 『コミケ襲撃』の時にも感じたが、倫理観の薄さが個々のキャラの性質ではなく、作品全体の雰囲気としてあるというのが薄気味悪い

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