勝間さん、努力で幸せになれますか

  • 朝日新聞出版
3.15
  • (21)
  • (82)
  • (137)
  • (46)
  • (17)
本棚登録 : 700
レビュー : 161
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023304826

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「少しでいいから、努力を続けることで誰かから『ありがとう』と言われ、幸せになれます」という勝間さん。
    「努力できない人がいることはわかりますか。努力しないことが幸せという人の気持ちがわかりますか」という香山さん。
    この二人の間で話は平行線をたどります。

    絶対友達にならない人っていますけど、そんな二人を横から見てるような気分。もう、話すのやめたらいいのに、って。

    勝間さんみたいな人が前を走ってくれないと、希望がもてないじゃないですか。
    でもさ、香山さんみたいな人が後ろを走ってくれないと、浮かばれないじゃないですか。

    どっちが正しいとか、自分はどっちの味方という以前に、二人とも、必要なんです。二人とも、よくいるタイプ。

    そんな気がします。

  • 勝間和代と香山リカの対談。
    効率が上がったあとに幸せはあるのか、頑張れない人に幸せはないのか、独身者は結婚するべきか、いま日本に必要な改革は何なのか、二人が話し合う。

    勝間さんの言いたいことは理想としてわかる。だが、理想と現実は違う。
    私の性格上、香山さんの思想のほうが近い。しかし、とりあえず「でも」と反論から始める話し方が気になる。そんな否定的で精神科医が務まるのかな?患者さんの承認欲求満たせないんじゃないかな?と余計な心配をしている。

  • 何も考えずにコンサルに憧れてた2年前は勝間さん支持派だったけど、就活の最中で、仕事の意味や人生の意味を再考している今は中立ないし香山さん寄りの意見だな。勝間さんにとっての努力と幸せの定義は理解出来る。でもプロセスを楽しめる努力や、自分の好意が循環して自分に戻ってくる幸せは100%では無いと思う。その割合が100%でない以上真理では無いし、それをどう捉えるかは人次第。社会階級の低い余裕の無い人はそれを肯定的に捉えず、その人が別の人に影響を与えることを繰り返して意識の格差は拡大していくんだろうか。自分も勝間式の努力や幸せを体験した経験はある。あるけどその頻度が低いから信念として心中することが出来ない。本当に辛い時に保てない信念なら持たない方がましだと思う。だから昔ほど勝間さんの言うことに疑いを持たずにいられない。
    結局問題なのは人間の本質ではないか。人間の本質に弱さがあってそれを強さで囲うように出来ているなら香山さんが正しい。人間の本質が中立であり、環境によって全て決まるなら勝間さんが正しい。・・・でもその答えは何処にも無い。

  • 三葛館一般 159||KA

    莫大な努力で効率化をめざし、勝ち組で成功者のモデルとされている「勝間和代」に、そもそも努力できない人間、ポジティブに生きられない人間もいるのです、と語る精神科医の香山リカ。正反対に見える2人の対談集です。共通するところ、最後まで相容れないところがあり、とても興味深いです。そんな2人が語る「幸せ」とは。
                                  (うめ)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=56834

  • 二人の考え方の違いは最後まで縮まらず、後味は良くなかった。論理では勝間さんの方が勝っていたが、香山さんの考えを変えるには至らなかった感じ。

  • 香山りかの主張のほうがフィットする。「がんばる」ということに限度がないからだ。ゆえに、壊れる人も出てくるのは、人により持ってうまれた生理的機能が違うわけだから当然の帰結であろう。

  • 延々と続く堂々巡りの議論の本。勝間さんのようになりたいと思っていろんな理由からなれない弱者の私。香山さんはまさに私の事を代弁してくれている。勝間さんと香山さんのように、生きてきた環境、今までの経験から得た価値観もみな違い、話し合ってもお互いを理解する(受け入れる)なんて無理なこと。そうでなかったらこんなに生きづらくない。

  • どっちも極論。香山リカの屁理屈、勝間の理論は途中破綻。痛々しい議論。「利他行にもインセンティブを導入して公平にする」「子供は産んだ方が朝の時間のリズムができるから」と言う訳のわからない勝間的発想で最終的に弱者への痛みを理解してます感が破綻。ついつい合理・効率主義的シンキング露出。議論の余地はない二人の会話だった。香山の弱者目線も、無理がある。彼女はそんなに弱者でもないと思うのだが。香山のあとがきが卑屈で笑った。なかなか当事者じたいがお互いの女としての生き方の違いを認め合うのは難しかったように思う。

  • 最後の二人の手紙に吹き出してしまいましたw
    とにかく噛み合わない議論、読んでてハラハラ…でも読めて良かったかも。

  • 格闘技を観戦しているようで手に汗握りました。

    幸せの価値観は人それぞれ。それでいいじゃありませんか、と思えたのはよかった。

全161件中 1 - 10件を表示

プロフィール

1968年東京生まれ。
経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授。
早稲田大学ファイナンスMBA、慶応大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤務。
アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。
現在、株式会社監査と分析取締役、国土交通省社会資本整備審議会委員、中央大学ビジネススクール客員教授として活躍中。

勝間和代の作品

勝間さん、努力で幸せになれますかを本棚に登録しているひと

ツイートする