教員という仕事 なぜ「ブラック化」したのか (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022951021

作品紹介・あらすじ

日本の教員の労働時間は世界一多い。また、教員間のいじめが起きたりコロナ禍での対応に忙殺されたり、労働環境が年々過酷になっている。現職の教員のインタビューを通し、現状と課題を浮き彫りにすると同時に、教育行政、教育改革の問題も論じる。

感想・レビュー・書評

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  • 毎年5000人が心を病む「教員」の過酷すぎる実態 | ワークスタイル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
    https://toyokeizai.net/articles/-/390826

    朝日新聞出版 最新刊行物:新書:教員という仕事
    https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22345

  • 壊れて、みますかねぇ。残念ながら頑丈に産んでいただいております。
    冗談は置いといて…
    学校を変えるには、社会全体のシフトチェンジが必要。パラダイムシフトが。現場は、現場で手一杯なのは、どこの現場でも同じでは?どこの職場も働きづらさはありますよね?
    事件は現場で起こってる!…もう20年前のドラマのセリフですが、現場と会議室がかけ離れてるのも、あまり変わりないですよね。

  • 教員の不祥事や処分については詳細にメディアを通じて公表されるのに、同じ公務員である警察関係は明らかにされていない。
    このことが、いかにこの日本という国が、権力者に都合のいいシステムになっているかを、如実に表していると実感。

    私自身、自らこの道を選び、現在もなお続けており、かつ、辞める決断など到底できないし、この仕事に対する充実感も享受させてもらっているので、今更後悔もない(いや、あるかw)が、ほかの誰かには勧める職業ではないなとも切実に考えているのも事実。

    結局、この本を読んだところで、解決策はまったくいに等しいので、この評価にとどまったかなと。

  • 教員による不祥事を問題視しつつも、教育委員会やその上位機関による「教育改革」にも問題があり、その改革が見直しの時期に入っているという筆者の論。問題解決の具体的な策としては、管理職の採用方法や事務の分業制を挙げていたが、「〜すべき」という論に留まり、既に行なっている学校や自治体の具体例が少なく説得力に欠けた印象。
    しかし他の方が挙げているとおり、「教員の過重労働」は社会問題となっており、元教員である筆者や実情を把握している現役の教員からのインタビューが掲載された本著は、一読の価値があると感じた。

  • 日本の学校、教員の現状の一部が、浅く紹介されています
    問題点は何か
    何がその問題をもたらしたか
    どうすれば解決できるか
    については考証が足りていません
    でも、これを機に今後の学校のあり方が、国民全体の関心ごとになれば良いと思う

  • 元高校教員が記述した文には重みがあった。

    子供達と向き合う時間が少なくなり
    教員達は大人との付き合い方を忘れたような気がする。

    現実と対比してもさほど違和感がないのは、私自身も同じことを感じてるからだと思う。

    もう一度、足下を確認していかなければ。

  • <目次>
    第1章  問題山積みの教員の世界
    第2章  悲鳴をあげる心と身体
    第3章  不信が出発点の「教員改革」
    第4章  「求める教員」像とは
    第5章  教員のリアル~5人のインタビュー
    第6章  傍らにいる人の教員観
    第7章  教員・学校の将来のために

    <内容>
    元教員による取材報告。学校に寄り添った内容。学校世界を知らない人に、その実態を教えてくれる。インタビューも年齢構成などの配慮が感じられる。改革案も示されるが、施策の問題(政府の感覚が現場と乖離している。本の中で「本音では、上からの指示に従い自分で考えずに物言わぬ人材を育成したいと考える誰かが「教育改革」に介入しているのではないかと推測したくなる」と書かれていて、同感する)なので、具体的にしにくい。。今度の指導要領の改正ポイントは、「考える人材」の育成だが、教える側が正反対の人間では、育つものも育たない。

  • 教員という仕事のブラックさがよく描かれている。
    最近の教員は忙しく、保護者の学校への要求はエスカレートしている、日本の教育界に未来はあるのか、暗澹たる気持ちになった。

  • 図書館で借りた本。

    教員という仕事が大変という指摘については類書と同じで、神戸市立東須磨小学校の教員によるいじめ事件を取り上げ、コロナ対策でさらに多忙ということへの言及が新しいというだけ。5人の現役教員へのインタビューは参考になる。

  • 業務を減らすヒントが書かれているかな?と思ったけど、すぐ実践できるようなものはなく…
    筆者も終わりに述べているように、現状を知ってもらうことが目的の一冊でした。

    「ムラ社会」のようになっている教員集団や、「教育的愛情」を履き違えている教員たちは確かに大勢いますね…
    褒める教育によって根拠のない強い自己肯定感を持つ若手教員も増えてきたように感じていました。
    それに悩んでいるのはわたしだけじゃないんだな、同じように感じている人もいるのかと知れただけでも、読んでいて嬉しかったです。

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