結婚不要社会 (朝日新書)

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  • 朝日新聞出版
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022950208

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  • 日本の結婚を取り巻く社会環境の変遷と欧米との結婚観との違い。

    結婚しなくても一人の稼ぎで大した経済的不自由もなく生きていける。かつ今は一人分の家事をするだけで良いのに、結婚したら家事割合は女性に多い現状(もちろん一概には言えないけど)の中で、結婚するとこれまでと同じ会社での業務量プラス二人分の家事をしなければならなくなるのであれば、結婚=シンプルに負担増加というイメージが強く、結婚にメリットを感じられない。
    ただいつまでも結婚せずにいると性格に難があると思われる、かつ年を重ねるごとに子どもが生める女性を求める男性から選ばれなくなるという恐怖から逃れられない。
    経済的には欧米のように女性社会進出が促進されているのに、社会的結婚観の中では日本の近代的家族観とが残っていて、両者がいまいち相容れていないように思える。

    平成を終えて令和になった今後、日本の結婚を取り巻く環境はどのような変遷を遂げるのか、正直全然希望は持っていないけど、とにかくあらゆる価値観が認められる、どんな価値観の人も肩身の狭い思いをしない社会になれば、結婚してもしなくてもどちらでもいい。

  • 人生はやり直しがききません。20-30年前に良いと思って選択したことが20-30年後に正しいとは限らず、かつ修正しにくいわけです

    結婚 男性のとってはイベント、女性のとっては生まれ変わり

    いつでも結婚できる、から、なかなか結婚できないへ、人々の認識は変化した

    想定外の社会現象が、恋愛の衰退

    今は恋愛感情はいつか冷める。お金は裏切らない

    結婚困難社会 実質賃金が上がらない

    事実婚をしている理由
     名前を変えたくない
     周りの人に説明するのがめんどくさい

    近代的結婚に固執する理由
     社会システムが近代的結婚を必要としている
     永続性の保証
     世間体社会 若い人 多数派にならないと、仲間はずれにされるかもと思う

    平成という時代は、まさに格差拡大と希望が失われる年間だった

    日本ではパートナーでそれなりに楽しく生活するしくみー産業や習慣ーが、逆に生まれてしまいました。つまり、欧米の結婚不要社会はパートナー必要社会であるのに対して、日本は結婚が困難になりはじめているのに、パートナー不要社会になっている

    日本では、結婚は必要だと思われているけれど結婚するのは困難であって、それゆえにパートナー不要社会になっているという言い方もできます。

    パートナー圧力のない日本(パートナーがいないとみっともないという意識、パートナー形成圧力)

    日本の結婚の未来形 経済と世間体がどう変化するかによる

    世間体にこだわらず、楽しく暮らせそうな人と一緒にクラスという新しい結婚の形が増えて、結婚する人が増えていくという兆候は確かにある

    過去は過去。過去を取り戻そうとすれば、未来を失う

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著者プロフィール

山田 昌弘(ヤマダ マサヒロ)

1957年、東京生まれ。1981年、東京大学文学部卒。
1986年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。
現在、中央大学文学部教授。専門は家族社会学。コピーライターとしても定評がある。
NPO全国地域結婚支援センター理事

【著書】
『パラサイト・シングルの時代』『希望格差社会』(ともに筑摩書房)、『新平等社会』『ここがおかしい日本の社会保障』(ともに文藝春秋)、『迷走する家族』(有斐閣)、『「家族」難民』(朝日新聞出版)などがある。

【公職】
•内閣府 男女共同参画会議・民間議員
•文部科学省 子どもの徳育に関する懇談会・委員
•社会生産性本部 ワーク・ライフ・バランス推進会議・委員
•厚生省 人口問題審議会・専門委員
•経済企画庁 国民生活審議会・特別委員
•参議院 調査室・客員研究員
•東京都 青少年協議会・委員
•同 児童福祉審議会・委員
•内閣府 国民生活審議会・委員
などを歴任。

「2016年 『結婚クライシス 中流転落不安』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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