松浦弥太郎の仕事術

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 558
レビュー : 79
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023304932

感想・レビュー・書評

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  • 10年前に読んでいたら鼻で笑っていたかもしれない。それが今では仕事に取り組む前の必須の一冊になっています。
    http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage183.htm

  • 著者は「暮しの手帖」編集長を務めている。高校中退後、オールドマガジン専門店を東京に開業。その後トラックによる移動書店をスタート。同時に執筆・編集活動を行い今に至る。

    著書に「本業失格」「くちぶえカタログ」等多数。

    人生というものは、死ぬまで日々悩み続けていくことである。そのような日々の中で、知ったこと、学んだこと、大切だと思ったこと、発見したこと、感動したことなどを、著者は長年、自分のノートに書き続けておりそrをまとめたものが本書に書かれている。

    著者が考える仕事術。仕事とは社会との関係性であり、どうやって自分が社会とコミュニケーションをとるかのか。いかにしてそのコミュニケーションに価値を創造するのかということである。

    そのために最低限備えておかなければならいことを著者は3つ挙げている。
    ①きちんとした挨拶をすること
    ②身だしなみが清潔であること
    ③笑顔を忘れないこと
    このルールを仕事と暮らしにおいて大切にして過ごすことで、自分にとってのよい運気が集まってきて、その運気が自分の行いをあらゆる面で助けてくれる。

    この3つのルールを根底として本書は著者の仕事術について以下の6つに分けて説明している。
    ①働くこととは
    ②仕事と暮らしを楽しむ生き方
    ③人とかかわって働くこと
    ④仕事のための思考と発想
    ⑤時間に追われず、情報に流されず
    ⑥自分のキャリアをデザインする

    著者から受けるイメージは「自分に厳しく、人に優しい」
    自分の能力を高めるために努力を続ける著者。自分自身組織に属して仕事を行うことをウィークポイントとして捉え、敢えてそれに挑戦していく。

    全てを受け入れ、それを解決するにはどうすればいいかを日々問題意識を持ちながら仕事と生活の中に組み入れている。

    その考え方は非常にシンプル。
    最終は上記の3つのルールに集約されるものの、著者が紹介している本書の中での仕事術の説明を読んだ後ではその意味・深みも十分に理解できる。

    強いこだわりを持つ著者。しかし、それも色々な経験から基づいたもの。多くの共感を得る項目も多く憧れてしまう。

    人との関係性を非常に重視した著者の関係性は閉ざされたものではなくオープンである。

    こんな大人になっていきたいなぁと感じた一冊。
    すぐには慣れない。毎日の積み重ねで自分なりのルールを著者と同じように作っていきたい。

  • いまの自分にしっくりくる言葉もいくつかありました。またしばらく時間を置いてから読み直したいな

  • 仕事をどうしたらいいのか迷っているときに読んだ本。仕事っていうのは今でもわからないし上手くいかないけど、誠実にやっていくのが一番の近道なのかも、と思う。全然私は誠実じゃないけど。

  • 本書は、「暮しの手帖」編集長(本書出版当時)である松浦弥太郎氏の仕事術に関する本です。

    一応、帯を見ると「『暮しの手帖』編集長、書店経営、文筆家と三つの顔をもつ著者が送る、仕事の哲学と発想法。あなたの働き方・暮らし方が変わる、34の新ルール」とあります。

    34の新ルールとはいうものの、具体性という点では微妙である。
    また、帯でいうほど、内容についてはそんな立派なものではなく、なんかありきたりな一般論に適当なコメント感、という感じ。

  • ”前書きがやたら謙虚。でも自らをしっかりもっている方だと思うので購入。

    ---
    T:
    P:
    O:
    ---
    <読書メモ>”

  • 参考になります
    松浦さんは修行僧のような人
    もう少し歳をとったらもう一度参考にしたい

  • 仕事をしていく上での心構えがとても参考になった。

  • 当たり前のことばかりが書いています。
    だけれどもこの当たり前、結構できないというか
    しようとしない人も多いのではないでしょうか。

    当たり前のマナーを守る
    約束を守る、清潔感を維持する…
    社会人ならずとも当たり前に日常を送るのならば
    必要なものですね。

    ビジネスの心構えで大事なのは
    頭をしっかり使うということ。
    そして責任の所在をうやむやにしないということ。
    これも大事ですね。

    そのためには不摂生をしないこと。
    これも大事です。
    大事なことばかり。

    1つうれしかったのは
    本を持たないスタイルの私には
    素敵な言葉が書いてあったこと。
    前を向けそうです。
    1読書家として。

  • 松浦弥太郎さんがまだ暮しの手帖の編集長だった時の本。
    挨拶すること、清潔でいること、笑顔ー当たり前だけど大切で、なかなかいつもできていないことがなぜ大切か説いてある。
    休日の過ごし方とか、人付き合いとか、思っていることを代弁してくださってて、そうそう!と思いながら読んだ。
    フリーランスでなくても、組織の中で自立して仕事したいと思う人には良書。

  • きちんと挨拶をすること、身だしなみを整えて清潔であること、笑顔を忘れないこと。当たり前のことだけど仕事をするにも日常生活を送るにも重要なことだよね。

  • すごくおとなしい本だった。言葉はすごくていねい。具体性はあまりなくて、頭にあまり残らなかった

  • 「自分は何がしたいのか」ではなく、「自分を社会でどう役立てるか」を考える。約束を守り、時間を守り、その先で相手を喜ばせるかが大切。報酬には、仕事+生活+健康が含まれている。人と関わる3つのアプローチは、笑顔、挨拶、自分の意見。成長にはちょっと自信がないくらいでちょうどいい。勇気と見込をもったチャレンジは失敗しても成長できる。

  • 入社2年目くらいの頃に買ったと思われる本。
    そんな眠ってた本を今更ながら読みました。

    結論、とても良書。
    タイトルには仕事術とあるけど
    どちらかというと丁寧にシンプルに真面目に生きるためにはみたいな本。

    松浦さんの丁寧な生活ぶりがすごくわかって
    速読ではなく噛み締めながらゆっくり読みました。

    例えば
    自分は何がしたいのかじゃなくて
    自分を社会でどう役立てるかを考える。
    相手を喜ばせることが仕事なんだ。
    とか今になってようやく自分にストンと入ってくる言葉。

    身だしなみの意識、清潔感、健康、
    約束を守ることとか、そんなシンプルなことが
    本当に大事ってとても実感中。

    2年目のイケイケな時に読むんじゃなくて
    7年目の今読んで本当によかった。

  • 大して長くもなく難しくもない本なのに、あんまり好きな文章ではなくて、1年かけてようやく読み終えました。ビジネス書の類いが苦手なのもあります。
    健康管理も仕事、休日を充実させる、規則正しい生活をする、自分の予定も先に加える、とか考えや行動は似ているところもあり。PCを見ない、情報遮断とかまったく違うところもあり。
    職業は同業ではあるし、読むと謙虚な気持ちに立ち返ることができて、とても参考になりました。
    役立ったのは、納得できないときはうんと相づちを打たずに首をかしげる、というところ。ついつい、うんうんと先に受け入れてしまい、言いくるめられることもけっこうあった気がするので。

  • 本から伝わる熱量、あたたかさで松浦さんのファンに

    いやー、松浦さんのことお名前はよく伺うんだけど詳細存じ上げなくてもっとおじいちゃんかと思ってましたよ!
    5年前に出版されたこの本を書かれた時は40代前半。つまり現在もまだ40代のお方なんですね。

    この本を読んでさっそく衣がえを実施したり、毎日「くらしのきほん」のことばをかみ締めている松浦ファンになりました。(小さいおうちでゆたかな暮らし―衣替え。)

    もうね、はじめにのところがいいんですよ。『「仕事術」なんて生意気。』といって、はじまる。
    この4ページでね、熱量、あたたかさというのが伝わってきました。

    わくわくしながら、ていねいに、カフェオレを淹れてとっておきのスコーンを温めて、ゆっくりとした心持で読みました。
    馥郁と芳醇な時間の過ごし方が出来たことに感謝です。

    松浦さんの持つお知恵を、役立てて、意識的にていねいに過ごしていきたいと思います。

    仮に三足買える予算があるなら、それを二足ぶんにして、その分上質なものを長く履くことです。上質なものを大切にしながら、長期にわたって履いていく。

    これがまさに、具体的な上質な、ていねいな暮らしかた。
    実際にやってみよう、と思えますね。
    そんな素敵なことばが、集まっています。

    この間、読んでみようかなと調べた歳時記をお手元に置かれている、ということなので、こちらチェックしてみたいと思います。

    「これに使って、お金は僕に感謝してくれるだろうか?このことに使われるのはいやだと悲しむだろうか?」

    このことば、万年筆でカードに書いてお財布に入れました。お守りのことばとして。

    わたし、自分が買ってきた大事なものに関しては、自信ある。他の人じゃなくて、私に買われて、幸せだよね、と言えるように、接してあげたいと思ってる。

    人と違う方向に自分だけ行くのは、恥ずかしいし、時には笑われるし、みっともなかったり、嫌われたりしかねないからです。そうした格好悪さを正面から引き受けて、人の目を気にせず自分を貫くことも勇気です。

    これは私の経験上、強みなところは、人と違う方向に一人行ってみっともない、人に格好悪いとか、何をしているの?と言われたり思われたりしながらやったことから得られてると実感しているので、これをやっていかないと、自分はダメだなと思っています。

    心が乱れたら、その調整に、読み返していきたいな。

  • 自分の仕事の仕方を、周りに流されず構築していくという事の大切さを感じました。こなせばいい、過ぎればいい、成果が出ればいい という物でもないのだなぁ・・。
    仕事が生活の一部であり、なおかつ、生活を脅かす物であっては行けない。
    当たり前のような事だけど、肝に銘じたくなる本でした。

  • 滝をのぼり続けるそのような日々の中で、知ったこと、学んだこと、大切だと思ったこと、発見したこと、感動したことなどを、僕は長年、自分のノートに書き続けてきました。それをまとめたモノが本書に書かせていただいたものです。

    自分を社会でどう役立てるかを考える→その仕事を通じて人を幸せにしていく→毎日の働き方が変わる。

    自分自身をゼロ設定→新しい世界に飛び込む→心地よいものではないが、違う自分を見つけ出し、さらなる成長

    勉強しない→自分が知っている小さな世界にとどまり、何ら進歩がない
    勉強せずに働く→うまくいく確率が限りなく低いギャンブルみたいなもの

    仕事と車と靴の法則 ロンドン ジョン・ロブ 10万円以上 きちんと手入れさえすれば、毎日休まず履けるし、それで40年もつ
    上質で自分の足に合うものを、黒と茶で2足持つ

    駐車場に停めておいた自分の車を遠くから見たとき「ああ、何だか好きだな」と思える車に乗りたい。

    歳時記 日本ならではの季節の感覚を取り戻すことができる。

    体調のことを考えれば、コンビニのおにぎり、ファストフード、ジャンクフードはよほどのことがないと口にしなくなるはず

    車は高級→しかし、ガソリンはダメな物を使っている状態

    休日を充実させてセンスを磨く
    仕事の相手との距離 自分の成長にプラスになるように考える。

    独身 貯金ではなく、自分の中に目に見えない豊かさとして蓄える。
    「これに使って、お金は僕に感謝してくれるだろうか?」→お金は使われてうれしければ、返ってきてくれる。

  • はじめの所がぐぅっときた。

  • 一人の人間が社会とつながるための「仕事」であること。
    人との深い関わりから生まれてくる幸せはお金では買えない。
    私はいい仕事のために充実した休日を送れているだろうか。

  • 時間を守る、約束を守る、そして相手を喜ばす。前ふたつはまぁ当たり前のことで、最後のひとつは新しい視点だったので、今後実践していきたい。ただ、松浦さんの語り口は基本的に上から目線なので、心が穏やかなときじゃないと腹立って読めません笑

  • 学ぶ気持ちの大切さ、人とコミュニケーションをとるときにはまず自分の頭の中を認識すること、身体を大切にメンテナンスすること、世の中のでこぼこをイメージしながらていねいな選択をしていくこと、などなど。現代社会の中でいつも心がけたい大切なことが語られています。 そうだそうだと思いつつ、無駄な想像力をはたらかせすぎてしまったりして流しちゃうこともある、でも流してはいけないこと。 こういうことを思い出させてくれる本を、月に1冊は読まないとなぁ。

  • 構成的にも、内容的にも、弥太郎さんの著書の中でもかなりの良書だ。

    謙虚で、でも主張ははっきりと。

    日本人っぽくもあり、グローバルな視点も持つ、バランス取れた、弥太郎さんが大好きですね。

  • 良い仕事をするためには、良い休日が必要。意味のある休日。目的を持った休日…。個人的にはボーッと脱力できる休日も欲しいなぁ。きっと松浦さんも、たまには脱力していますよね。
    読後、背筋が伸びる本でした。

  • 130331*読了
    松浦さんの仕事術に限らず、生き方というのは、本当にシンプルかつベーシック。潔い。
    そんな風に生きたいと思っても、なかなかできないのが自分の弱さ。怠けている点。
    ほんの少しずつでもいい、自分の信念を貫くという姿勢。自分のベーシックを整えていきたい。

  • 職場の先輩に薦められて読んだ一冊です☆
    「暮しの手帖」編集長、書店経営、文筆家の三つの仕事を持つ松浦弥太郎さんが働き方に関する考え方をわかりやすくまとめた本です。

    時間の使い方やベースとなる考え方として大切なことが松浦さんの実体験をもとに書かれています。

    自分も徐々に中堅社員のポジションとなるが、年齢・キャリアを重ねても、好奇心とチャレンジング精神は、常に持とうと改めて感じました☆

  • 仕事とは、自分を「役立てる」こと。
    さらに、自分の仕事のスケールを大きくするには、人を立てる、人を「主役」にすること。

    「役」でつながる、2つの指摘です。

    いずれも、「暮らしの手帖」編集長、松浦弥太郎さんの著書「松浦弥太郎の仕事術」からの引用です。

    まず、「自分を役立てる」について、著者は、次のように書いています。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    人との関係の中で、どのように「自分」を生かしていくかを考えなければ、
    何をしても仕事にはならない。

    逆に自分を社会の中で役立てる方法が見つかれば、仕事になる。

    (中略)

    「自分は何がしたいか?」ではなく、
    「自分を社会でどう役立てるか」を考える。

    最終的には、その仕事を通じて人を幸せにしていくことを目標にする。

    これさえ忘れなければ、よき仕事選びができます。
    毎日の働き方が変わります。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    もう一つの、人を主役にするという指摘は、次の箇所。
    「その人の後ろの五十人を意識して仕事をする」というテーマで書かれているものです。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    人を立て、その人を主役にすること。
    これができるようになったとき、組織での仕事はずいぶん円滑にいき始めました。

    (中略)
    あらゆる仕事は、人との関係で成り立っています。

    そこでいつも自分を押し通そうとしても、よい結果にたどり着くことはありえません。

    「人を立てる」とは、相手を応援するばかりでなく、自分の仕事のスケールを大きくすることなのかもしれません。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    社会の中で人の役に立つこと、人を幸せにすることを目標にする。
    どんな仕事でも、そこを目標に進んでいけばいい。

    一人でできることは限られているので、
    人を主役にし、人を生かす。
    それによって、自分も生かされるのだと思いました。

  • 表紙と中の写真が素敵だったから。600円だし。
    買ってから佐々木俊尚が解説してるのに気付いた。内容は想像どおりだったが、常に立ち返るべき大切にしたい事柄が易しく書いてある。 西村佳哲の本に似た雰囲気はあるが、もっとビジネス・自己啓発寄り。
    最後のところがいい。『何かを何でも知っている人を目指すのはもうやめて、何も知らないからこそ、いつも自分でじっくり考える人になろう』のところ。

  • 松浦さんの仕事に対する姿勢が、ポイントにまとまれてうまく書かれていた。いつも書かれている「清潔感を大事にすること」「自己管理の大切さ」を改めて必要だなと感じ、実行しようと思う。
    私は手帳をつけるのは苦手で、私自体の仕事にスケジュールがないので必要はないが、to do リストは私生活でも必要なものかなと思う。それに振り回される自分も嫌だが。
    自分時間を作ることはとてもいいことだと思う。自分の心を整理する時間は必要だと思う。
    彼のものの考え方はとても参考になりました。

  • 内容がシンプルで読みやすい。すっと入り込んできた。

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著者プロフィール

「くらしのきほん」編集主幹、COW BOOKS主宰

「2020年 『おとなのきほん(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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