働く女性のための哲学クリニック (アエラブックス)

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 26
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023303461

作品紹介・あらすじ

やりたい仕事が見つからない、いい恋愛ができない、友だちとうまくいかない…。今の人生に幸福感を感じられないあなた。哲学があなたの味方をします。「あなたにとって、ほんとうの幸せとは何か」を考えてみませんか。

感想・レビュー・書評

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  • 何となく・・・。


  • 幸福というのは、生きながら、いろいろと経験しながら、なんか不幸も自分の中に包みこみながら、しみじみと感じるというところがあるでしょう。つつましやかな生活でも、自分の一生は幸福だと思えるようなね。
    ところが今は幸運と幸福の区別がつきにくくなってきている。
    自己実現は人間をあまり幸せにしない。単純に自分が実現したら、怖い。自己実現の実現という概念が問題。何か遠くに目標を設定して、それに向かって今何をしたらいいかと考える。そうすると、今やっていることが、将来の何かを実現するための単なる手段になってしまう。
    目標が全くない人生っているのは空しいかもしれないけれど、目標が一つしかないっていうのも、哀しい結末しかないんじゃないかな。
    実際には、何かやってる間に目標なんて変わっていく。
    自己実現とは、今の自分が思っている目標を設定するわけ。今の自分が見える範囲で目標を設定し、それに向かって意味付けするわけですが、今の自分に見えている目標なんて貧弱なもんじゃないですか。
    自分の欲望とか意欲と関連付けて仕事を考えるのはやめた方がいい。
    人が死なないでいる理由というのは、やっぱり何か人生で一度は幸福というものを経験しているわけです。

  • 〜06年

  • 具体的な悩みに哲学を添わせる。気軽に買って読んでみては?

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著者プロフィール

1949年生まれ。京都市立芸術大学学長。せんだいメディアテーク館長。哲学者。臨床哲学を探究する。著書に『現象学の視線』『モードの迷宮』『じぶん・この不思議な存在』『ぐずぐずの理由』『聴くことの力――臨床哲学試論』などがある。

「2018年 『大正=歴史の踊り場とは何か 現代の起点を探る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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