火の鳥 未来編・宇宙編 (あさひコミックス)

著者 :
  • 朝日新聞出版
4.71
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 24
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022757029

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自然、宇宙、命、人間という壮大なテーマをあちこちの時代で描く「火の鳥」シリーズ。デカダンスに満ちた人間の「疲れた」世界と男女の愛、変わらぬ生命の歴史を描く「未来篇」、映画を意識した大胆なコマ割りが特徴的な「宇宙篇」。10代に読んでいらい久しぶりの興奮だった。

  • 僕が初めて読んだ手塚治虫作品は、『火の鳥 異形編』でした。当時小学校低学年だった僕にとっては、『火の鳥』は怖い作品、そして大人の漫画として印象づけられ、その後、そのスケールの大きさに圧倒されながらも読み漁ったものです。

    日本人はなぜこんなに漫画が好きなのか、外国人の目には異様にうつるらしい。なぜ外国の人はこれまで漫画を読まずにいたのだろうか。答えの一つは、彼らの国に手塚治虫がいなかったからだ。

    1989年2月10日、手塚治虫が亡くなった翌日の朝日新聞・天声人語のこの一節を、彼のライフワークであった『火の鳥』を読み返すたびに思い出します。

  • 宇宙の壮大と虚無感を感じた。
    ベストSF漫画。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

手塚治虫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×