アパレルの終焉と再生 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 82
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022951069

作品紹介・あらすじ

アパレル業界における、過剰に供給して過半が売れ残る「ギャンブルビジネス」は死に体だ。シーズン毎にトレンドを仕掛けて買い替えを煽り、メディアと結託して「ブランド神話」を創造し煽ったファッションシステムの手法はもう通用しない。新型コロナの収束がみえず、消費者の「エシカル(倫理)」志向が高まり、アパレルは歴史的な転換期を迎えている。衣料品の役割が大変容した今、生き残りをかけた業界の実態に、ファッションマーケティングの第一人者が迫る。<目次>プロローグ コロナで一変した生活と生計  第一章 壊滅的打撃を受けた百貨店とアパレル  第二章 百貨店はコロナ以前に終わっていた第三章 コロナに直撃されたアパレル業界  第四章 こうしてアパレル業界は行き詰まった  第五章 コロナ後の新世界はエシカル&リサイクル第六章 アフター・コロナの店舗販売は一変する  第七章 アパレルの販売員は使い捨てなのか  第八章 ギャンブルビジネスからスマートビジネスへ  エピローグ ファッションシステム幻想から顧客目線へ

感想・レビュー・書評

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  • 正直業界の固有名詞が多く、かつ、読みづらい内容でした。基本的にはサステナビリティを意識しない大量生産や、顧客を考慮しない上から目線の商品開発の姿勢に警笛をならすというもの。

  • 2021.02.11 「アパレルの終焉と再生」というタイトルだが、内容的にはアパレルの終焉という感じがした。いよいよ終わりというイメージ。消費者のアパレルに関するニーズがどのように変化しているかにつきるが、ビジネスモデルとしては相当な覚悟と変革がない限り難しいだろう。ゴールも成長ではなく持続だろう。また、メーカーだけでなく百貨店、SCなども共倒れの可能性が高いだろう。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/755272

  • プロローグ コロナで一変した生活と生計
    第1章 壊滅的打撃を受けた百貨店とアパレル
    第2章 百貨店はコロナ以前に終わっていた
    第3章 コロナに直撃されたアパレル業界
    第4章 こうしてアパレル業界は行き詰まった
    第5章 コロナ後の新世界はエシカル&リサイクル
    第6章 アフター・コロナの店舗販売は一変する
    第7章 アパレルの販売員は使い捨てなのか
    第8章 ギャンブルビジネスからスマートビジネスへ
    エピローグ ファッションシステム幻想から顧客目線へ

  • 親の代からファッションビジネスに関わってきた著者による、業界への問題提起と提言。
    毎シーズンごとにモデルチェンジをくりかえす、多産多死モデルはサステナブルではないというのは全くその通りだと思う。
    グラフを1枚つければ済むことに、延々と数字を羅列して説明するので読みにくく、結構飛ばし読みしてしまった。

  • <目次>
    はじめに
    プロローグコロナで一変した生活と生計
    第1章壊滅的打撃を受けた百貨店とアパレル
    第2章百貨店はコロナ以前に終わっていた
    第3章コロナに直撃されたアパレル業界
    第4章こうしてアパレル業界は行詰まった
    第5章コロナ後の新世界はエシカル&リサイクル
    第6章アフターコロナの店舗販売は一変する
    第7章アパレルの販売員は使い捨てなのか
    第8章ギャンブルビジネスからスマートビジネスへ
    エピローグファッションシステム幻想から顧客目線へ
    おわりに

    p125 SPA流通が行詰まった今日、アパレル流通を再生
    する突破口はスマートベンダーによる需給調整機能の
    復活
    P143 店舗のを持たずECとSNSで直販するD2Cとて在庫
    の壁の超えらなく~在庫を抱えず受注販売するC2M、
    あるいはデジタル装備のスマートファクトリーでQR
    生産するしかない。
    P147東日本大震災の時か~エシカルに人生観を変えるしかか
    なかった~過剰消費と膨大な無駄が支えてきた現代文明
    こそエシカルに転換する必要ありかも
    P155ブランドビジネスはアーカイブを志向する
    P205欧米のトレンド情報を背景に顧客との情報格差で
    付加価値を訴求するという半世紀前の時代~
    P208スマートファクトリー化される国内縫製工場は~
    5営業日で完結できる~中国沿岸部のっ量産スマート
    ファクトリー
    P211 C2Mの成功例は中国レッドカラー社のCOTTE

    WWD.JAPANなどに連載した記事などのまとめた文に
    書き下ろしを加えたもの。分析部分では、いつもの
    小島氏の数字の羅列があり、つまらない。
    が、全体としての構成、考え方には賛同できる

  • 2021/02/20

  • 20210201

  • 服が好きなので、アパレルで就職をと考えたこともあった。ただ、女性社会であることと、なんとなく給料が低そうなこと、稼働が長いことが想像されたので断念した。

    実態はそのままでさらにコロナで厳しくなるという話が主題。ファッション業界の用語が目立つが、丁寧に紹介されているので、さほど詳しくなくても読み進められるのはありがたい。

    定価で買う人はごく1部で、セールが当たり前だったのか。。私は定価でコートやジャケットを3、4枚コロナ中に買ってしまったのだけれども

  • アパレルって、ギャンブルだったんだ…という感想が第一にある。
    自動化、サステナブルを前提に、この先、著者の推奨する脱ギャンブルなアパレルが出てくるのでしょうか。

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著者プロフィール

慶応義塾大学卒。大手婦人服専門店チェーンに勤務した後、㈱小島ファッションマーケティングを設立。ファッションビジネスの経営実務研究会SPACを主宰して業界の経営革新にあたる一方、業界誌紙やネットメディアにも寄稿。2016年には経済産業省のアパレル・サプライチェーン研究会委員も務めた。マーケティング&リテイリング~サプライチェーン&ロジスティクスをデジタル/アナログの両面から一貫して捉え、中長期視点の経営戦略と現場の技術革新を提言している。

「2018年 『店は生き残れるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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