アナタもワタシも知らない世界 オカルト万華鏡 3 (HONKOWAコミックス)
- 朝日新聞出版 (2014年7月8日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022758040
作品紹介・あらすじ
【芸術生活/コミック劇画】「HONKOWA」連載中のミステリアス・エッセイコミック。オカルティックなあれこれの謎を掘り下げる面白不思議バラエティーだ。超自然&神秘的なテーマを毎回チョイス。各界の第一人者へ取材し、驚きのスピリチュアル的体験を描きつくす!
感想・レビュー・書評
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3巻のテーマは、「タロット」「お墓」「死後の世界」「UMA」「人相」です。
タロットと言うと思いだすのは、30年ほど前のこと。
大学の学園祭で、生年月日と出生地の郵便番号を入力すると、パソコンで惑星の位置を計算し、ホロスコープと占いをプリントアウトするプログラムを作り、1回500円で販売しました。
今ならネットで只でできることですが1982年当時はパソコン自体がまだめずらしい時代でしたので、行列ができたほどでした。
その後、友人から「小田原駅前のショッピングセンターのイベントで無料でやって欲しい」という話があり、「いいよー」と引き受けました。
さて、当日の夕方、併設のタロットによる占い師さんから「この占い滅茶苦茶だから」とクレームをいただきました。
西洋占星術のロジックについて調べた当時、「その人が生まれた時点の太陽と惑星と星座の位置関係から占う」ことが分かりました。
そして、3つの星の位置関係が正三角形ならお互いの星の効果を高めあう最高の関係で、正方形なら星の効果を打ち消しあう最悪の関係であること。また、まさに、東空に昇りつつある星の意味が重要であることなどが分かり、その辺についてプログラムして短文を文章になるように連結してプリントアウトしていたんです。
でも、小田原でお会いしたタロットによる占い師さんによると、「基本はそうなんだけど、読み取りの強さってのがあってね。このホロスコープからこの文章ってありえないのよ」とのことで、「すみません」と平謝りでした。
それまで、占い師って、いい加減なことをテキトーにいうやつに違いないと思っていたのですが、そういう人ばかりではないことに気づかされた良い経験でした。