- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022760203
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学小説】大鳳と久鬼のキマイラ化を抑えるべく奔走する雲斎は、亜室健之から聞いた恐るべき秘密を三蔵に語り始める。一方、拉致された深雪を助けるべく単身戦いを挑んだ菊地は、謎の少年と対峙する。筆者渾身の「大河伝奇小説」シリーズ最新刊!
感想・レビュー・書評
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ようやくここまで来たかという感じ。
鬼骨、アグニチャクラの起源、始まりがようやく語られました。
ここからどう終焉に向かうのか。
是非とも完結を読みたいものである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ようやくキマイラの謎が明らかに・・・。ここまでくるのに長かったですね。ただ、なんとなく「いつものメンバー」がでてきた感も。
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この巻いるの?
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2015 1 12
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【74/10000】
夢枕獏 著
「キマイラ明王変」
ソノラマノベルス
老子やシッダールタなど、歴史上の人物が出てくるが、読み手を惹きつける力は、失われていない。
大鳳や九鬼、巫炎のキマイラよりも、面白いかも知れない。
次はいよいよ、「キマイラ曼荼羅変」。
終りが近づいてきた。 -
ようやく物語が現代に戻ってきたと思ったら、またしても、物語は古代中国やインドに飛びました。
これもキマイラの謎に迫るためと割り切りましたが、九十九と対面した雲斎が、この件から手を引けと言い出したのは納得できませんでした。
これだけ深入りしてしまったのに、いくら雲斎の優しさからの言葉とはいえ、そりゃないよと思いました。