- Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023303317
感想・レビュー・書評
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伊集院静のエッセイと堂本剛のイラストによる共著。
伊集院さんのうちの亜以須くん(ミニチュアダックス)がかわいすぎる!!
さいごの写真集がほんとにほんとにかわいい。
表には犬というテーマがあるけど、エッセイは命がキーワードとして書かれてる。
伊集院静は昔から生死を考えるきっかけが多く、すこし特殊な人生をおくってきたんだとわかる。
すこしの勇気を出してあやまってみなさい、というメッセージが、1番ひびいてきた。
剛君との対談が面白い。そして伊集院家は外国のおうちみたいで、すてきだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
犬を愛する二人の交流をエッセイ(伊集院静)、イラスト(堂本剛)で楽しめます。「何の宗教であれ、人間には依るべき思想や存在が必要なことは事実である。それほど一人の人間が生きていくことは大変なのだろう。」(P33)、「私たちは、己だけのために行き続けるのなら、さして人生というものは楽しいものではないだろうし、むしろ淋しいのではと思う。」(P62)、「生きる上の悔やみはどんな人もひとつやふたつ持つようになるのが、私たちの暮らしである。」(P77)が印象に残りました。
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『person』での連載「きみとあるけば」をまとめたもの。
イラク戦争さなかに行なわれた、戦争についてのふたりの対談が収録されています。
この対談の前に、ふたりは戦争についての本をいくつか読んでいます。この本を読むのなら、それらの本もあわせて読んでみるといいと思います。 -
やっぱり犬が飼いたくなる本。
結局イラスト目当てで買ったけど、伊集院さんの文体につられてすらすら読破。
他の小説も読んでみよう、と思いました。
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『きみとあるけば』と同じ形式で出版された2人のエッセイ集です。前作は犬中心の話でしたが、今回はあまり犬たちは出てきません。でも、最後の数ページが伊集院先生の愛犬の写真集状態!!です。
また前作にも少々内容が、かぶっていましたが、今回の内容に多かったと思われるのは、伊集院先生の周りの人々の"死"です。そのことが、色濃く記されていたように思いました。また、堂本さんはイラストに、詩のように、文章がついていました。これも前作にはあまりなかったことです -
2007/2/27
雲が変わったぞ が好きです。
去年亡くなった猫のことを思い出さずにはいられませんでした。
優しい文章がすごくよかった。 -
伊集院さんの文と剛さんの絵があっていて、素敵な一冊です
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つよしくんの絵がすっごくかわいい!!なんかあったかい。
あたしのクソみたいな絵とは大違いだよーう(・∀・)