テクノロジーの未来が腹落ちする25のヒン ト (新書765)

  • 朝日新聞出版 (2020年5月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784022950697

作品紹介・あらすじ

AI(人工知能)が人間の脳を凌駕した社会、「シンギュラリティー」の時代が遠からず到来する? 医療、お金、教育、政治、治安から結婚まで、さまざまな分野で進むテクノロジー革命。その最前線を朝日新聞経済部記者たちが内外に取材し、いまとこれからの?年の日本と世界を予測する。人類の近未来はユートピアかディストピアか。 「シンギュラリティー」を描いたユヴァル・ノア・ハラル氏への朝日新聞のインタビューを完全収録した。

みんなの感想まとめ

テクノロジーの進化がもたらす未来について深く考察する内容で、特にAIの影響がさまざまな分野に及ぶ様子が描かれています。雇用、医療、教育といったテーマを通じて、これからの社会がどのように変わるのかを明確...

感想・レビュー・書評

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  • 日々進化を遂げるAIについて、人間が気をつけるべきポイントがいくつも散りばめられた一冊だった。

    まず、AIが人間の能力を超えて自律していく、いわゆるシンギュラリティが近い将来起きる可能性があること。AIの出した判断が、人間の能力の範疇を超えてしまうので、人間側で腹落ちできずにAIの判定結果をそのまま鵜呑みにするしかないことが起きるかもしれない。

    個人的にAIは万能ではないと思っていて、要は人間がどういう目的とどういう世界を実現したいかの目的を明確にしない限り、AIというツールに溺れてしまうと思う。目的を忘れ、AIをとりあえず使っておけばいいという流れが、シンギュラリティを起こしてしまうのではないかと考える。

    また、自動運転で事故が起こった際の対応に関する倫理観も興味深かった。暴走車が対向車線から来た時に、右に行けば妊婦、左に行けば子供がいるがどちらを犠牲にするのか。はたまた野良猫と家猫がいた場合はどうするか等々。。ある種グレーゾーン(または公にしてこなかった倫理観)に対して、あらかじめ決めておく必要が出てくる側面も存在する。


    テクノロジーが急速に進化する今、我々がどういう未来を実現したいのかをまずは考えていかなくてはいけないと感じた。

  • AIなどの技術進歩により世の中にどのような変化が起きるか知りたい人におすすめ

    【概要】
    ●1章 未来への大転換
        雇用、医療、教育などが今後どう変化するか
     2章 見えないルーラー(支配者)
        世の中を支配するものを検証する
     3章 いま考えること
        技術進歩を社会に役立たせるためのとるべき選択肢

    【感想】
    ●テクノロジーの中心はAIとして世の中がどうなるか書かれている。
     論点毎に分けて記載されているため各論としてはわかりやすい。全体としてどうなのかは自分の頭で整理する必要がある。
    ●AIが進んだとしても少子化の影響が多く人手はどんどん不足するようだ。そう考えると、AIが仕事を奪って失業者が増えるという理論とは矛盾が生じることになる。
    ●人は自分たちの生活をよくするためにテクノロジーを進展させようとしているのではないだろうか。利便性の追求どころかその逆を進むのであれば、そのようなテクノロジーは不要だと考えないのだろうか。自分で自分の首を絞める。人間とは不思議な生き物だなと思う。

  • テクノロジーによりもたらされる未来を考えるにあたっての論点25。時代的にかAIに関するものが多い。

  • AIに代表されるテクノロジーの進化がこれからの成長に不可欠となっている現代、AIを初めとしたテクノロジーは使うものであって、決してテクノロジーに使われることがあってはならないと感じた。一度手に入れた便利さは手放しにくいが、効率性だけを追及するのではなく、何のための、本当に必要なのか、いかに正しく、という視点を持ち続けることが大切なのだと思う。自分自身のデータを自分で管理できなくなっている現状、見えないところで進んでいく個人情報による信用のスコア化やプロファイル化による監視社会や差別、AIがどうしてそのような判断をしたのかを理解できなくなっている状況下で兵器への利用等、人間の倫理観に頼るだけで大丈夫なのか、人々の幸せのためにどう活かしていくべきなのか、色々なことを考えさせられた。

  • 2020.8.26 80
    aiといろいろな組み合わせ、監視、信用、評価、病気、保健、軍事利用、ハッキングによる暴走の抑止、データを持つものの圧倒的な力、遺伝子、行政エストニア、ベーシックインカム、就職活動、転職活動、gms、プラットフォームなど。

  • ほとんどAIについての話で、いまの日本の課題が正しく認識できた。藤沢のスマートシティなど、身近にもこんな例がある、というのが多く紹介されてて参考になった。

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