- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023304772
感想・レビュー・書評
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自分に出来ること、出来ないことを明確にし、出来ないところを周りに「手伝ってもらうスキームを作る」という「手伝ってもらう」ではなく、「手伝ってもらえるスキームを自分が作るんだ」という点が斬新で、慧眼的指摘だった。
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著者の人をドンドン巻き込んで素晴らしいプラットフォーム、サービスを創出することはすごい!
やはり、中間管理職として学ぶ部分が多いです。 -
人を巻き込むチカラ(技術)は重要。部下の育て方、接し方にも触れているので、マネージャ職の方にも読んで頂きたい。
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「おさいふケータイ」の生みの親、平野氏による「新」プラットフォーム思考のすすめ。
プラットフォームとは、「場」のことで、場を提供することによって、アライアンスを進めていく、ということ。
経営戦略としてのプラットフォームからスタートして、それを個人の思考へ、ひいては、勉強法にまで話は及ぶ。
予想以上に面白かった。 -
p23
「効率重視」「利益至上主義」経営で突き進んだ企業が、次々と没落していったのは周知のとおりです。
p31
プラットフォーム戦略とは「複数の関係するグループを場とるいは舞台に載せることで、外部ネットワーク効果を生み出し、一企業という枠を越えた、新しい事業のエコシステムを作り出す」
p44
参加企業を募ることで、自社だけではとても実現できないような多彩で魅力的なサービスを顧客に提供できます。
p102
リーダーの役目は、部下を「ある分野のプロフェッショナル」に育つようにお膳立てをすることだと私は考えています。
p118
チーム全体を活性化させ、業績を高める競争とはどのようなものでしょう。私はベストプラクティスだけをクローズアップする競争だと考えています。
p150
私の交渉法の要諦は、一種のゲーム感覚で「楽しむ」「和む」という意識を持ちながら、相手との協力関係を作り上げることです。仕事上のハードな交渉相手もあくまでも人なのです。最後には「敵ながらあなたと仕事が出来てよかった」と思ってもらえる関係になることです。
p152
驚くほど多くの人が交渉で相手を打ち負かすことにこだわる傾向があります。しかしそれはまったく無駄であり、むしろあなたの品格を下げることになることに将来気づくでしょう。
p154
「アイデアを真似されたらいやだ」と考える人もいるかもしれませんが、たとえ良いアイデアだとしても、99パーセントの人は実行しません。どんどん外部の人に相談したほうが、思わぬ副産物が得られるものです。
p159
もっとも重視した鉄則は「経営者の本気度や目」でした。うまくいかなくなった時にどれだけあきらめずにやれるかが、成否を分けるのです。
p164
珍しいテーマを一生懸命探す必要はありません。2つのテーマを掛け合わせれば、独自性が出てきます。
p180
優れた監督になるには、理論を学ぶことが不可欠です。
学習志向という言葉が注目を集めています。これは、組織の業務遂行の優先順位を、「効率」ではなく「学習」に置くという考え方です。
p194
最初にサラッと全体を速読し、本当に必要なところだけを読む。という効率的な読書法を薦める人もいますが、私の方法は逆。1ページずつ考えながら読むようにしています。 -
藝術、サブカル、食文化、本源的欲求など、
「人の心を動かすものに共感する感覚」を磨くこと。
人が心から望むことは何かを感じる心を磨くこと。
それが、僕のやりたいことにまた一歩近づけてくれる。
そして、最終的には人間力笑 -
想像以上に普通だった、古いのかな?
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プラットホームを構築するには?
→まず大切なのは本源的欲求を見つけることで、FOR WHATなんのため?を問う
勝てるプラットホームは
1.プラットホーム自らの存在価値創出
2.参加者の交流
3.ルール規範による質の維持
そのためには、
1.社会の変化という大きな流れから不満を探す
2.ターゲットグループを探す
3.グループが交流する仕組み
4.キラーコンテンツ
5.価格戦略
6.価格以外の魅力
7.ルール管理 -
iモードやニンテンドーのゲーム機の様に、広く普及するプラットフォームを構築するためのポイント、要するに「受け入れられる」ようにするには何が重要か、をまとめた本。
ギブギブギブ&テイクとか、いかに相手にメリットを感じてもらうかがポイントなのだが、これは別にプラットフォームに限らず、何か新しいアイディアを紹介するときとかにも応用される考え方であるように思った。 -
プラットフォーム創造のフレームワークは勉強になったけど、その他はありがち感が半端ない。