司馬遼太郎 もうひとつの幕末史 (週刊朝日MOOK)

  • 朝日新聞出版 (2022年3月22日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・雑誌 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022770639

作品紹介・あらすじ

週刊朝日の人気連載をまとめたムック「司馬遼太郎」シリーズ最新刊。コロナ下にあって『司馬遼太郎と昭和』『司馬遼太郎の戦国』は好成績を収め、連載13年目の今号で累計100万部を超える。 今回は西洋医学に魅せられた医師松本良順を主人公にした『胡蝶の夢』が中心的な作品になる。良順は徳川慶喜、勝海舟、近藤勇、土方歳三らと出会い、大きな影響も受ける。坂本龍馬や吉田松陰など英雄や大物から考える幕末でなく、医学から見た幕末、身分制社会から抜け出そうとする人々の幕末、さらには近藤勇、土方歳三の人間性にも迫っている。現代の日本がコロナと戦い続けているように、良順は江戸時代に天然痘、コレラと戦った。コロナ禍の現代を考える今日的なテーマも持つ。小林修出版写真部部長が撮影した長崎、高知、北海道、オランダなどの写真を前面にし、再構成されたグラビア、本文はオールカラーになる。

感想・レビュー・書評

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  • ムック本なのであまり期待していなかったけど
    楽しく読めた
    挿絵と写真が内容と合わさってより良かった

  • 司馬遼太郎好きとしては。写真も素晴らしい。

  • 司馬遼太郎作品を元にさまざまな面から解説、解釈をしたムック本。
    ・胡蝶の夢
    ・竜馬がゆく
    ・酔って候
    ・燃えよ剣
    ・最後の将軍
    等、司馬遼太郎の幕末作品をまた読みたくなると思っているうちに、再読とは別の圧巻さ。
    さまざまな人物、土地、出来事へ焦点が当てられていて大いに楽しめた。

    読んでいて端から忘れていくのにメモを取らずに読んだのが残念なほど。

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