- 朝日新聞出版 (2020年5月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (305ページ) / ISBN・EAN: 9784022931580
みんなの感想まとめ
出生前診断に関する女性の視点からの考察が描かれた本で、医師や専門家の立場ではなく、実際に出産を経験する母親の意見が重視されています。著者は、出生前診断の結果に対する判断は母親自身が行うべきであり、その...
感想・レビュー・書評
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出生前診断について、女性の立場から書かれた本である。これについては、どうしても医師や専門家が書く場合が多いが、どうしても医師の立場などに立って述べることが多い。それに対して、実際に産む立場から、出生前診断を中立的に語っていることが基調だ。例えば、出生前診断を受けるか受けないか、そして陽性だった場合中絶するかしないかは、徹底して母親が決めるという意見だ。それを可能にするために、情報は多い方が良いと語る。ダウン症の子供を産んだ場合の社会的サポートや費用、仕事を続けられるかどうかなどを知った上で判断するべきだという。日本は技術だけは進んでも、それに対する理解や法制度が進んでいない。いまだに堕胎罪が存在し、中絶は違法である。唯一、経済的理由でのみ中絶が許されるのはおかしいと著者は語る。そして、出生前診断についても、国の指針は「知らせる必要はない」という立場であり、悩み苦しむ母親のことを考えていないと指摘する。
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なんとなく受けるのではなく、結果の捉え方をよく夫婦で話し合い考えた上で受けるべき検査。小知の不安、という言葉は心に残った。何でもインターネットで調べて不安を募らせてしまうから。無知の安心状態の方が幸せだったりする。
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