襲撃 中田カウスの1000日戦争

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  • 朝日新聞出版
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023304482

感想・レビュー・書評

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  • サイゾーによると島田紳助を引退に追い込んだのはカウスだそうで。
    なるほど本書をよむとたかだかメールでやりとりをしたくらいで引退とは納得がいかないが、カウスとの確執があったのだとすれば、それをネタに追い込むくらいのことはするだろうなと思った。

    おそらく紳助はそれほど自分が面白い、芸達者な芸人ではないと知っていた。だから、紳助竜介を解散し司会者へ転向した。
    それは政治力こそが自分の武器だと信じて疑わなかったからだろう。しかし、同じ吉本芸人で比べるなら実はカウスの方が何枚も上手だった。重ねて紳助には人望もなかった。
    これがあの記者会見の「セーフだと思っていたが、アウトだった」の真意ではないだろうか?


    幼い頃に垣間見た芸人の舞台の笑い顔とは打って変った楽屋での肝の据わった鋭いまなざし。
    そこにこそ惹かれたという中田カウスは所謂"河原者"という覚悟のある最後の芸人なのかもしれない。

    それにしても、ダウンタウンのどっきり企画でお馴染みの大崎洋(現よしもと社長)のイメージ変わったな。
    飄々とした人かと思いきや、相当強かなおっさんじゃないか。

  • 普通企業の内部抗争の話というのは株式とかファイナンスの知識がないとよく分からないことが多いが、吉本の抗争は「気に入らない奴を恫喝する」だけなので非常に分かりやすい。それよりも警察の再三の暴力的な取調べに屈せずしのぎきった「怪芸人」カウスの胆力はスゴイ。本の後半、彼の芸に対する考え方や生い立ちも読みごたえがあった。

  • 最初は勝手にカウス批判の本だと思っていたが(だったら表紙に使えるわけ無い)読んみると至極フラットな位置で話が進んでいき、芸能界とやくざの世界のファーストコンタクトや、必要性からどうして事がここまで大きくなったのかが分りやすい程分りやすい。

    ただ後半になるとカウスを必要以上に持ち上げる印象。
    吉本を守る為には必要な行動だった事は十分理解出来るけどどこまでも芸人でいてほしかったのも事実。

    この動きを真近で見続けた紳介も影響受けたのではないかと思った。次は彼に取材を申し込んでほしい。

  • 吉本興行の株を買っておけば良かった。株主総会へ行ってみたい。

  • おもしろくて一気に読んじゃいました。

    中田カウスさん、男ですね!

    ファンになりました。

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