- Amazon.co.jp ・雑誌 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022750013
感想・レビュー・書評
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★★★
ここは忍術学園忍者の学校。一年は組の乱太郎、きり丸、しんべヱは三人合わせて半人前の忍者のたまご。
乱太郎の家は由緒正しいヒラ忍者。忍者だけじゃやってけないので半忍半農で、乱太郎は学園の長期休暇には家の農業、家事の手伝いと働いている。両親は息子の乱太郎には立派な忍者になってほしいと思っている。
ドけちのきり丸はゼニを落とす音には敏感で「もらう」「ただ」と聞くとターボがかかる。いくさで家を焼かれ家族を失ったので学園の長期休暇は担任の土井先生の家でお世話になり、幾多のアルバイトを掛け持ちしては先生を巻き込んでいる。
しんべえは金持ちの貿易商人の息子。のんびり屋で食いしん坊。粘着力のある鼻水と涎はかなりの武器。
と、こんな子供たちを受け持つ学術担当土井先生と実技担当山田先生は頭を抱える毎日。
お城の密書を拾ってお城に入り込んだり、泳げない海賊を海に返したり、夏休みの課題で戦場に紛れ込んじゃったり、一人前の忍者になれる日は来るのかな。
★★★
うちの子供たちに小説版(絵本版?)を読んだら大ウケだったので、原作漫画も借りてみた。これまた面白い。基本はギャグ漫画なので笑えるんですが、当時の生活様式や小物は勉強になります。
作者が相当歴史や文化好きなのでしょう、その歴史文化描写は、
庶民の生活様式、住宅事情、各地の方言や当時の小唄、
流通経路や経済事情…
もちろん忍者としての武器、術、相手の心を操る心理作戦の数々、武器の作り方(火薬の元は糞尿からできるとか…)、武器の部位の明細などなど、日本の歴史文化方言に死角ナシといったくらいの情報量。
子供向け漫画とはいえ、忍者の作戦や日々の生活、敵の城への入り方、武器取扱いなどはしっかりしているし、コメディ路線でさらっと描かれていますが、学校の授業が「この手裏剣は高いところから落とすと人の躰くらいは突き抜ける」「わざと敵に捕まり、縛られたり殴られたり蹴られたり…して、参ったふりしてニセ情報を流す」とか、そもそも10歳の子供たちに敵忍者が相手を粉砕できる武器を投げつけてくるし、突き刺さるものが仕掛け有られている罠があったり、まさに毎日がサバイバル、武器や作戦の背景を考えるとかなりシビアな世界。
そもそもありえない”忍者の学校”というものを舞台にしながら違和感なく歴史勉強にもなるというのは、当時の生活背景をしっかり感じられるからでしょうね。
外国人に「ニンジャってどんなことしてたの?」と聞かれたらこれを読んでとお勧めしたいような漫画です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
10年以上ぶりに読みました。
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小学生の頃、連載されてたものを読んでいて、気に入ってたのでコミックスも買っていました。
初期の頃の絵の凄まじさは、なんというか昭和ののんびりした時代を感じさせます 笑
ストーリーは普通に面白いです。
10分アニメだと小話にしかならないのが残念。
30分アニメ時代が好きでした。 -
この子たちの可愛さは本当にヤバい!!!
めっちゃかわいいvvvvv
将来は兵庫県の尼崎市に住むんだ!!!
そして、好きなキャラの地名に住んで住所を書くたびにハスハスすんだw -
全巻あります。
滝夜叉丸先輩が大好きです
不憫でかわいそう…
アニメも絶好調!まさか今でも見てるなんて…!
子どもむけというには意外とシビアな話なんかもあって読んでみたら楽しいかもしれませんよ -
1巻~最新刊まで持ってるけど面倒なので代表で。
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ロンブー亮さんが声優やってたので映画のDVDをレンタル。
ハマってしまったけど、集めるの大変そう(汗 -
三巻くらいまでが一番好きだなあ 最近は上級生が増えたこともあって主人公たちが全然見えてこないので残念
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〜48
ほのぼの。
著者プロフィール
尼子騒兵衛の作品






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