大東亜の矛 (朝日ノベルズ)

著者 :
制作 : 鈴木康士 
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 10
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022739957

作品紹介・あらすじ

ミッドウェー海戦で四隻の空母を失った日本海軍は、太平洋上で二隻の所属不明空母をを発見する。艦内に生存者は一人だけで、死亡者の遺留品からこの空母は『倭国』という謎の国家が建造したことが明らかになる。空母の性能は、世界の技術水準を遙かに超えており、理解不能な装置さえ存在していた。この空母二隻を駆使して連合軍への反転攻勢を試みる日本に、ついに倭国が接触を図ってきた。

感想・レビュー・書評

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  • 読み始めは違和感を感じて読むのやめようかと思ったんだけど、よく考えると朝日ノベルズなんでラノベじゃないか!
    という事で頭を切り替えてから読んだ。
    すると面白く読めるんだから変なもんだ。

    ちなみに、尺貫法の空母?ありえんなどと思うわけだが、未だにフィートポンドで世界一の軍事大国が存在する事を考えるとそう変でもないかと。

  •  高性能空母を二隻「拾った」ことから始まる逆転の物語であるが、超兵器をもたらした側ともたらされた側との文化的な衝突が軸になっているところが面白かった。戦記である以上、戦場を描く必要はあるのだが、もう少し文化的衝突の側に比重をおいても良かったのではないかと思う。この中で登場する「倭国」という設定は非常に魅力的だった。少々中途半端な終わり方だったのが残念だが、シリーズ化を前提としての終わり方であると期待したい。

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著者プロフィール

【林譲治・作】  1962年北海道生まれ。臨床検査技師を経て、1995年『大日本帝国欧州電撃作戦』(共著)で作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた架空戦記小説で人気を集める。2000年以降は、『ウロボロスの波動』『ストリンガーの沈黙』と続く《AADD》シリーズをはじめ、『記憶汚染』『進化の設計者』(以上、早川書房刊)『侵略者の平和』『暗黒太陽の目覚め』など、科学的アイデアと社会学的文明シミュレーションが融合した作品を次々に発表し、新時代ハードSFの旗手として活躍している。

「2013年 『小惑星2162DSの謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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