加門七海の鬼神伝説

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 47
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022758507

作品紹介・あらすじ

過ぎると言っても過言ではない“鬼”への愛が止まらない!! 歴史ミステリー・エッセイを得意とする加門七海が“鬼”への愛を語りつくす。鬼界のヒーロー酒呑童子を称え、朝廷の犬・源頼光と四天王の悪行を晒し、鬼を娶った坂上田村麻呂を敬愛する!愛と怒りのイチャモンだらけのライト歴史ミステリーエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 加門さんらしい、鬼神を擁護する一冊。
    笑わせてもらいました。
    その一方で、敗者の歴史を噛ましめさせていただきました。
    まつろわぬ者の悲劇を描いている本書は、歴史や民俗学が好きな人間には堪らない一冊でしょう。
    面白かった(^^)

  • 頼光を朝廷の犬と、、、天晴れ!

    朝日新聞出版
    https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22080

  • 鬼伝説は日本中にある。
    鬼の正体は何か?

    権力に従ったものと、権力から遠ざかるが、その存在を無視できぬほど力があったものの二つの集団による確執ではなかったか?

    勝ったものと負けたものは、新旧のどんな戦いにもその描写の違いが出る。
    負けたものは常に悪きものとされるのだ。

    だが本当に忌み嫌うべき存在だったのか?

    そこをオタク気分をプラスして、ファンとして描ききったのがこの加門七海さんの本。


    あまりに資料の少ない昔の事情は、勝った側からしか描かれないが、実は興味深い魅力たっぷりなもう一つの主人公がいるに違いない。

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著者プロフィール

東京都墨田区生まれ。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』で作家デビュー。著作に、『うわさの神仏』『うわさの人物』『猫怪々』『霊能動物館』『怪談徒然草』『お祓い日和』『鍛える聖地』『怪談を書く怪談』『『大江戸魔方陣』など多数。

「2020年 『お咒い日和 その解説と実際』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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