父権制の崩壊 あるいは指導者はもう来ない (朝日新書)

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  • 朝日新聞出版
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レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022950116

感想・レビュー・書評

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  • 日々報道され「その言い訳は通るの???」と思う数々のできごと

    それが起こってしまう日本の体質
    しみついているものは制度が変わっても実質変わらず、一部が変わった場合様々な齟齬を引き起こす

    その体質が解き明かされるようで面白い

  • 父権というけれど、必ずしも父親もしくは組織の統率者的ポジションにある人だけでなく、誠心誠意言葉を尽くして理解を求めることの難しさを考えさせられた気がした。人の集団って、空気や気分、なんとなくで動いてしまいがち。だから、そこの長みたいなエライ人は説明しなくていいし、そもそもできない。でも、今の社会を見ると、その説明できないことによってさまざまな軋轢を生じている。モリカケ問題とか、日大アメフト事件とかボクシング協会会長の件とかね。俺自身、説明って苦手だからなぁ。他人事としてではなく、自分事としてあれこれ考えた。

    • chineseplumさん
      聞く耳持つ人と持たぬ人と、有りますね… 聞いて欲しい人の耳を素通りする 不思議なことです 
      聞く耳持つ人と持たぬ人と、有りますね… 聞いて欲しい人の耳を素通りする 不思議なことです 
      2020/11/11
  • 池上彰にとっての、『知らないと恥をかく世界の常識』シリーズみたいなもんだな。
    橋本治が生きていたら、今の世界の状況をどう考えるかな?っていつも思う。
    だから彼の著書を読んで、その思考体系をもっともっと身体に染み込ませたいと思う。

  • 伝統的な制度が崩れても、そのマインドはなかなか変わらない。時代の変わり目・過渡期?それはいつの時代にもあったはずで、当事者たちはそれにどう対応してきたのか?確かなことは、合意形成に向けた対話を怠らないこと。急がないこと。

  • ●森友問題、加計学園問題、共通事項は、安倍の2文字ではなく、「中央の人間は地方の人間を下に見ている」ということ。

  • 何もないくせに何故か偉そうで、やたら迷惑なオヤジ。彼らは一体何処から発生し、社会で何をしてきたのか?何処へいくのか?男のサポートという役割から飛び出した女の論理とは?
    映画の話なんかも交えながら軽妙に語られる、男社会の成り立ちと崩壊と。めちゃくちゃ面白かったです。
    腹立つことばかりの日本の社会や政治に対して、こういう語り方ができる人が亡くなってしまったことが悲しい。
    橋本さんなら、今の日本の韓国に対する外交、吉本の一連の騒動をどう書いたのかな?と思った。

  • 「父権制の崩壊」をキーワードに現代社会の諸問題を考える。橋本治の言うとおりだな。

  • 世の中のどうしてこうなるんだ?というもやもやをわかりやすい言葉で解説してくれる方でした。この本もそう。亡くなられて、この先誰が私の疑問に答えてくれるのだろうと途方に暮れています。安らかにお休みください。

  • 最後のまとめはお見事です。なるほどでした。

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著者プロフィール

橋本 治 はしもとおさむ
作家。1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文学科卒業後、イラストレーターとなり、1977年、小説『桃尻娘』でデビュー。小説、評論、戯曲、エッセイ、古典の現代語訳などさまざまなフィールドで活躍。『桃尻語訳枕草子』『窯変源氏物語』『貧乏は正しい! 』『恋愛論』『美男へのレッスン』『宗教なんかこわくない! 』『双調平家物語』『「わからない」という方法』『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『上司は思いつきで物を言う』『蝶のゆくえ』『日本の行く道』『あなたの苦手な彼女について』など著書多数。

「2021年 『ぼくらのSEX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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