絶海戦線1 滾るミッドウェー (朝日ノベルズ)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022760159

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】日米主力艦隊、太平洋で激突す!緒戦に勝利した日本だったが、本国に予想外の攻撃を受け、戦略の転換を余儀なくされる。海軍は持てる艦隊戦力の大半を、中部太平洋の要衝ミッドウェーに投入するが……。戦記新シリーズ、始動!

感想・レビュー・書評

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  • がっちりミッドウェー大作戦!
    余計な支作戦なんていらんかったんや!と物量でミッドウェーに迫る日本海軍。そして、それでも齟齬からあわや作戦失敗となるのも日本海軍らしい。そしてミッドウェーを占領するも行く手に暗雲が垂れ込めるエピローグ

  •  八八艦隊海戦譜簡潔から間を置かずに新シリーズが始まった。展開はいつもどおりであるが、横山にしては珍しく末端の兵士の様子が多く描かれているためこれまでとはちょっと雰囲気の違う作品になっている。
     ミッドウェーに全戦力を投入するというif展開になっているが、それ以外は防諜の不備も含めほぼ史実通りである。加えて米軍はレーダー射撃を行っているような描写もあり、開幕から帝国海軍が不利な状況に陥っている。ギリギリのところで踏みとどまるという作風であるが、本作はすでに負けが見えてしまっている。近年の作品のように踏みとどまるのか、それとも本当に負けてしまうのか。

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著者プロフィール

横山信義
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始。著書に『八八艦隊物語』『修羅の波濤』『修羅の戦野』『蒼海の尖兵』『海鳴り果つるとき』『砂塵燃ゆ』『ビッグY』『零の守護者』『戦艦「大和」最後の光芒』『擾乱の海』『南海蒼空戦記』『旭日、遥かなり』『不屈の海』『蒼洋の城塞』などシリーズ多数。

「2023年 『連合艦隊西進す6 北海のラグナロク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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