- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022758811
感想・レビュー・書評
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情けは人のためならず! 「利他(自分のことよりも他人の幸福を願うこと)」の心が福を招く?
宝籤にまつわる実体験を機に実益アップも兼ねて、自称プチ霊感持ちの漫画家が「金運とは何か?」を取材しつつ、金運にご利益がある寺社仏閣にお参りしては、その成果を宝籤で確認。はたしてその結果は……? 自身に福を招くための秘訣満載のスピリチュアル・エッセイ。
心霊関係の本も適当に読むのですが、本書で書かれている金運を上げるために推奨されていることは、力のある人がみんな言っていることで、即ち金運とは
「ペイ・フォワード(自分が受けた善意を他の誰かに渡すことで善意をその先につないでいくこと)で育まれるもの」
「人との繋がりを強くした結果で他者からもたらされるもの」
「我利我利さん(自分の利益だけに目を向けてその獲得に力を尽す人)のままではいつまでも上がらないもの」
(意訳)とコメントしています。
じゃああの人や某宗教団体はどうなの、ということになるのですが、当人も周囲の人も「そうすれば幸せになれる」と心から思っていると福は来る。逆に「利他」の心で接していても、多頭飼飼育崩壊のような自身の充足感を満たすためだけの「身勝手な利他心」だったり、相手の拒絶や自身の境遇に不満や悪心を抱いたりすると福は離れるということで、結局はバランスと気の持ちようなのかと。
詰まるところ、お薦めされていることを全て実践するのは困難なので、肩肘張らず無理せずに、できることからコツコツと……。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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