キマイラ 10 鬼骨変 (ソノラマノベルス)

  • 朝日新聞出版 (2014年9月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784022760142

みんなの感想まとめ

物語が動き出し、主要キャラクターたちの過去や内面が掘り下げられる中で、緊迫感のある展開が繰り広げられます。キマイラ化した九鬼が天空へ去る一方、菊地や九十九らの葛藤や欲望が交錯し、事件が次々と発生。特に...

感想・レビュー・書評

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  • やっと物語が動く。キマイラ化した九鬼は、ツォギェルと巫炎の助けにより巫炎と共に天空へ去る。その後、復活を果たした龍王院弘、キマイラ化した九鬼を見たことから混乱している菊地、深雪への欲望から衝動を抑えようと肉体を酷使する九十九。そこへ深雪が連れ去られる事件が起こる。連れ去られる深雪を見かけ立ちはだかる菊地はボックに倒され、一緒に連れ去られてしまう。龍王院弘は、ボックの仲間に偶然関わり、深雪の事件を知る。深雪を探し海へ出た九十九は、菊地の隠剣を拾う。玄造の屋敷へ確かめに行った後、円空山に帰ると雲斎が戻っているという展開で。さあ、これから激しく物語は動いていくのだろうか。それにしても、今回も過去の話が…。心迷う菊地が、中学時代から一年前の西城学園入学時、空手部入部までを思い出し、九鬼の学園での強さも描かれる。主要人物を一人ずつ深く掘り下げようとする作者が今度は菊地の過去まで見せてしまう。だから長くなるのだと思うが、そこがキマイラという物語なのだと贔屓目に見てしまうのは、作者の術中にはまっているからでしょう。でも、大きく動く物語が見たい。

  • 空手部どうなったんかな

  • 2014年発行、朝日新聞出版のソノラマノベルス。あれ、これ既読?いろいろな版をまぜて読むためわからなくなってしまった。もちろん何度もこのシリーズで書いているように若干苦痛をも感じながらも筋を追っている形で読んでいる私が悪いのでしょうが。ということで一体既読かどうかもわからないほど筋を追うだけになってしまっています。どうも過去の話が長く続きすぎて現代の状況がどうなってるのか、最初の登場人物紹介をみてもわからなくなってしまっています。

    あとがき:「あとがき ―久しぶりに血を沸き立たせて」(2014年夏 小田原にて―)夢枕獏(蝉しぐれ旅路の果ての果ての果て)、他:本書は【一冊の本』(2013年六月号から20214年七月号)まで連載されたものに、加筆訂正したもの。

    ソノラマ文庫版→ソノラマノベルス版→角川文庫版と移動しつつ読んでいたのが既読を読んだ原因。ソノラマノベルス版が2巻で1冊になりナンバリングがずれてたこともあり、ソノラマノベルス版の続きを読んでしまっていた。

  • まあなんというか、相変わらずあんまり話しが進まないね。
    個性的な脇役が多過ぎるのかな?
    九十九三蔵、菊地良二、龍王院弘等寄り道が多過ぎないかしら?
    せっかく現代に戻ってきたのに。
    しょうがない気長に作者が死なないように完結を待ちますか。

  • 【25/10000】
    夢枕獏 著
    「キマイラ鬼骨変」
    ソノラマノベルス

    広大な西域篇からしてみれば、現代の話は少し退屈だが、新しい進展があった。ボックの登場である。
    この話も後一冊で最新刊。

    次はどれにしようかな。

  • いつの間にか出ていた。
    ようやく話が現代に戻ってきて、前に進むかと思いきや、まぁのんびりとしたペース。このペースで物語を進めるのであれば、もっとドンドン新作を出して!といった感じ。もう30年も追いかけているのに。

  • キマイラ・シリーズ、最新刊をようやく読み終えました。やっぱり昔と比べるとパワーダウンしていますが、それでも面白かったです。
    1つ気になったのは、携帯電話です。作中時間の経過だと、携帯電話が一般に普及するのはもっと後だと思うのですが・・・。
    この作品とは関係ありませんが、「ガラスの仮面」も突然携帯電話が登場したあたりから時代設定がメチャメチャになって面白くなくなったので、キマイラもそうならないか心配です。(;_;)

  • 読み始めたのは、いったいいつだっただろうかというぐらいの昔の話であり、物語の中の時間の経過がほとんどなく、その間に時代が進んでおり、本来は登場しないはずの携帯電話が登場するなど、なんとなく今の当たり前のものが紛れ込んでしまっているが、まあそれは今の話に置き換わっているのだろう。本作はそういう時代の流れの中で、九鬼の高校時代のエピソードなど、物語が持っていた若い時代に戻りつつ、今の時代に即していこうという感があって良い。それにしても最後まで行き着くのか?多くのシリーズに結末をつけつつある作者ではあるが、これは終わらないほうが良いのかもしれない。

  • 2014/11/6購入
    2014/11/9読了

  • 以前通りの情念がここにあった。
    泣けた。

  • 忘れた頃にやって来る

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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